「田舎では車なしでも暮らせるのか」「移住したら夫婦で車を2台用意した方がよいのか」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
僕は千葉県一宮町へ移住して10年、家族5人で暮らしています。
我が家が所有している車は1台です。通勤や買い物、子どもの送迎、家族での外出、僕のサーフィンまで、夫婦で共用しています。
一方、僕は東京方面へ電車通勤しており、自宅から最寄り駅までは徒歩圏内です。妻の職場や日常の買い物先にも徒歩や自転車で行けるため、生活のすべてに車が必要なわけではありません。
ただし、家族分の買い物、子どもの送迎、雨の日の移動、遠方の病院への通院まで考えると、車がまったくない生活は不便だと感じます。
僕自身、一宮町へ移住してから車なしで生活した経験はありません。そのため、この記事では「車なしでも問題なく暮らせる」と断定するのではなく、10年間車1台で暮らしてきた経験をもとに、車がなくても対応できることと、車が必要になる場面を分けて紹介します。
- 一宮町で家族5人が車1台を共用している生活状況
- 通勤・買い物・送迎・通院で車が必要になる場面
- 徒歩や自転車で対応できる移動
- 車1台で暮らすメリットと困ること
- 車の維持費と移住前に確認したいこと
田舎で車なしの生活を検討している方や、移住後に必要な車の台数で迷っている方は、自分の家族構成や移住先の立地と比べながら参考にしてください。

【プロフィール】
40代から、
もう一度、海へ。
千葉・一宮を拠点に、週末のサーフィンを楽しみながら、ハイエースでの車中泊やキャンプなど「海のある暮らし」を発信しています。
サーフボード・サーフギア、ハイエースのDIY・車中泊用品、ポータブル電源など、自分で使って納得したものを実体験をもとに紹介しています。
防災士。 BLUETTI EB70Sを2年以上使用し、車中泊・キャンプだけでなく、停電への備えやCPAPの一晩使用なども実際に検証しています。
40〜50代からでも、サーフィンや車中泊、アウトドアを無理なく楽しめる「海のある暮らし」をお届けします。
結論|一宮町では立地次第で車なしでも暮らせるが我が家には1台必要
一宮町でも、駅やスーパー、病院に歩いて行ける場所を選べば、車なしで暮らせる可能性はあります。
我が家は最寄り駅まで徒歩圏内です。スーパーや個人病院にも徒歩または自転車で行けるため、通勤や最低限の買い物、近隣の病院への通院には車がなくても対応できます。
僕は東京方面へ電車通勤しており、駅までは歩いています。妻の職場も徒歩や自転車で行ける範囲にあるため、通勤だけを考えれば、夫婦それぞれに車が必要な環境ではありません。
一方、我が家は子どものいる5人家族です。
妻は仕事が終わったあと、そのまま食料品などの買い物へ行くことが多いため、普段は車を使っています。家族分の荷物を徒歩や自転車で持ち帰ることを考えると、車がある方が負担を減らせます。
子どもの部活動や学校への送迎、病院への通院でも車を使うことがあります。雨や荒天の日には、普段なら歩ける距離でも車が必要になる場合があります。
個人病院は徒歩圏内にありますが、設備の整った病院を受診する場合は、近隣の市やさらに離れた地域まで移動しなければなりません。
また、自宅周辺には日常的に利用しやすいバス路線がないため、車を手放した場合に公共交通だけで移動を補うのは難しい状況です。
| 生活場面 | 車なしでの対応 | 我が家の状況 |
|---|---|---|
| 東京方面への通勤 | できる | 最寄り駅まで徒歩圏内 |
| 妻の通勤 | できる | 徒歩や自転車でも通勤できる |
| 日常の買い物 | できるが負担がある | 家族分の荷物を運ぶため車を使用 |
| 個人病院への通院 | できる | 徒歩圏内に複数ある |
| 設備の整った病院への通院 | 難しい | 町外への移動が必要 |
| 子どもの送迎 | 難しい | 部活動や荒天時などに車を使用 |
| サーフィン | 難しい | サーフボードや道具を積んで移動 |
| バスによる移動 | 難しい | 日常的に利用しやすい路線がない |

我が家の場合、車なしでも最低限の生活はできるかもしれませんが、買い物と子どもの送迎まで考えると、車1台は必要です。
ただし、僕が通勤に車を使わないため、夫婦で2台所有する必要性は感じていません。
妻の仕事と僕がサーフィンへ行きたい日が重なり、車を使えないこともあります。それでも、事前に予定を確認すれば、現在は1台で生活できています。
田舎で必要な車の台数は、「田舎だから一家に2台」と一律に決まるものではありません。駅や店舗までの距離、通勤方法、家族構成、子どもの送迎の有無によって変わります。
一宮町で家族5人が車1台を使っている生活環境
我が家では、一宮町へ移住してから現在まで、車を所有しなかった時期はありません。
ただし、夫婦で1台ずつ所有しているわけではなく、家族5人で1台を共用しています。
僕は東京方面へ電車通勤しているため、普段の通勤に車は使いません。妻の通勤や買い物、子どもの送迎、家族での外出を中心に車を使い、予定が空いている日は僕がサーフィンへ行くときにも使用しています。
所有している車は家族で共用するハイエース1台

我が家が所有している車は、ハイエース1台です。
サーフィンや車中泊だけでなく、食料品の買い物、子どもの送迎、通院、家族での外出など、日常生活にも使用しています。
夫婦のどちらかが車を使用すると、もう一方は同じ時間に使えません。そのため、仕事や送迎などの予定を確認しながら共用しています。
妻が仕事で車を使う日と、僕がサーフィンへ行きたい日が重なり、車を使えないこともあります。
それでも、僕の通勤に車が必要ないため、現在まで1台で生活できています。
車1台で暮らせるかどうかは、家族の人数だけでなく、夫婦それぞれの通勤方法と、車を使う時間が重なる頻度によっても変わります。
最寄り駅へ歩いて行ける
我が家から最寄り駅までは徒歩圏内です。
僕は東京方面へ通勤するとき、自宅から駅まで歩いています。車で駅まで送ってもらったり、駅周辺の駐車場を利用したりする必要はありません。
駅まで歩ける場所に住んでいることは、我が家が車1台で暮らせている大きな理由です。
仮に駅まで車で移動しなければならない場所に住んでいた場合、僕が通勤で車を使っている間、妻が買い物や子どもの送迎に使えなくなります。そうなると、1台を夫婦で共用するのは難しかったと思います。
田舎で車なし、または車1台の生活を考えるなら、最寄り駅があるかだけでなく、自宅から無理なく歩けるかも確認することが大切です。
自宅周辺には日常的に利用しやすいバス路線がない
自宅周辺には、買い物や通院、子どもの送迎に日常的に利用できる路線バスやコミュニティバスがありません。
電車は東京方面への通勤に利用できますが、町内や近隣地域への細かな移動をすべて電車で補うことはできません。
車を使えない日は徒歩や自転車で対応できますが、雨の日や荷物が多い日、町外の病院へ行く場合は移動が難しくなります。
同じ一宮町内でも、駅・店舗・病院までの距離や、利用できる公共交通は住む場所によって異なります。
移住前には地図上の距離を見るだけでなく、利用したい曜日と時間帯のバスがあるか、徒歩や自転車でも移動できる道路かまで確認した方がよいでしょう。
田舎で車が必要になる5つの生活場面
駅や店舗へ歩いて行ける場所に住んでいても、すべての移動を徒歩や自転車だけで済ませるのは簡単ではありません。
我が家では、特に次の5つの場面で車を必要としています。
家族5人分の買い物
最寄りのスーパーには、徒歩や自転車でも行けます。
少量の買い物であれば車がなくても対応できますが、家族5人分の食料品や日用品を運ぶ場合は、荷物が多くなります。
飲料、米、洗剤、トイレットペーパーなどを一度に購入すると、自転車だけで持ち帰るのは大変です。
我が家では、妻が仕事の帰りにそのまま買い物へ行くことも多く、通勤と買い物を続けて済ませるために車を使っています。
徒歩や自転車で行ける距離でも、荷物の量や移動にかかる時間まで考えると、車がある方が負担を減らせます。
子どもの部活動や学校への送迎
子どもがいる家庭では、普段の通学以外にも車が必要になることがあります。
我が家でも、部活動の予定や雨・荒天時の通学など、必要に応じて車で送迎しています。
送迎が必要になる頻度や目的地は、子どもの年齢や活動内容によって変わります。
移住時に子どもが小さくても、将来の進学、部活動、習い事まで考え、徒歩や自転車、公共交通だけで対応できるか確認しておくことが大切です。
雨や荒天時の移動
晴れている日は歩ける距離でも、雨や風が強い日は同じように移動できるとは限りません。
我が家では、駅までなら雨の日も徒歩で移動しますが、買い物や子どもの送迎には基本的に車を使います。
自転車は天候の影響を受けやすく、雨の日には荷物を運びにくくなります。小さな子どもを乗せる場合や、夜間に移動する場合は、安全面も考えなければなりません。
田舎で車なしの生活を考えるときは、晴れた日の移動だけでなく、雨、強風、暑さ、寒さのなかでも続けられるかを確認することが大切です。
中型・大型病院への通院
我が家の周辺には、徒歩で通える個人病院がいくつかあります。
日常的な診察であれば、車を使わずに受診できる場合があります。
しかし、検査や専門的な治療が必要になると、町外の中型・大型病院へ行かなければならないことがあります。
電車で行ける病院であっても、駅から病院までの移動や待ち時間、体調の悪い家族を連れて行く負担まで考えると、車を使う方が移動しやすい場合があります。
病院は近くにあるかだけでなく、必要な診療科があるか、家族が体調を崩したときにどのように移動するかまで確認が必要です。
サーフィンや家族での外出
一宮町へ移住した理由の一つが、海の近くでサーフィンを続けることでした。
近くのサーフポイントへ行くときは、ビーチクルーザーを使うこともあります。車が使えない日でも、天候や荷物の量によっては自転車で海へ行けます。
ただし、冬は海から上がったあとの体が冷えやすく、濡れたウェットスーツのまま自転車で移動するのは厳しく感じます。雨や風が強い日、サーフボード以外の荷物が多い日にも、車がある方が移動しやすくなります。
一宮以外のサーフポイントへ行く場合は、サーフボードやウェットスーツなどの道具に加え、海上がりに体や道具を流すためのお湯を入れたポリタンクも積むため、車を使います。
家族で買い物やレジャーへ出掛けるときも、5人分の荷物を積める車が役立っています。
ただし、我が家には車が1台しかないため、妻の仕事と僕のサーフィンが重なれば、生活に必要な予定を優先します。
田舎で車が必要になるのは、通勤だけではありません。買い物の荷物、子どもの送迎、悪天候、町外への通院、趣味や家族での外出まで含めて判断することが大切です。
一宮町で車なしでも対応できる生活場面
田舎暮らしでは車が必要になる場面が多いものの、住む場所によっては徒歩・自転車・電車で対応できることもあります。
我が家の場合、最寄り駅や日常的に利用する施設が比較的近いため、車を使わなくても移動できる場面があります。
東京方面への通勤は徒歩と電車で完結する
僕は一宮町から東京方面へ電車通勤しています。
自宅から最寄り駅までは徒歩圏内のため、駅まで車で送ってもらう必要はありません。駅周辺の駐車場や駐輪場も利用せず、自宅から歩いて電車へ乗っています。
僕が通勤で車を使わないことにより、平日は妻が車を利用できます。
反対に、駅から離れた場所へ住み、駅まで車で移動する必要があれば、通勤中は車を自宅へ戻せません。家族が同じ車を買い物や送迎に使うことも難しくなります。
田舎から電車通勤する場合は、電車の本数や通勤時間だけでなく、自宅から駅まで徒歩で移動できるかも重要です。
妻の通勤は徒歩や自転車でも対応できる
妻の職場は自宅から近いため、車が使えない日は自転車で通勤できます。
普段は仕事のあとに買い物へ行くことが多く、移動と荷物の運搬をまとめて済ませるために車を使っています。
つまり、妻の通勤そのものに車が欠かせないわけではありません。仕事帰りの買い物や雨の日の移動まで含めると、車を使う方が便利という状況です。
職場が徒歩や自転車で通える範囲にあれば、夫婦で車1台を共用しやすくなります。
ただし、勤務先までの道路に歩道や街灯があるか、雨の日も安全に移動できるかなど、距離以外の確認も必要です。
少量の買い物なら徒歩や自転車でも行ける
我が家から最寄りのスーパーには、徒歩や自転車でも行けます。
その日に必要な食品や、持ち帰れる量の日用品であれば、車を使わなくても購入できます。
ただし、家族分の食料品、飲料、米、洗剤などをまとめて購入する場合は、徒歩や自転車では運べる量に限りがあります。
車なしで買い物を続けるなら、購入量を分ける、リュックや自転車のかごを使うなどの工夫が必要です。
我が家では徒歩や自転車も使いますが、荷物の量や天候を考え、買い物には車を使うことが多くなっています。
スーパーが徒歩圏内にあっても、家族の人数、購入する量、雨の日の移動まで考えると、車なしで無理なく買い物を続けられるとは限りません。
個人病院は徒歩で受診できる
自宅周辺には徒歩で行ける個人病院があるため、日常的な診察であれば車を使わずに受診できる場合があります。
ただし、すべての診療科や検査に対応しているわけではありません。専門的な診察や詳しい検査が必要になれば、町外の医療機関へ移動することもあります。
また、病院まで歩ける距離であっても、本人の体調や子どもの年齢によっては、徒歩での移動が難しくなることがあります。
田舎で車なしの生活を考える場合は、近くに病院があるかだけでなく、診療科、診療時間、町外の病院へ行く方法まで確認しておくことが大切です。
このように我が家では、通勤、少量の買い物、近隣の病院への通院なら、車なしでも対応できます。
しかし、家族全体の生活を考えると、徒歩や自転車だけでは補いにくい場面があるため、車1台を所有しています。
我が家が車2台ではなく1台で暮らせる理由

田舎では、大人の人数に合わせて車を所有している家庭もあります。
しかし、我が家では一宮町へ移住してから、家族で1台を共用してきました。
車を使いたい時間が重なることはあるものの、現在まで2台目が必要だと感じるほど困ってはいません。
僕が東京方面へ電車通勤している
我が家が車1台で暮らせている最も大きな理由は、僕が通勤に車を使わないことです。
自宅から最寄り駅まで歩き、東京方面へ電車で通勤しています。通勤中に車を駅へ置いておく必要がないため、その間も妻が車を使えます。
もし夫婦がそれぞれ別の場所へ車通勤していたら、1台を共用するのは難しかったと思います。
田舎で必要な車の台数を考える場合は、世帯人数ではなく、家族が同じ時間帯に車を必要とするかを確認することが重要です。
通勤と買い物を一度の外出で済ませている
妻の職場は徒歩や自転車でも行ける範囲ですが、普段は車を使うことが多くなっています。
仕事が終わったあとに、そのままスーパーやドラッグストアへ立ち寄れるからです。
通勤と買い物を別々に行うよりも、一度の外出で済ませた方が移動時間を減らせます。家族分の食料品や日用品も車へ積めるため、徒歩や自転車より負担が少なくなります。
車を1台にする場合は、誰が優先して使うかだけでなく、通勤、買い物、送迎をまとめて済ませられるかも考える必要があります。
家族の予定を確認して車を共用している
車を1台だけ所有する場合、夫婦が自由に使えるわけではありません。
我が家でも、妻の仕事、子どもの送迎、家族の予定、僕のサーフィンが重ならないかを確認しています。
生活に必要な通勤、買い物、送迎を優先し、空いている日に僕がサーフィンや外出で使う形です。
近くの海であればビーチクルーザーを使うこともできるため、車が使えないから必ずサーフィンへ行けないわけではありません。
ただし、冬や悪天候の日、別のサーフポイントへ行きたい日は車が必要になるため、予定によっては見送ることもあります。
駅周辺の駐車場を利用する必要がない
僕は最寄り駅まで歩いているため、駅周辺の月極駐車場やコインパーキングを日常的に利用していません。
車を通勤に使わないだけでなく、駅までの移動にも使わないため、車を自宅に残せます。
また、所有している車は自宅の敷地内に駐車しているため、月々の駐車場代もかかっていません。
車1台を所有していても、駐車場代が必要な家庭と、自宅に駐車できる家庭では維持費に差が出ます。
1台で困るのは夫婦の予定が重なったとき
車1台で大きな問題なく生活できていますが、不便がないわけではありません。
妻が仕事や買い物で車を使っている間は、僕がサーフィンや用事で使うことはできません。
反対に、僕が車で外出すれば、妻や子どもの急な移動に対応しにくくなります。
現在は事前に予定を確認することで対応できていますが、夫婦ともに車通勤が必要になったり、子どもの送迎先が増えたりすれば、1台では足りなくなる可能性があります。
我が家が車1台で暮らせているのは、駅まで歩けること、僕が電車通勤していること、夫婦で予定を調整できること、自宅に駐車できることが重なっているためです。
車なしと車1台では生活費がどのくらい変わる?
田舎で車を所有すると、車両の購入費だけでなく、燃料代、税金、保険、車検、駐車場、整備などの費用がかかります。
車なしで暮らせれば、これらの維持費を減らせます。
一方、車を所有しないことで、タクシー、宅配、ネットスーパー、レンタカーなどの利用が増える可能性もあります。単純に車の維持費だけをなくせるとは限りません。
我が家では、徒歩と自転車だけで補える移動もありますが、家族5人分の買い物や子どもの送迎を考え、車1台を所有しています。
現在確認できている費用だけで単純に比較すると、車を所有しない場合は年間約30.4〜37.6万円の支出を減らせる計算です。
ただし、タクシー、宅配、ネットスーパー、レンタカーなどを利用すれば、その分だけ実際の差額は小さくなります。
ハイエースで現在確認できている年間費用は約30.4〜37.6万円
我が家が所有している7型ハイエース・ワイドバン・1ナンバー・ディーゼル車では、自動車税、車検費用、任意保険、軽油代を合わせた年間費用が約30万3,500〜37万5,500円です。
確認できている費用を月額に換算すると、約2万5,300〜3万1,300円になります。
| 項目 | 年間費用・目安 |
|---|---|
| 自動車税 | 16,000円 |
| 車検費用 | 29,500円 |
| 任意保険 | 約90,000円 |
| 軽油代 | 約168,000〜240,000円 |
| 駐車場代 | 0円 |
| 現在確認できている年間合計 | 約303,500〜375,500円 |
| オイル交換・修理・タイヤ交換など | 上記の合計に含めていない |
| 車両の購入費 | 上記の合計に含めていない |

軽油代は、月約14,000〜20,000円を12か月分に換算した目安です。毎月の走行距離や軽油価格によって変わります。
車検費用29,500円は、僕がハイエースのユーザー車検で実際に支払った金額です。ディーラーや整備工場へ依頼した場合の点検・整備費用や代行費用は含まれていません。
ここで紹介した約30万3,500〜37万5,500円は、現在金額を確認できている費用の合計です。
車両の購入費、オイル交換、定期的な点検、修理、部品交換、タイヤの購入・交換などは含めていません。
また、この1年間にタイヤ交換がなかったとしても、今後交換費用が発生しないという意味ではありません。車の状態や走行距離によって必要な整備と費用は変わります。
そのため、約30万3,500〜37万5,500円だけで毎年必ずハイエースを維持できるわけではありません。

自宅に駐車しているため駐車場代はかからない
我が家では、車を自宅の敷地内に駐車しているため、月々の駐車場代はかかりません。
駅まで歩いているので、通勤のために駅周辺の駐車場を契約する必要もありません。
田舎では自宅に車を置ける場合がありますが、すべての住宅で駐車場代がかからないわけではありません。
賃貸住宅や駅周辺の住宅では、家賃とは別に駐車場代が必要になることがあります。車を所有する前に、自宅へ駐車できるか、月極駐車場が必要かを確認する必要があります。
例えば、駐車場代が月10,000円なら年間120,000円、月15,000円なら年間180,000円です。
車本体にかかる税金や燃料代だけでなく、駐車場所の費用も含めて計算することが大切です。
車を所有する費用と得られる利便性を比べる
車1台を所有するために、我が家では現在確認できているだけでも年間30万円以上の費用がかかっています。
車なしで暮らせれば大きな支出を減らせますが、我が家の場合は買い物、子どもの送迎、町外への通院、家族での外出、サーフィンなどに影響します。
特に、雨の日に家族分の買い物をする場合や、子どもの急な送迎が必要になった場合は、車があることで移動しやすくなります。
反対に、駅や店舗、病院が徒歩圏内にあり、送迎が必要な家族もいなければ、車を所有しないことで生活費を抑えられる可能性があります。
車を持つか迷ったときは、維持費だけでなく、車がない場合に増える移動時間、荷物を運ぶ負担、タクシーや宅配などの費用も含めて比較します。
我が家では、夫婦それぞれが1台ずつ所有する必要性は感じていません。
現在確認できている年間費用と生活の利便性を比べると、我が家には車なしでも2台所有でもなく、家族で1台を共用する形が合っています。
田舎で車なし生活ができる人・難しい人
田舎で車なし生活ができるかは、地域名だけでは判断できません。
同じ市町村でも、駅前と郊外では、利用できる電車やバス、店舗、病院までの距離が異なります。家族構成や通勤方法によっても、車の必要性は変わります。
一宮町でも、生活に必要な施設が徒歩圏内にまとまっている場所なら、車なしで暮らせる可能性があります。
一方、駅から離れた場所や、子どもの送迎が必要な家庭では、車がないことで生活の負担が大きくなる場合があります。
車なしでも暮らしやすい人
田舎でも、次の条件がそろっている人は、車なし生活を検討しやすくなります。
- 自宅から駅まで無理なく歩ける
- 通勤や通学を電車・徒歩・自転車で完結できる
- スーパーやドラッグストアが徒歩圏内にある
- 少量ずつ買い物をする生活に対応できる
- 徒歩で受診できる病院がある
- 子どもや家族の送迎がほとんど必要ない
- 雨の日も徒歩で移動できる
- 必要に応じて宅配やタクシーなどを利用できる
- 車が必要な外出の頻度が少ない
単身世帯や夫婦のみの世帯で、駅や店舗に近い場所に住んでいる場合は、家族世帯よりも車なし生活を続けやすい可能性があります。
荷物が多い買い物を宅配で補い、遠方への外出時だけレンタカーやタクシーを利用する方法も考えられます。
ただし、我が家ではネットスーパーや宅配、タクシーを日常的に利用していません。利用できるサービスや料金は地域によって異なるため、移住前に確認が必要です。
また、徒歩圏内という言葉の感じ方は人によって違います。地図上では近く見えても、坂道、歩道、街灯、交通量などによって歩きにくい場合があります。
実際に歩いて、日常的に続けられる距離かを確認することが大切です。
車なしでは不便になりやすい人
次の条件に当てはまる人は、車なしで暮らすと移動の負担が大きくなる可能性があります。
- 自宅から駅やバス停まで遠い
- 通勤先へ公共交通だけでは行きにくい
- 家族分の食料品や日用品をまとめて購入する
- 子どもの学校、部活動、習い事などで送迎が必要
- 町外の病院へ定期的に通院する
- 雨や荒天の日にも外出する必要がある
- 早朝や夜間に移動することが多い
- サーフィンやアウトドア用品など大きな荷物を運ぶ
- 家族が同じ時間帯に別々の場所へ移動する
特に子育て世帯では、現在の通学だけでなく、子どもが成長したあとの部活動、習い事、進学先まで考える必要があります。
小さいうちは徒歩で通える場所だけで生活できても、行動範囲が広がると送迎が必要になることがあります。
通院についても、近くに個人病院があるだけで十分とは限りません。専門的な診察や検査が必要になった場合に、町外の病院までどのように移動するかを確認しておくことが大切です。
また、夫婦ともに車通勤が必要な場合や、同じ時間帯に別々の送迎がある場合は、車1台でも足りない可能性があります。
田舎で車なし生活ができるかは、「駅がある」「スーパーがある」だけでなく、家族全員の1日の移動を徒歩・自転車・公共交通で再現できるかで判断します。
我が家は徒歩や自転車で対応できる移動もありますが、買い物、送迎、町外への通院を考えると、車なしよりも1台を共用する生活が合っています。
移住前に確認したい車なし生活の6項目

田舎で車なし生活を考える場合、地図上で駅や店舗の場所を確認するだけでは十分ではありません。
実際に生活する時間帯に現地を歩き、買い物や通勤、通院、子どもの送迎を無理なく続けられるかを確認することが大切です。
電車通勤や通学を予定している場合は、自宅候補から最寄り駅まで実際に歩きます。
地図に表示される距離や所要時間だけでは、坂道、歩道、信号、交通量、街灯の有無までは分かりません。
朝の通勤時間帯だけでなく、帰宅する夜間にも安全に歩けるかを確認します。雨の日に傘を差し、仕事用の荷物を持った状態でも続けられるかを考えることも必要です。
駅まで自転車を使う場合は、駐輪場の場所、利用料金、空き状況も確認します。
電車の本数や終電時刻に加えて、運休や遅延が発生した場合に帰宅する方法も考えておくと安心です。
スーパーが徒歩圏内にあっても、家族分の食料品や日用品を持ち帰れるとは限りません。
移住前には、自宅候補からスーパーまで歩き、実際に買い物をしたつもりで帰りの荷物まで想定します。
米、飲料、洗剤、トイレットペーパーなど、大きく重い商品をどのように運ぶかも確認が必要です。
自転車を使う場合は、かごに積める量や道路の安全性、店舗の駐輪場所を確認します。
車なしで運びきれない場合は、宅配やネットスーパーを利用できるか、配送料はいくらか、希望する時間帯に受け取れるかも調べておきます。
晴れた日に歩ける距離でも、雨や強風、真夏の暑さ、冬の寒さのなかで同じように移動できるとは限りません。
特に自転車を主な移動手段にする場合、悪天候の日に使えなくなる可能性があります。
通勤や買い物を休めない日に、徒歩、電車、バス、タクシーなどで代わりに移動できるかを確認します。
子どもや高齢者と一緒に移動する家庭では、一人で歩く場合よりも時間がかかります。荷物を持ったまま安全に移動できるかも考える必要があります。
車なし生活が成り立つかは、天気のよい日ではなく、移動条件が悪い日を基準に判断した方がよいでしょう。
子育て世帯は、現在の通園や通学だけでなく、子どもが成長したあとの移動も確認します。
学校、部活動、習い事、塾などの場所と、公共交通で通える時間帯を調べます。
行きは電車やバスを利用できても、活動が終わる時間には最終便が終わっている場合があります。大会や行事で早朝に集合する可能性もあります。
雨や荒天の日、荷物が多い日、子どもが体調を崩した日など、通常とは異なる状況も想定します。
複数の子どもが別々の場所へ移動する家庭では、同じ時間帯に送迎が重ならないかも確認が必要です。
自宅の近くに病院があっても、必要な診療科や検査設備があるとは限りません。
普段受診する個人病院に加えて、夜間や休日に受診できる医療機関、専門的な検査や治療を受けられる病院までの移動方法を調べます。
体調のよいときには歩ける距離でも、発熱やけがをした状態では徒歩での移動が難しくなることがあります。
家族を付き添わせる必要がある場合や、公共交通が動いていない時間帯に受診する場合も考えなければなりません。
電車やバスで通院できない場合は、タクシーを呼べる地域か、どの程度の料金がかかるかも確認しておくと安心です。
移住先を決めるときは、現在車を運転できるかだけでなく、将来運転できなくなった場合の生活も考える必要があります。
僕自身、この記事を書くまで、高齢になって運転できなくなったあとの生活を具体的に考えたことはありませんでした。
現在は駅や個人病院へ歩いて行けますが、家族分の買い物や町外の病院への通院をどのように補うかは、今後考えなければならない課題です。
年齢を重ねると、現在は問題なく歩ける距離でも負担になる可能性があります。店舗や病院が営業を続けているとも限りません。
家族による送迎、宅配、タクシー、地域の移動支援など、車を運転しなくなったあとに利用できる方法を確認します。
田舎で車なし生活を検討するなら、自宅候補から駅、スーパー、病院まで実際に移動し、現在だけでなく家族構成や年齢が変わったあとの生活まで確認することが大切です。
田舎の車なし生活に関するよくある質問
まとめ|田舎で車なし生活ができるかは駅・買い物・家族構成で決まる
一宮町へ移住して10年、我が家は家族5人で車1台を共用してきました。
僕は東京方面へ電車通勤しており、最寄り駅まで歩いています。妻の職場やスーパー、個人病院にも徒歩や自転車で行けるため、日常のすべてに車が必要な環境ではありません。
それでも、家族分の買い物、子どもの送迎、雨の日の移動、町外の病院への通院を考えると、我が家にとって車1台は必要です。
一方、僕が通勤で車を使わないため、現在は夫婦で2台所有する必要性を感じていません。
- 駅まで歩けるため東京方面への通勤に車は使わない
- 妻の通勤は徒歩や自転車でも対応できる
- 少量の買い物や個人病院への通院は車なしでもできる
- 家族分の買い物や子どもの送迎には車を使う
- 雨や荒天の日は車がある方が移動しやすい
- 町外の病院や遠方への外出には車が必要になりやすい
- 近くの海にはビーチクルーザーで行くこともある
- 家族の予定を調整すれば車1台で暮らせる
- 車を所有する場合は維持費も生活費に含める
田舎で車なし生活ができるかは、「田舎だから車が必要」「駅が近いから車はいらない」と一律には決められません。
駅、スーパー、病院までの距離だけでなく、荷物の量、子どもの送迎、悪天候の日の移動、家族が同時に車を使う可能性まで確認する必要があります。
車を所有する場合は、燃料代、税金、保険、車検、整備などの費用も生活費に含めて考える必要があります。
我が家のハイエースでは、自動車税、車検費用、任意保険、軽油代を合わせた年間費用が約30万3,500〜37万5,500円です。ただし、車両の購入費や金額を確認できていないメンテナンス費などは含めていません。
それでも、買い物や送迎にかかる時間と負担を考えると、現在の我が家には車1台を共用する生活が合っています。
田舎へ移住する前に、自宅候補から駅、スーパー、病院まで実際に歩き、車なしでも家族全員の生活が成り立つか確認してください。
また、現在は車を運転できても、年齢を重ねて運転しなくなった場合の移動方法は、僕自身もこれから考えていかなければならない課題です。

田舎で車なしの生活を考えている方は、車の台数だけでなく、現在と将来の暮らし全体を確認したうえで住む場所を決めることが大切です。


コメント