どうも!みんなの波乗りブログのひろくま(@hirokuma2022)です!
40〜50代になってサーフィンを再開したり、これから始めようとすると、MID02とMiniMalってどっちが自分に合うの?という悩みに必ずぶつかりますよね。
- テイクオフを優先させたい
- MiniMalの軽さも気になる
- サイズ選びで失敗したくない
- どっちが“今の自分”に合うのか判断が難しい
こんな迷いを抱えているミドル世代の方はとても多いです。
僕自身、これまでMID01→MID02と順番に乗り継いできて、ミドル世代にとって浮力・長さ・取り回しがどれだけ上達に影響するかを実感してきました。
この記事では、ナナゼロのミッドレングスMID02とMiniMalを比較しながら、40〜50代の初心者・再開サーファーにとってどっちが合うのかを、テイクオフ・パドル・取り回しの観点から整理しています。
【この記事を読んでわかること】
- MID02とMiniMal、どっちが自分に合うかがすぐ判断できる
- テイクオフ/パドル/取り回しの違いが数字と特徴から理解できる
- 40〜50代の初心者・再開組が失敗しない選び方の基準 がつかめる
- 波のコンディション別に、どのモデルが向いているかが理解できる
まずは「今の自分」に近いほうからチェックしてみてください。
どちらか一方だけ決め打ちする必要はありません。
この記事を読みながら、波のサイズや通うポイントにあわせてじっくり検討してみてください。
まずは結論|MID02とMiniMalはどっちが自分に向いている?

最初に、用途別にどちらを選ぶべきかをシンプルに整理します。
ミドル世代の方が迷うポイントはほぼ次の5つに集約されます。
| こんな目的・状況のとき | おすすめモデル |
|---|---|
| テイクオフの安定を最優先したい | MiniMal |
| 取り回しの軽さを重視したい | MID02 |
| 週1ペースでサーフィンすることが多い | MID02 限られた時間でも波に乗る本数を増やしやすいモデル |
| 普段は小波で入ることが多い | MiniMal |
| サイズアップした日の安定も確保したい | MID02 |
今年中にテイクオフ成功率を上げたいか、パドルの負担を減らしたいかで選ぶと失敗しません。
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スペック比較|MID02とMiniMalの“数字の違い”を整理

まずは数字面から、2つのモデルがどんな特徴を持っているのかを整理します。
長さ・幅・厚み・ボリューム・重量の違いは、そのままテイクオフの速さ・安定性・取り回しに直結します。
長さ(7’4” vs 8’0〜8’2”)
MID02は 7’4” と、ミドル世代にとって扱いやすい絶妙な長さです。
長さとロッカーのバランスが良く、推進力が出やすく、テイクオフ時の安定性が高いのが特徴です。
一方 MiniMalは 8’0〜8’2” が中心。
長さがある分、
- 直進安定性は高い
- よりゆったりした浮力感
- その割に取り回しは軽い
というロング寄りの安心感を持ちながら、短い板ほどの重さはないため幅広いレベルの人が扱いやすいモデルです。
幅・厚み・ボリューム
MID02は、
- しっかりしたボリューム
- ミドル世代でも沈まない浮力
- パドルで前に出やすいバランス
といった特徴があり、波のキャッチが早いモデルです。
MiniMalも十分な浮力を持っていますが、さらに軽さと幅広さによる安定感が加わります。
- ミスしても立て直しやすい
- 小波でも滑り出しがスムーズ
という点で、安心感はかなり高めです。
重量(WOOD SKIN/STANDARD)
🔶 MiniMal
EPSコア×軽量構造のため、とにかく軽く扱いやすいのが特徴。
| メリット | 気をつけたいポイント |
|---|---|
| 全体的に軽く、持ち運びや車の積み下ろしが楽 パドリングが軽く、長時間入っても疲れにくい 軽量+幅広設計でバランスがとりやすく、方向転換しやすい 小柄な方や力に自信のない方でも扱いやすい | 軽いぶん、強い風の影響を受けやすい サイズが上がる日は、板が浮きやすく安定性が落ちる場面がある 重心が軽いことで、スピードが出たときの安定感はMID02に劣る |
🔷 MID02
MID02もEPS(WOOD SKIN構造)で十分軽量ですが、適度な重量バランスがあり、スピードが出たときの安定感を感じやすいモデルです。
| メリット | 気をつけたいポイント |
|---|---|
| 適度な重量バランスがあり、スピードが出たときの安定感を感じやすい テイクオフ時にレールが入りやすく、ブレにくい サイズのある日でも落ち着いて乗れるバランスの良さ “軽すぎない”ことで、体重があるミドル世代でも安定しやすい | MiniMalほど軽くないため、持ち運びや取り回しで重さを感じる場面がある EPS構造のため、強風の日は浮きやすくなる 重さがあるぶん、長時間のパドリングでは疲れを感じることもある |
📊 MID02 vs MiniMal|スペック比較表
| 項目 | MID02 | MiniMal |
|---|---|---|
| 長さ | 7’4” | 8’0”〜8’2” |
| 幅・厚み・ボリューム | 十分な浮力でテイクオフが早い | ゆとりのある浮力+軽さで扱いやすい |
| 重量 | ややしっかりめ(スピード時の安定感) | 軽い(パドルが楽/扱いやすい) |
| 特徴 | 推進力・安定感・サイズ対応力 | 軽さ・小波での楽しさ・扱いやすさ |
テイクオフ重視ならMiniMal、扱いやすさ・取り回し重視ならMID02が目安になります。
最終的な答えは、あなたがどんな波でどんなふうに楽しみたいかで決まります。
焦らず、波のサイズや通う頻度も含めて、じっくり選んでいきましょう。
実際の使用感の違い

スペックの差は、そのまま乗り味の違いにつながります。
ここでは、テイクオフ・パドリング・取り回しの3つを軸に、どのように違いが出るのかを整理していきます。
テイクオフの安定性
MiniMalは長さと浮力が大きく、滑り出しがとても軽い板です。
小波でもスッと走り出し、立ち上がりの安定感も得やすいため、テイクオフの成功率を高めたい方に向いています。
MID02は7’4”という扱いやすい長さの中に、バランスの良いロッカーと安定した浮力が組み込まれており、ミッドレングスとしてはキャッチが早く、スムーズにスピードを得られるモデルです。
ただし、テイクオフ全体の成功しやすさに関しては、長さと浮力に余裕があるMiniMalが優位になる場面が多いと考えて問題ありません。
パドリングの快適さ
MiniMalはEPS構造の軽さと、長さ・浮力の組み合わせによって、少ない力で進みやすい特徴があります。
長時間海に入る日や、流れがあるコンディションでも、軽さのおかげで疲れが出にくい印象があります。
MID02も滑り出しの良さがあり十分に進みますが、MiniMalの軽快なパドル感と比較すると、長距離の移動や流れが強い日の快適さで差が出る場合があります。
ターン・取り回し
MiniMalは軽く扱いやすい設計で、スピードが出ていないときでも反応が早く、方向転換しやすい板です。
小波でも調整がしやすく、ゆったりと遊ぶような乗り方がしやすい特性があります。
MID02は重心の安定感があり、スピードをつけた状態でも軌道がぶれにくいのが特徴です。
波の面を広く使いながらラインを描くような乗り方をしたい方には、MID02の乗り味が合います。
波のコンディション別|どんな波でどちらが活きるか


同じモデルでも、波のサイズやパワーが変わると扱いやすさが大きく変わります。
ここでは、ミドル世代の週1サーフィンを想定しながら、小波〜サイズアップまでの違いを整理します。
小波(膝〜腰)
MiniMalは滑り出しがとても軽く、パワーの弱い波でも走り出しが早いため、小波で特に扱いやすさが際立ちます。
横へつなぐスピードも出やすく、波数の少ないコンディションでも楽しみやすいモデルです。
MID02もキャッチは早いですが、小波限定で見るとMiniMalの乗りやすさが一歩リードします。
腰〜胸
MiniMalは滑り出しが軽く、やや力のある波でもスムーズに走り始めます。
反応も早く、波に合わせながら方向を変えやすいので、遊びやすさを感じる場面が多いサイズです。
MID02は、スピードがついてからの安定感が高く、横への伸びが出しやすい乗り味です。
体重を預けても軌道が乱れにくいため、しっかり滑りたい方には向いています。
胸〜肩(サイズアップした日)
MiniMalも乗れますが、浮力と軽さの特性が強く出て、波のパワーに押されてしまう場面が増えます。
スピードが付きすぎたり、風がある日はコントロールが難しく感じやすい領域です。
一方MID02は、重心が安定しており、スピードが出ても板が暴れにくいのが特徴です。
サイズのある日のほうが乗り味が整う感覚を持つ方も多く、守備範囲が広いモデルといえます。
頭前後(ハード気味のコンディション)
MiniMalはこのサイズ帯になると、軽さが裏目に出て、波のパワーと風の影響を受けやすくなります。
レールが浮きやすい場面もあり、ミドル世代には扱いにくいケースが増えます。
MID02は長さ・浮力・ロッカーのバランスが良く、スピードがついた状態でも落ち着いて乗りやすいため、無理をしない範囲であれば頭前後でも扱いやすさがあります。
📊 MID02 vs MiniMal|コンディション別の比較表
| 波のサイズ | MID02 | MiniMal |
|---|---|---|
| 小波(膝〜腰) | 走るが軽さでは負ける | 小波で最も扱いやすい |
| 腰〜胸(普段の波) | スピード・安定が両立 | 遊びやすく軽快 |
| 胸〜肩(サイズアップ) | 安定してコントロールしやすい | パワーの強い波は苦手になりやすい |
| 頭前後(ハード気味) | ミドル世代でも扱いやすい範囲 | 浮力と軽さが裏目に出やすい |
失敗しない選び方のポイント


MID02とMiniMalはどちらもミドル世代に合うモデルですが、目的が違うので、3つのポイントだけ押さえれば迷わなくなります。
テイクオフの成功率を最優先するなら MiniMal
まず1本でも多く立ちたい、週1サーフィンで着実に成功体験を積みたい、という方にはMiniMalが向いています。
長さと浮力がしっかりあるため、波のパワーが弱い日でも滑り出しが早く、立ち上がる瞬間の安定も得やすいモデルです。
「とにかくまず乗れるようになりたい」ならMiniMal。
軽さより“扱いやすさ・取り回し”を優先するなら MID02
MiniMalは軽くて扱いやすいモデルですが、操作性・取り回しのしやすさという観点ではMID02が向いています。
MID02は長さが6’8”〜7’4”でコンパクトなため、
- 方向転換のしやすさ
- 重心の安定
- 横に伸びるターンのしやすさ
このあたりの扱いやすさが際立ちます。
「扱いやすい長さで、コントロールしながら滑りたい」ならMID02。
小波中心でサーフィンするなら MiniMal
膝〜腰の波が多いポイントや、小波での練習が中心の方はMiniMalが扱いやすくなります。
滑り出しが軽く、少ないパワーでもスッと走り始めるので、波が小さい日でもストレスなく続けられます。
逆にMID02は、腰〜胸以上の少し力のある波で乗り味が整いやすい板です。
「小波が多い環境」なら MiniMal が効率的。
よくある質問|MID02とMiniMalのQ&Aまとめ
MID02とMiniMalで迷っている読者の方からよく寄せられる質問を、Q&A形式でまとめました。
初心者・再開サーファーがつまづきやすいポイントを中心に、選び方の判断基準を整理しています。
まとめ|40〜50代の再開サーファーはまずは「波が取れるほう」を選ぶべき


ミドル世代の週1サーフィンでは、どれだけ波に乗れるかが上達のスピードを大きく左右します。
テイクオフが安定し、1本でも多く立てるようになると、パドルの余裕・ポジション取り・視野の広さなど、次のレベルに必要な力が自然と身についていきます。
その視点で見ると、
という選び方が、40〜50代の再開組にはもっとも無理がありません。
どちらを選んでも間違いではありませんが、波が取れるモデルからスタートするほうが、長く続けやすく、成長も安定します。
ここまで読んでいただきありがとうございます。僕自身、ミドル世代になって再開したサーファーですが、結局いちばん大事だったのは1本でも多く波に乗れる板を選ぶことでした。
波数が増えると、海がもっと楽しくなって、自然と続けられて、気づけばまた成長している。
そんなサイクルをつくりやすいのが、今回の2モデルです。
あなたのサーフィンが、これからもっと軽く、もっと続きやすくなることを願って書きました。
ぜひ、あなたに合った1本を選んでください。
バイバーイ!ひろくま(@hirokuma2022)でした。






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