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車中泊にポータブル電源はいらない?2年以上使って分かった必要性と容量の選び方

車中泊で使うポータブル電源の必要性と容量の選び方を解説するアイキャッチ

車中泊を始めようとすると、よくおすすめされるのが「ポータブル電源」です。

ただ、これから購入を考えている方の中には、

「車中泊にポータブル電源って本当に必要?」
「スマホの充電くらいならモバイルバッテリーで十分では?」
「高いものを買って、結局使わなかったらもったいない……」

と感じている方も多いのではないでしょうか。

結論からいうと、ポータブル電源がなくても車中泊はできます。

僕自身、ハイエースで車中泊をしていますが、すべての人に「絶対に必要」とは思っていません。

ただし、実際にポータブル電源を2年以上使ってきて感じるのは、スマホの充電だけではなく、車内で電気を自由に使えるようになることで、車中泊の快適さは大きく変わるということです。

特に、家族での車中泊や連泊、暑さ・寒さへの対策まで考えると、「何に使うのか」「どのくらいの容量が必要なのか」を購入前に考えておくことが重要です。

この記事を読んでわかること

・車中泊にポータブル電源は本当に必要なのか
・ポータブル電源がなくても困らない人・あった方がいい人
・車中泊でポータブル電源を何に使うのか
・車中泊にはどのくらいの容量が必要なのか
・ポータブル電源を選ぶときに確認したいポイント

「とりあえず大容量を買えばいい」ではなく、自分の車中泊に必要な容量を選べるようになることを目指して解説していきます。

この記事を書いた人
ひろくま(吹き出し)
ひろくま

【プロフィール】

40代から、
もう一度、海へ。

千葉・一宮を拠点に、週末のサーフィンを楽しみながら、ハイエースでの車中泊やキャンプなど「海のある暮らし」を発信しています。

nanazero MID01 6’4とMID02 7’4を実際に使用し、40〜50代・再開組の目線でサーフボード選びやサーフィンを続ける方法を紹介。

さらに、ハイエースのDIY・車中泊用品・ポータブル電源なども、自分で使って納得したものだけを実体験をもとに紹介しています。

40〜50代からでも、サーフィンや車中泊、アウトドアを無理なく楽しめる「海のある暮らし」をお届けします。

目次

車中泊にポータブル電源はいらない?結論から解説

結論からいうと、スマホの充電や車内照明だけで十分なら、車中泊にポータブル電源は必須ではありません。

モバイルバッテリーや充電式のLEDランタンがあれば、一晩の車中泊なら困らない人もいると思います。

一方で、僕はハイエースでの車中泊やキャンプにポータブル電源を持っていきます。

実際に2年以上使ってきて感じているのは、「車中泊ができるか」ではなく「車内でどこまで快適に過ごしたいか」で必要性が変わるということです。

僕の場合は、車中泊やキャンプで主に次のような機器に使っています。

  • スマートフォン
  • MacBook Air
  • 扇風機
  • CPAP
  • 場合によってはNintendo Switchなどのゲーム機

スマホだけならモバイルバッテリーでも対応できますが、ACコンセントを使う機器や複数のデバイスを充電するようになると、ポータブル電源があると便利です。

特に家族で出掛ける場合は、僕だけでなく家族のスマホやゲーム機などを充電することもあります。

僕が使っているBLUETTI EB70Sは716Whですが、2泊3日の車中泊やキャンプでも使ってきました。4泊5日の旅行では、ハイエースで移動している間に充電しながら使用しています。

ポータブル電源は「車中泊に絶対必要なもの」ではありません。

しかし、車内で使いたい電化製品が増えたり、家族で連泊したりするなら、あることで車中泊の自由度はかなり高くなります。

ポータブル電源がなくても困りにくい人

  • スマホはモバイルバッテリーで十分
  • 車中泊は1泊程度が中心
  • 電気を使う家電をほとんど持ち込まない
  • LEDランタンなどを充電してから出発する
  • 車内では寝ることが中心

このような使い方なら、無理にポータブル電源を購入する必要はないと思います。

ポータブル電源があると便利な人

  • 車中泊やキャンプで連泊する
  • 家族で複数のスマホやゲーム機を充電する
  • MacBookなどのパソコンを使う
  • 扇風機などの家電を使いたい
  • ACコンセントが必要な機器を使う
  • 車中泊だけでなくキャンプや防災にも使いたい

特に僕のように、車中泊・キャンプ・普段の備えを1台で兼用したい人には、ポータブル電源は使い道の多いアイテムだと感じています。

車中泊でポータブル電源は何に使う?実際の使い道

ポータブル電源を持っていないと、「車中泊でそんなに電気を使うの?」と思うかもしれません。

僕も実際に使ってみるまでは、スマートフォンを充電するくらいならモバイルバッテリーでも十分だと思っていました。

ところが、車中泊やキャンプを繰り返していると、スマートフォン以外にも電気を使いたい場面が少しずつ増えてきます。

特に連泊や家族での車中泊では、複数の機器をまとめて使えることがポータブル電源の大きなメリットです。

僕が実際に使っている機器を例に紹介します。

スマートフォンやゲーム機を充電する

もっとも使用頻度が高いのは、スマートフォンなどの充電です。

1人で1泊するだけならモバイルバッテリーでも十分対応できますが、家族で出掛けると充電する機器の数が増えます。

スマートフォンだけでなく、Nintendo Switchなどを持っていくこともあるため、複数の機器を充電できるポータブル電源があると便利です。

特に連泊すると、「出発するときに満充電にしておけば大丈夫」というわけにはいかなくなります。

MacBook Airを車内で使う

僕は車中泊やキャンプにMacBook Airを持っていくことがあります。

ブログの記事を書いたり、撮影した写真を確認したりするときにもポータブル電源から充電できます。

スマートフォンだけなら小型のモバイルバッテリーでも対応できますが、パソコンまで使うようになると、ポータブル電源がある安心感は大きくなります。

扇風機など季節の電化製品を使う

暑い時期の車中泊では、扇風機を使うこともあります。

車中泊では就寝中にエンジンを停止することが基本になるため、車の電源に頼らず使える電源があると便利です。

ただし、夏の暑さは扇風機だけで安全に対応できるとは限りません。

気温や車内温度が高い場合は、ポータブル電源があることを前提に無理な車中泊をしないことも大切です。

CPAPなど就寝中に必要な機器を使う

僕の場合、就寝時にCPAPを使用することがあります。

こうした就寝中に電源が必要な機器を車内で使用する場合は、スマートフォンの充電とは違い、必要な時間を安定して使えるだけの容量を考える必要があります。

同じ「車中泊でポータブル電源を使う」といっても、スマートフォンを充電する人と、一晩中機器を動かす人では必要な容量が大きく変わります。

だからこそ、ポータブル電源は容量の大きさだけで選ぶのではなく、「何を・何時間使うのか」から考えることが重要です。

この考え方ができると、自分の車中泊に必要なポータブル電源の容量も見えてきます。

車中泊に必要なポータブル電源の容量はどのくらい?

車中泊用のポータブル電源を選ぶときに、僕が特に重要だと思うのが「容量」です。

ポータブル電源には300Wh前後のコンパクトなモデルから、1000Whを超える大容量モデルまであります。

数字だけを見ると「大きい方が安心」と考えてしまいますが、容量が大きくなるほど本体も重くなり、価格も上がる傾向があります。

そのため、車中泊では「何Whあれば安心か」ではなく、「何を・何時間使いたいのか」から必要容量を考えることが大切です。

Wh(ワットアワー)とは?

ポータブル電源の商品ページを見ると、「500Wh」「768Wh」「1024Wh」などの数字が表示されています。

Wh(ワットアワー)は、ポータブル電源がどのくらいの電力量を蓄えられるかを表す単位です。

考え方はそれほど難しくありません。

たとえば、消費電力50Wの機器を5時間使う場合、

50W × 5時間 = 250Wh

がひとつの目安になります。

ただし、実際には変換ロスなどがあるため、ポータブル電源に表示されている容量をすべて使えるわけではありません。

そのため、計算した数字ぴったりではなく、ある程度余裕を持った容量を選ぶようにします。

1泊なら小容量でも足りる場合がある

スマートフォンの充電やLEDランタンなどが中心で、1泊だけの車中泊なら、大容量のポータブル電源が必要とは限りません。

特に、

  • スマートフォンの充電
  • LEDランタン
  • 小型の扇風機
  • ゲーム機などの充電

といった比較的消費電力の小さい機器が中心なら、必要な電力量もそれほど大きくなりません。

だからこそ、最初から「1000Wh以上を買っておけば安心」と決めるのではなく、自分が車内で使う機器を一度書き出してみるのがおすすめです。

僕が使っている716WhのEB70Sは車中泊でどうだった?

僕が車中泊やキャンプで使っているBLUETTI EB70Sの容量は716Whです。

スマートフォンやMacBook Airの充電、扇風機などに使いながら、2泊3日の車中泊やキャンプでも使用してきました。

僕の使い方では、716Whという容量は「大きすぎず、小さすぎず」、車中泊に持っていきやすい容量だと感じています。

ただし、これは「716Whあれば誰でも2泊3日使える」という意味ではありません。

使う機器や使用時間、季節によって消費する電力量は大きく変わります。

特に就寝中も電源を使い続ける機器がある場合は、1日の消費電力量を確認しておくことが重要です。

連泊では「容量」だけでなく充電できるかも重要

4泊5日のような長い旅行になると、ポータブル電源の容量だけですべての日程をまかなうのは難しくなります。

僕の場合は、ハイエースで移動している時間を利用してEB70Sを充電しながら使っています。

この経験から感じたのは、連泊では「何Whのポータブル電源を買うか」と同じくらい、「途中でどう充電するか」が重要だということです。

大容量モデルを選ぶ方法もありますが、車で移動する車中泊なら、走行中に充電して次の宿泊に備えるという使い方もできます。

つまり、車中泊用のポータブル電源は、

  • 何を使うのか
  • 何時間使うのか
  • 何泊するのか
  • 途中で充電できるのか

この4つから必要容量を考えると、自分に合ったサイズを選びやすくなります。

車中泊でポータブル電源はどう充電する?実際に使っている方法

1泊程度の車中泊なら、自宅でポータブル電源を満充電にして出発すれば足りることもあります。

しかし、2泊、3泊と旅行が長くなると、容量だけでなく「途中でどうやって充電するか」も考えておきたいポイントです。

僕の場合、長期の旅行ではハイエースで移動している時間をEB70Sの充電時間として利用しています。

ハイエースの100Vコンセントから走行中に充電

僕のハイエースには100VのACコンセントが付いているため、移動中はそこにEB70SのACアダプターをつないで充電しています。

4泊5日の旅行でもこの方法で使いました。

宿泊先でポータブル電源を使い、翌日は次の目的地へ移動しながら充電する。

この使い方ができるため、僕の場合は716WhのEB70Sでも連泊で大きな不満を感じていません。

「何泊するから何Wh必要」と容量だけで考えるのではなく、旅行中に充電できる環境があるかまで含めて考えることが大切です。

シガーソケットから充電できるモデルもある

車に100Vコンセントがない場合でも、車のシガーソケットから充電できるポータブル電源があります。

僕が使っているBLUETTI EB70Sも12V/24Vのシガーソケット充電に対応しています。

ただし、僕自身は普段ハイエースの100Vコンセントから充電しているため、シガーソケット充電をメインに使っているわけではありません。

車中泊用としてポータブル電源を選ぶなら、容量や定格出力だけでなく、自分の車でどのような充電方法が使えるのかも確認しておくと安心です。

ソーラーパネルは今のところ持っていない

僕は現在、ポータブル電源用のソーラーパネルを持っていません。

車中泊やキャンプではハイエースで移動することが多く、移動中に充電できるため、今の使い方では必要性をあまり感じていないからです。

一方で、防災という視点では話が変わります。

停電が長期化した場合、車や家庭用コンセントからいつでも充電できるとは限りません。

そのため、災害時の備えまで考えるなら、ソーラーパネルは「あるに越したことはない」と感じています。

今後ポータブル電源を防災用品としても本格的に使うなら、僕自身もソーラーパネルの導入を検討したいと思っています。

車中泊では「使う→移動中に充電」の相性がいい

実際に連泊してみて感じるのは、車中泊とポータブル電源は「大容量を持ち歩く」だけが正解ではないということです。

僕の場合は、

  1. 自宅で充電して出発
  2. 車中泊やキャンプで使用
  3. 翌日の移動中に充電
  4. 次の宿泊先で再び使用

という使い方をしています。

車で移動する時間そのものを充電時間にできれば、必要以上に大容量のモデルを選ばなくても、自分の使い方に合った容量で運用できる場合があります。

容量・使用時間・充電方法の3つをセットで考えることが、車中泊用ポータブル電源選びでは重要です。

ハイエースでポータブル電源はどこに置く?実際の置き場所

ポータブル電源を車中泊で使うとなると、容量や出力だけでなく「車内のどこに置くか」も気になるところです。

僕が使っているBLUETTI EB70Sは約9.7kgあります。

持ち運べないほど重いわけではありませんが、スマートフォンやモバイルバッテリーのように、車内のどこにでも気軽に置けるサイズではありません。

僕の場合、ハイエースでは基本的にベッドキットの上にEB70Sを置いています。

ベッドキットの上なら使いたいときにすぐ使える

ハイエースの荷室にはベッドキットを設置しているため、EB70Sはその上に載せています。

ベッドキットの上なら、スマートフォンやMacBook Airなどを充電したいときにも使いやすく、キャンプ場へ到着したときにはそのまま車外へ持ち出すこともできます。

ハイエースは荷室が広いため、約9.7kgあるEB70Sを積んでも、僕の使い方では大きく邪魔に感じることはありません。

ただし、ポータブル電源の置き場所は「空いているところならどこでもいい」というわけではありません。

走行中はポータブル電源が動かないように注意する

車内にポータブル電源を置く場合に注意したいのが、走行中の荷物の移動です。

EB70Sのように重量のあるものが急ブレーキや急旋回などで動くと危険です。

走行中は、ポータブル電源が滑ったり転倒したりしない場所に置き、必要に応じて固定することが大切です。

僕もベッドキットの上に置いていますが、置き場所を決めるときは「使いやすさ」だけでなく「走行中に動かないか」まで考える必要があると感じています。

夏の車内への積みっぱなしにも注意

もうひとつ気をつけたいのが、夏場の車内温度です。

ポータブル電源にはリチウムイオン電池が使われているため、高温になる車内へ長時間放置する使い方は避けた方が安心です。

特に真夏の駐車中は、車内が非常に高温になることがあります。

車中泊で使うからといって一年中積みっぱなしにするのではなく、保管環境やメーカーが定める使用温度・保管温度を確認しておくことも大切です。

ハイエースなら置き場所の自由度は高い

ハイエースでポータブル電源を使って感じるメリットのひとつが、荷室の広さです。

車中泊用品やサーフボード、キャンプ用品などを積んでいても、荷物の配置を工夫すればポータブル電源を置くスペースを作りやすいと感じています。

僕の場合はベッドキットの上ですが、車内のレイアウトによって最適な場所は変わります。

大切なのは、

  • 走行中に動きにくい
  • 必要なときに使いやすい
  • 充電ケーブルを接続しやすい
  • 吸排気口をふさがない
  • 高温になる場所を避ける

という条件を満たす場所を探すことです。

「どこに置けるか」まで考えて本体サイズを選ぶことも、車中泊用ポータブル電源選びでは重要です。

車中泊用ポータブル電源を選ぶときのポイント

ここまで紹介してきたように、車中泊用のポータブル電源は「容量が大きければ大きいほどいい」というものではありません。

容量が増えれば使える時間は長くなりますが、その分、本体サイズや重量、価格も大きくなる傾向があります。

僕自身、716Wh・定格出力800WのBLUETTI EB70Sを2年以上使っていますが、車中泊やキャンプを中心とした現在の使い方では、このサイズ感に大きな不満はありません。

だからこそ、これから選ぶなら、容量だけを見るのではなく「何に使うか・どこに置くか・どう充電するか」まで含めて考えることが大切だと思います。

車中泊用ポータブル電源を選ぶ5つのポイント

① まずは車中泊で使いたい機器を決める

最初に考えたいのは、ポータブル電源そのものではなく「車内で何を使いたいのか」です。

たとえば、

  • スマートフォン
  • パソコン
  • ゲーム機
  • 扇風機
  • 電気毛布
  • 調理家電
  • 就寝中に電源が必要な機器

などでは、必要な容量も出力も変わります。

スマートフォンを充電するだけの人と、消費電力の大きな家電を使いたい人が、同じポータブル電源を選ぶ必要はありません。

「どのポータブル電源がおすすめか」を探す前に、「自分は何に使うのか」を決めることが最初の一歩です。

② 容量(Wh)だけでなく定格出力(W)も確認する

ポータブル電源を比較するときは容量(Wh)に目が行きやすいですが、もうひとつ確認したいのが定格出力(W)です。

容量(Wh)は「どのくらい電気を蓄えられるか」の目安。

一方、定格出力(W)は「どのくらいの消費電力の機器を動かせるか」を判断するときの目安になります。

たとえば容量が十分に残っていても、使いたい電化製品の消費電力がポータブル電源の出力範囲を超えていれば、そのまま使用できるとは限りません。

僕が使っているEB70Sは716Wh・定格出力800Wですが、これはあくまで僕の使い方に合っているという話です。

使いたい家電が違えば、必要な定格出力も変わります。

容量(Wh)と定格出力(W)は別物なので、両方を確認して選びましょう。

③ 車に積めるサイズと重量を確認する

車中泊では、自宅で使う場合と違ってポータブル電源を車へ積み降ろす機会があります。

そのため、本体サイズと重量も重要です。

僕が使っているEB70Sは約9.7kgで、ハイエースではベッドキットの上に置いています。

このくらいなら僕は持ち運びに大きな不満を感じませんが、さらに大容量になると重量も増えていきます。

反対に、コンパクトさを優先しすぎて容量が不足すれば、連泊などで使いにくくなる可能性があります。

購入前に、本体のスペックだけでなく「自分の車のどこに置くのか」までイメージしておくことをおすすめします。

④ 車中泊中の充電方法を確認する

連泊するなら、容量と同じくらい確認しておきたいのが充電方法です。

僕の場合はハイエースの100Vコンセントを使い、移動中にEB70Sを充電しています。

そのため、4泊5日の旅行でも「旅行日数分の電気を最初からすべて持っていく」という考え方はしていません。

車によって使える電源は異なるので、

  • ACコンセント
  • シガーソケット
  • ソーラーパネル
  • キャンプ場などの外部電源

など、自分の使い方に合った充電方法に対応しているか確認しておきましょう。

連泊では「何Wh持っていくか」だけでなく、「使った電気をどう戻すか」まで考えると選びやすくなります。

⑤ 車中泊以外にも使うなら用途を広げて考える

ポータブル電源は、車中泊だけで使うものではありません。

僕の場合はキャンプでも使っていますし、自宅では停電などに備える電源としても使えると考えています。

まだ実際の災害や停電で使用した経験はありませんが、スマートフォンや照明、扇風機など、最低限使いたい機器の電源を確保できることは安心材料のひとつです。

車中泊だけのために購入すると「使う機会が少ない」と感じる人でも、キャンプや防災と兼用できれば活用する場面は増えます。

車中泊・キャンプ・防災を1台で兼用するという考え方も、ポータブル電源を選ぶときのポイントです。

2年以上使っているBLUETTI EB70Sから考える車中泊用ポータブル電源

僕が車中泊やキャンプで使っているのは、BLUETTI EB70Sです。

容量716Wh・定格出力800Wのモデルで、購入してから2年以上使ってきました。

現在は販売終了となっているモデルですが、実際に長期間使ってきたことで、「700Wh前後のポータブル電源で車中泊はどこまでできるのか」を考えるひとつの基準になっています。

EB70Sそのものの使用感や、2年以上使って感じたメリット・デメリットは別の記事で詳しくまとめています。
▶ BLUETTI EB70Sを2年以上使ったレビューはこちら

716Whでも僕の車中泊では容量不足を感じにくい

僕が車中泊でポータブル電源を使う目的は、スマートフォンやMacBook Air、扇風機などへの給電が中心です。

キャンプでも電源として使っていますが、今の使い方では「もっと大容量でなければ困る」と感じる場面はそれほどありません。

もちろん、電気毛布を長時間使ったり、消費電力の大きな調理家電を頻繁に使ったりすれば条件は変わります。

大切なのは、単純に容量の大きさを比較することではなく、自分が一晩でどのくらい電気を使うのかを考えることです。

僕の使い方では、716Whという容量は車中泊とキャンプを兼用するうえで扱いやすい容量でした。

連泊できる理由は「走行中に充電できる」から

僕が4泊5日の旅行でもEB70Sを使えている理由のひとつが、移動中に充電できることです。

ハイエースには100Vコンセントがあるため、走行中にEB70Sを充電しています。

そのため、

「4泊するから4泊分の容量が必要」

とは考えていません。

使った電気を移動中に補充できれば、必要以上に大容量のポータブル電源を積まなくても車中泊を続けられます。

連泊ではバッテリー容量だけでなく、走行中に充電できる環境があるかどうかも重要です。

9.7kgならハイエースへの積み降ろしも苦になりにくい

EB70Sの重量は約9.7kgです。

決して軽いとはいえませんが、僕の場合は自宅からハイエースへ積み、車中泊が終わったら降ろすという使い方でも大きな負担には感じていません。

ハイエースではベッドキットの上に置いて使用しています。

ポータブル電源は容量が大きくなるほど、本体も重くなる傾向があります。

車中泊で毎回持ち運ぶなら、スペック表の容量だけでなく、自分で無理なく持ち運べる重量かどうかも確認しておきたいポイントです。

2年以上使ってわかったのは「大容量=正解」ではないこと

ポータブル電源を探していると、どうしても容量の大きなモデルが魅力的に見えます。

僕も今から選び直すなら、最新モデルの容量や出力、充電性能は気になります。

ただ、EB70Sを2年以上使ってきて感じるのは、車中泊では大容量であることだけが正解ではないということです。

容量が大きくなれば、

  • 価格
  • 本体サイズ
  • 重量
  • 車内で必要になるスペース

も考える必要があります。

反対に容量を小さくしすぎれば、使いたい機器を十分に使えない可能性があります。

だからこそ、「一番大きなモデル」ではなく「自分の車中泊に必要な容量・出力・サイズのバランス」で選ぶことが大切だと感じています。

今から車中泊用ポータブル電源を買うならどう選ぶ?

僕が使っているBLUETTI EB70Sは現在販売終了となっているため、これから購入する場合は現行モデルから選ぶことになります。

2年以上EB70Sを車中泊やキャンプで使ってきた僕なら、単純に「新しいから」「容量が大きいから」という理由だけでは選びません。

まず基準にするのは、これまで使ってきたEB70Sの716Wh・定格出力800Wです。

この容量で僕の使い方には大きな不満がなかったからこそ、今から選ぶなら、

  • 今までと同じような使い方をするのか
  • 消費電力の大きな家電まで使いたいのか
  • 防災用として、もう少し余裕を持たせたいのか

を考えて決めます。

今の使い方に近いなら700〜800Wh前後がひとつの基準

スマートフォンやパソコン、扇風機などを中心に使い、移動中にも充電できるのであれば、僕の経験では700〜800Wh前後でも車中泊に使えています。

現在のBLUETTIでは、AC70が容量768Wh・定格出力1000Wとなっており、容量だけで見れば僕が使っているEB70Sに比較的近いモデルです。

「とにかく大容量」という選び方ではなく、必要な容量を確保しながら車へ積みやすいモデルを選びたい人は、このあたりをひとつの基準にすると選びやすいと思います。

家電を幅広く使いたいなら1000Wh以上も候補になる

一方で、車中泊で使える家電の幅を広げたい場合や、防災用としても余裕を持たせたい場合は、1000Wh以上のモデルも候補になります。

BLUETTI AC180は容量1,152Wh・定格出力1,800Wなので、EB70Sより容量だけでなく出力にも余裕があります。

ただし、容量や出力が増えれば、重量や本体サイズも確認する必要があります。

僕なら「大きい方が安心」という理由だけで決めるのではなく、実際に使いたい家電と車内での置き場所まで考えて選びます。

僕なら「車中泊+防災」で考える

以前は、ポータブル電源を主に車中泊やキャンプで使うものとして考えていました。

しかし現在は、普段のアウトドアだけでなく、停電など非常時の電源として使えることも重要だと考えています。

車中泊だけなら必要十分だった容量でも、家族で使う非常用電源まで考えると、もう少し余裕が欲しくなるかもしれません。

反対に、防災を意識するあまり大容量モデルを選んでも、重くて普段の車中泊に持ち出さなくなってしまえば、僕の使い方には合いません。

普段は車中泊やキャンプで使い、いざというときには自宅でも使う。

僕なら今は、この2つを両立できる容量・出力・持ち運びやすさのバランスで選びます。

スクロールできます
EB70S(所有機)AC70AC180
容量716Wh768Wh1,152Wh
定格出力800W1,000W1,800W
位置づけ2年以上使用中EB70Sに近い容量容量・出力に余裕
僕なら使用実績の基準車中泊中心なら比較候補防災兼用なら比較候補

\ 車中泊・キャンプ・防災に合うモデルをチェック /

※容量・出力・重量などの最新仕様は、BLUETTI公式サイトで確認できます。

車中泊でポータブル電源を2年以上使って感じたメリット・デメリット

ポータブル電源を購入してから2年以上、車中泊やキャンプで10回以上使ってきました。

僕の場合はBLUETTI EB70Sを使っていますが、購入して「いらなかった」「もっと大容量にすればよかった」と後悔したことはありません。

むしろ、車中泊だけでなくキャンプや普段の備えまで考えると、使える場面がひとつに限られないことが、ポータブル電源を持つ大きなメリットだと感じています。

一方で、実際に使ってみると、モバイルバッテリーのように気軽に扱えるものではありません。

ここでは、2年以上使って感じたメリットとデメリットを紹介します。

メリット① 車内でACコンセントが使える

僕がポータブル電源を持っていて特に便利だと感じるのは、車中泊先でもACコンセントを使えることです。

スマートフォンの充電だけならモバイルバッテリーでも十分ですが、MacBook AirなどAC電源を使いたい機器が増えると、ポータブル電源があると便利です。

車のエンジンを停止した状態でも電源を確保できるので、車中泊中に車のバッテリーを気にしながら電気を使う必要もありません。

メリット② 家族分のデバイスをまとめて充電できる

家族で出掛けると、充電したいものは僕のスマートフォンだけではありません。

家族のスマートフォンや、場合によってはNintendo Switchなどのゲーム機を充電することもあります。

1台で複数の機器へ給電できるため、家族での車中泊やキャンプほどポータブル電源の便利さを感じやすいと思います。

メリット③ 車中泊・キャンプ・防災で兼用できる

僕がポータブル電源を購入してよかったと思う大きな理由が、用途をひとつに限定しなくていいことです。

普段は車中泊やキャンプで使い、自宅では非常時の電源として備えておくことができます。

僕自身はまだ災害や停電で使用した経験はありません。

それでも、停電時にスマートフォンや照明などの電源を確保する手段がひとつ増えることは、家族で暮らすうえで安心材料になると感じています。

「車中泊用品を買う」というより、「普段使いしながら非常時にも備える」と考えると、ポータブル電源の使い道は広がります。

デメリット① 本体が重く、置き場所も必要になる

便利な反面、ポータブル電源はそれなりの重量があります。

僕が使っているEB70Sでも約9.7kgあるため、モバイルバッテリーのようにバッグへ気軽に入れて持ち歩くものではありません。

さらに大容量のモデルになれば、本体サイズや重量も大きくなる傾向があります。

ハイエースでは置き場所を確保しやすいですが、車種や荷物の量によっては邪魔になることも考えられます。

だからこそ、容量だけでなく「車内のどこに置くのか」「自分で持ち運べるのか」まで購入前に確認しておくことが大切です。

デメリット② 購入価格が高い

ポータブル電源は、気軽に試しに買える価格ではないこともデメリットです。

僕がEB70Sを購入したときは、楽天市場で約55,000円だったと記憶しています。貯まっていた楽天ポイントを使って購入しました。

現在は容量や出力の異なるさまざまなモデルがありますが、大容量・高出力になるほど予算も考える必要があります。

そのため、「大は小を兼ねる」だけで必要以上に大きなモデルを選ぶのではなく、自分が実際に使う範囲から選ぶ方が無駄を減らせます。

デメリット③ 使えば充電する必要がある

当たり前ですが、ポータブル電源は一度購入すれば無制限に電気を使えるものではありません。

使った分だけ充電が必要です。

僕の場合はハイエースで移動中に充電できるため、それほど不便には感じていません。

しかし、連泊するのに途中で充電する手段がなければ、より大きな容量が必要になる場合もあります。

車中泊で使うなら、購入前に「容量」だけでなく「どこで充電するか」まで考えておく必要があります。

僕は2年以上使って後悔していない

デメリットもありますが、僕自身はEB70Sを購入したことに後悔はありません。

716Whという容量も現在の使い方にはちょうどよく、車中泊やキャンプへ持っていくことにも大きな不満はありません。

もちろん、これから別のポータブル電源を試してみたいという興味はあります。

それでも、2年以上使った経験から感じているのは、自分の用途に合った容量・出力を選べれば、ポータブル電源は車中泊だけで終わらない道具になるということです。

購入してから「思っていた使い方ができなかった」とならないためにも、容量や出力、重量、充電方法まで確認してから選ぶことをおすすめします。

車中泊用ポータブル電源についてよくある質問

ここでは、車中泊でポータブル電源を使うときに気になりやすい疑問をまとめます。

車中泊にポータブル電源は絶対に必要ですか?

いいえ、必ずしも必要ではありません。

スマートフォンの充電が中心で、1泊程度の車中泊ならモバイルバッテリーや充電式LEDランタンだけで足りる人もいます。

一方、パソコンや扇風機などを使ったり、家族で複数のデバイスを充電したりするなら、ポータブル電源があると便利です。

「車中泊をするから必要」ではなく、「車内で何に電気を使いたいか」で判断するのがおすすめです。

車中泊には何Whくらいのポータブル電源が必要ですか?

必要な容量は、使う機器と使用時間によって変わります。

僕は716WhのBLUETTI EB70Sを使っていますが、スマートフォンやMacBook Air、扇風機などを中心とした僕の使い方では、大きな容量不足を感じていません。

ただし、これは716Whあれば誰でも十分という意味ではありません。

使いたい機器の消費電力×使用時間を考え、少し余裕を持った容量を選ぶことが基本です。

車中泊なら1000Wh以上あった方が安心ですか?

1000Wh以上あれば使える電力量に余裕はできますが、すべての人に必要とは限りません。

容量が増えるほど、本体の重量やサイズ、価格も大きくなる傾向があります。

僕の場合は700Wh台でも使えていますが、消費電力の大きな家電を使いたい場合や、防災用として家族で使うことまで考えるなら、1000Wh以上を検討する理由はあります。

容量の数字だけではなく、用途・重量・置き場所・充電方法まで含めて選びましょう。

ポータブル電源は車の中で充電できますか?

車内で充電できるかどうかは、車とポータブル電源の仕様によって異なります。

僕の場合は、ハイエースの100VコンセントにEB70SのACアダプターをつなぎ、移動中に充電しています。

EB70S自体はシガーソケットからの充電にも対応していますが、僕が普段使っているのは100Vコンセントからの充電です。

連泊するなら、購入前に自分の車でどの充電方法が使えるのか確認しておくことをおすすめします。

ポータブル電源は車に積みっぱなしでも大丈夫ですか?

僕は、特に高温になる環境を考えると、一年中何も考えず車内へ積みっぱなしにする使い方はおすすめしません。

真夏の駐車中などは車内温度が非常に高くなることがあります。

ポータブル電源にはバッテリーが搭載されているため、使用する製品の取扱説明書で使用温度や保管温度を確認し、メーカーが指定する環境で保管することが大切です。

ソーラーパネルも一緒に買った方がいいですか?

車中泊だけを考えるなら、必ずしも必要だとは思っていません。

僕自身もソーラーパネルは所有しておらず、ハイエースで移動しながら充電できるため、これまで困ったことはありません。

ただし、防災用まで考えると話は変わります。

長期間の停電などで家庭用コンセントや車から十分に充電できない状況を考えると、ソーラーパネルという充電手段があることにはメリットがあります。

僕自身も、今後は防災の観点から導入を検討したいと考えています。

まとめ|車中泊のポータブル電源は使い方に合った容量を選ぼう

車中泊にポータブル電源は絶対に必要なものではありません。

スマートフォンの充電が中心で、1泊程度ならモバイルバッテリーだけで十分な人もいます。

一方で、家族での車中泊や連泊、パソコンや扇風機などの使用まで考えると、ポータブル電源があることで車内でできることは大きく広がります。

僕自身、BLUETTI EB70Sを2年以上、車中泊やキャンプで10回以上使ってきました。

716Whという容量は僕の使い方ではちょうどよく、2泊3日の車中泊やキャンプでも使用しています。4泊5日の旅行では、ハイエースで移動している間に充電しながら使ってきました。

その経験から感じているのは、車中泊用のポータブル電源は「できるだけ大容量」を選ぶのではなく、自分の使い方に合った1台を選ぶことが大切だということです。

選ぶときは、次の5つを確認してみてください。

  • 何の機器を使いたいのか
  • どのくらいの容量(Wh)が必要なのか
  • 必要な定格出力(W)はどのくらいか
  • 車内のどこに置き、無理なく持ち運べるか
  • 連泊するときにどうやって充電するか

さらに、車中泊だけでなくキャンプや停電時の備えにも使うなら、必要な容量や出力は変わってきます。

僕も以前は車中泊やキャンプで使うことが中心でしたが、今は「普段は車中泊やキャンプで使い、非常時には家族の電源として使う」という考え方でポータブル電源を見ています。

僕が使っているEB70Sはすでに販売終了していますが、現在のBLUETTIには容量や出力の異なる現行モデルがあります。

これから選ぶなら、僕が使ってきた716Whをひとつの基準にしながら、自分が使いたい機器や車中泊のスタイル、防災での使い方まで考えて比較してみてください。

\ 車中泊と防災に備える1台を探す /

※容量・出力・重量などの最新仕様は、BLUETTI公式サイトで確認できます。

車中泊で使うポータブル電源の必要性と容量の選び方を解説するアイキャッチ

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この記事を書いた人

40代から、
もう一度、海へ。

週1サーファーとして、実体験だけを発信しています。

nanazero MID01 6'4とMID02 7'4を実際に使用しながら、40〜50代・再開組の目線で、**「本数を増やすボード選び」と「長くサーフィンを続ける方法」**を発信しています。

サーフボードやサーフィン用品はもちろん、ハイエースでの車中泊・DIY・便利アイテムまで、自分で使って納得したものだけをレビューしています。

「次の週末、乗れる本数を増やしたい。」

そんな40〜50代の再開サーファーに向けて、比較・診断・実体験をもとに情報をお届けしています。

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