ポータブル電源を買おうと思っても、
「実際、何に使うんだろう?」
「車中泊や防災以外でも使える?」
「買ったあと、使わなくならない?」
と気になる方もいると思います。
僕はBLUETTI EB70Sを2年以上使い、車中泊やキャンプ、防災などで活用してきました。
実際にEB70Sから給電・充電したことがあるのは、iPhone、MacBook、Nintendo Switch、サブモニター、LEDライト・ランタン、扇風機、CPAPなどです。
使ってみると、ポータブル電源は「キャンプで電気を使うためのもの」だけではありません。
車中泊はもちろん、自宅での普段使いや停電への備えなど、1台あることで電気を使える場面が広がります。
ただし、ここで注意したいのが、
容量が大きければ、どんな家電でも使えるわけではない
という点です。
ポータブル電源で家電を使えるか判断するときは、容量(Wh)だけでなく、ポータブル電源の定格出力(W)と家電の消費電力も確認する必要があります。
この記事では、EB70Sを2年以上使ってきた経験をもとに、ポータブル電源の使い道12選を紹介します。
実際に使ったものと、使用できる可能性はあるものの僕自身は使っていないものを分けながら、「何に使えるのか」を見ていきます。
- ポータブル電源の主な使い道
- EB70Sで実際に使った機器
- 車中泊・防災・普段使いでの活用方法
- ポータブル電源で使える家電の判断方法
- 消費電力によっては使えない家電
- 買ったあとに使わなくならないための考え方

【プロフィール】
40代から、
もう一度、海へ。
千葉・一宮を拠点に、週末のサーフィンを楽しみながら、ハイエースでの車中泊やキャンプなど「海のある暮らし」を発信しています。
サーフボード・サーフギア、ハイエースのDIY・車中泊用品、ポータブル電源など、自分で使って納得したものを実体験をもとに紹介しています。
防災士。 BLUETTI EB70Sを2年以上使用し、車中泊・キャンプだけでなく、停電への備えやCPAPの一晩使用なども実際に検証しています。
40〜50代からでも、サーフィンや車中泊、アウトドアを無理なく楽しめる「海のある暮らし」をお届けします。
結論
ポータブル電源の主な使い道は、車中泊・防災・キャンプ・普段使いの4つです。
スマートフォンやパソコンの充電だけでなく、扇風機、LEDライト・ランタン、CPAPなどにも活用できます。
僕自身、BLUETTI EB70SでiPhone、MacBook、Nintendo Switch、サブモニター、LEDライト・ランタン、扇風機を実際に使用し、CPAPは約8時間の動作検証も行いました。
一方で、電気ケトルやドライヤー、電子レンジなど消費電力の大きな家電は、ポータブル電源によっては使えません。
「何を使いたいか」→「何W必要か」→「何時間使いたいか」
の順番で考えると、自分に必要なポータブル電源の容量や出力が見えてきます。
ポータブル電源は何に使う?主な使い道は4つ
ポータブル電源は、コンセントがない場所でも電気を使えるのが大きな特徴です。
「キャンプで使うもの」というイメージがあるかもしれませんが、実際にはもっと幅広く活用できます。
僕がEB70Sを2年以上使ってきた経験から考えると、主な使い道は次の4つです。
- 車中泊
- 防災・停電
- キャンプ・アウトドア
- 自宅での普段使い
車中泊|エンジンをかけずに電気を使える
車中泊では、スマートフォンやNintendo Switchなどの充電、照明、扇風機など、さまざまな場面で電気を使います。
ポータブル電源があれば、駐車中にエンジンをかけ続けなくても電源を確保できます。
僕もハイエースでの車中泊にEB70Sを持っていき、電子機器の充電や電気製品への給電に使っています。
ただし、車中泊で必要な容量は「何を何時間使うか」によって変わります。
車中泊でポータブル電源が必要なのか、どのくらいの容量が目安になるのかは別の記事で詳しくまとめています。
\ 車中泊で必要な容量や使い方はこちら /

防災・停電|停電しても電源を確保できる
ポータブル電源は、停電時の非常用電源としても使えます。
僕自身、夏の停電時にEB70Sで扇風機を動かした経験があります。
停電すると、自宅のコンセントから電気を取れなくなります。
そんなときでもポータブル電源に残量があれば、スマートフォンの充電や照明など、定格出力の範囲内で必要な機器へ給電できます。
僕の場合はCPAPも使用しているため、EB70Sで約8時間動かす検証も行いました。
防災用では「ポータブル電源を持っていること」だけでなく、停電時に何を動かしたいのかを決めておくことが大切です。
停電時に必要な容量や、防災用としてポータブル電源を備えるときの考え方はこちらで詳しく紹介しています。
\ 停電・災害に備えるポータブル電源の使い方はこちら /

キャンプ・アウトドア|屋外でも電源を確保できる
キャンプなど、近くにコンセントがない場所でもポータブル電源は役立ちます。
僕もキャンプへEB70Sを持っていき、LEDライト・ランタンや電子機器への給電に使っています。
スマートフォンやNintendo Switchなどを充電できるほか、使用する機器の消費電力がポータブル電源の出力範囲内であれば、さまざまな電気製品を使えます。
また、長時間のキャンプや連泊では、ソーラーパネルを使って屋外で充電する方法もあります。
ただし、僕自身はEB70Sを2年以上使ってきて、ソーラーパネルがなくても困らない使い方をしてきました。必要かどうかは、連泊するのか、停電時の再充電まで考えるのかなど、使い方によって変わります。
\ ソーラーパネルが必要か迷っている方はこちら /

自宅での普段使い|アウトドア以外でも使える
ポータブル電源は、車中泊やキャンプのときだけ使う必要はありません。
自宅でも、
- スマートフォンを充電する
- MacBook Airへ給電する
- サブモニターを使う
- 扇風機を動かす
といった使い方ができます。
僕自身もEB70Sをアウトドア専用品にはせず、必要に応じて自宅でも使っています。
普段から使っておけば、バッテリー残量や動作を確認する機会にもなります。
特に防災用として購入したポータブル電源は、しまったままにするのではなく、普段から使い方を確認しておくと、停電時にも扱いやすくなります。
ポータブル電源は「車中泊用」「防災用」と用途をひとつに決める必要はありません。
僕の場合は、車中泊・キャンプ・自宅・停電への備えを1台のEB70Sでつないで使っています。
ポータブル電源の使い道12選
ここからは、ポータブル電源の具体的な使い道を12個紹介します。
ただし、「仕様上は使えるもの」と「僕が実際に使ったもの」を同じようには扱いません。
僕が2年以上使用しているBLUETTI EB70Sを基準に、
- 実際に使用したもの
- 動作検証したもの
- 僕自身は使用していないもの
- 消費電力によっては使えないもの
に分けて紹介します。
まずは、僕自身がEB70Sで実際に使った7つから見ていきます。
実際にEB70Sで使った7つ
1.iPhoneをワイヤレス充電する
実際に使用
EB70Sでよく使う機能のひとつが、iPhoneの充電です。
EB70S上部にはワイヤレス充電パッドがあり、対応するiPhoneを置くだけで充電できます。
ケーブルを接続しなくても充電できるため、車中泊やキャンプでスマートフォンのバッテリーが減ったときにも使っています。
もちろんUSB端子からケーブルで充電することもできます。
僕の場合、ポータブル電源というと大きな家電を動かすイメージより、こうした身近な電子機器の充電に使う機会があります。

2.MacBookを充電する
実際に使用
MacBookの充電にもEB70Sを使っています。
スマートフォンよりバッテリー容量の大きなパソコンでも、ポータブル電源があればコンセントのない場所で充電できます。
車中泊やキャンプへパソコンを持っていく場合にも、電源を確保できるのは便利です。
僕の場合はMacBookを実際にEB70Sから充電しています。
ただし、ノートパソコンによって必要な電力や充電方法は異なるため、使用する機種の充電器やポータブル電源側の出力を確認してください。
スマートフォンやパソコンのように日常的に使う機器へ給電できることも、ポータブル電源の使い道のひとつです。
3.Nintendo Switchを充電する
実際に使用
車中泊やキャンプでは、Nintendo Switchの充電にもEB70Sを使っています。
特に家族で出かけると、移動中や車内でゲームをすることがあります。
そんなときもポータブル電源があれば、車のエンジンをかけていない時間に充電できます。
「ポータブル電源=防災用品」と考えると用途が限られて見えますが、実際にはこうした遊びのための電子機器にも使えます。
家族で車中泊やキャンプへ行く場合は、スマートフォンだけでなく、ゲーム機など何を充電するのかも考えておくと必要な容量をイメージしやすくなります。
4.サブモニターへ給電する
実際に使用
EB70Sはサブモニターへの給電にも使っています。
パソコンと組み合わせてサブモニターを使いたい場合、近くにコンセントがなくてもポータブル電源から電源を確保できます。
MacBookとサブモニターのように複数の機器を使う場合は、それぞれの消費電力を考える必要があります。
ポータブル電源の容量が同じでも、
「1台だけ使う場合」
と、
「複数の機器を同時に使う場合」
では使用できる時間が変わります。
使用時間を考えるときは、使いたい機器の消費電力を合計して考えるのが基本です。
5.LEDライト・ランタンを使う
実際に使用
キャンプではLEDライト・ランタンへの給電にもEB70Sを使っています。
日が落ちてからのキャンプでは照明が必要になるため、ポータブル電源があると電源を確保しやすくなります。
LED照明は製品によって消費電力が異なりますが、スマートフォンなどと同様に、キャンプで身近なポータブル電源の使い道です。
また、照明はキャンプだけでなく停電時にも必要になります。
普段からキャンプで使っているライトやランタンを、防災時にも使えるようにしておくと用途を分けずに活用できます。
6.夏の停電時に扇風機を動かす
実際に使用
僕がポータブル電源を持っていて良かったと感じた使い道のひとつが、停電時の扇風機です。
実際に夏場に停電したとき、EB70Sから扇風機へ給電して使用しました。
夏の停電ではエアコンが使えなくなるため、扇風機を動かせるだけでも暑さへの対応手段がひとつ増えます。
ただし、扇風機も製品や風量設定によって消費電力が異なります。
防災用としてポータブル電源を用意するなら、「何となく備える」のではなく、停電したときに実際に何を動かしたいのかを考えておくことが大切です。
停電時に使いたい家電や必要容量については、防災用ポータブル電源の記事で詳しく紹介しています。
7.CPAPを一晩動かす
約8時間の動作検証済み
CPAPも、EB70Sで実際に動作検証した機器です。
Philips DreamStationをEB70SへAC接続し、加湿器を使用しない条件で約8時間使用しました。
100%から開始し、途中で停止することなく朝まで使用でき、翌朝のEB70Sの残量表示は80%でした。
ただし、CPAPは機種、設定、加湿器やヒーター付きチューブの使用などによって消費電力が変わります。
今回の結果は、僕が使用しているDreamStationとEB70Sを組み合わせた条件での実測結果です。
「CPAPならEB70Sで必ず一晩使える」という意味ではなく、僕の使用条件では約8時間動作したという実測結果です。
また、最初の検証では約4時間で電源が停止しましたが、EB70SのECOモードを解除したあとに再検証したところ、朝まで停止せず使用できました。
詳しい検証条件や途中停止への対策はこちらの記事にまとめています。
\ CPAPをEB70Sで約8時間使った検証結果はこちら /

EB70Sでは未使用だが使い道になるもの
ここから紹介する3つは、ポータブル電源の使い道として考えられますが、僕自身はEB70Sで使用していません。
実際に使ったようには書かず、使用するときに確認したいポイントと合わせて紹介します。
8.冬の車中泊で電気毛布を使う
僕はEB70Sでは未使用
冬の車中泊では、電気毛布もポータブル電源の使い道のひとつです。
電気毛布なら、車のエンジンを停止した状態でも、ポータブル電源から電源を取って使うことができます。
ただし、僕自身はEB70Sと電気毛布を組み合わせて使用したことはありません。
また、同じ電気毛布でも製品や温度設定によって消費電力が異なります。
「電気毛布だから使える」と判断するのではなく、使用する製品の消費電力とポータブル電源の定格出力を確認し、さらに何時間使いたいのかを考える必要があります。
例えば一晩使いたい場合は、定格出力だけでなく、ポータブル電源の容量から使用時間の目安を考えることも重要です。
「動かせるか」と「朝まで使えるか」は別に考える必要があります。
家電の消費電力から必要容量や使用時間を考える方法は、こちらの記事で詳しく紹介しています。
\ 使いたい家電から必要容量を計算する方法はこちら /

9.ポータブル冷蔵庫を動かす
僕はEB70Sでは未使用
ポータブル冷蔵庫も、車中泊やキャンプで考えられる使い道です。
車内やキャンプサイトで食品・飲み物などを冷やしておきたい場合、ポータブル電源から給電できる製品があります。
ただし、僕はEB70Sでポータブル冷蔵庫を使用したことはありません。
また、冷蔵庫は常に同じ電力を消費するとは限らず、製品や使用環境によって消費電力や稼働時間が変わります。
そのため、
- 使用する冷蔵庫の消費電力
- 起動時に必要な電力
- 何時間使用したいか
- ポータブル電源の定格出力と容量
などを確認してから組み合わせを考えましょう。
10.停電時にWi-Fiルーターなどへ給電する
僕はEB70Sでは未使用
停電時にインターネット環境を維持したい場合、Wi-Fiルーターなどの通信機器へ給電する使い方も考えられます。
僕自身は停電時にEB70SからWi-Fiルーターへ給電した経験はありません。
また、自宅の通信環境はルーターだけで構成されているとは限らないため、ルーターへ電源を供給すれば必ずインターネットへ接続できるとは限りません。
停電時に通信環境を確保したい場合は、自宅で使用している通信機器や回線側の状況も含めて確認しておく必要があります。
ポータブル電源側については、接続する機器の消費電力と使用時間を確認しておきましょう。
消費電力によっては使えないもの
ここからの2つは、ポータブル電源の使い道として紹介されることがありますが、どのポータブル電源でも使えるわけではありません。
特に電気を多く使う家電や工具は、容量(Wh)だけを見て判断しないことが重要です。
11.電気ケトルなどの調理家電を使う
製品によっては使用不可
キャンプや停電時に、
「ポータブル電源でお湯を沸かしたい」
と考える方もいると思います。
しかし、電気ケトルをはじめ、電子レンジ、IH調理器などの調理家電には消費電力が大きい製品があります。
僕が使用しているEB70Sは、すべての調理家電を使えるわけではありません。
ここで注意したいのが、
ポータブル電源の容量(Wh)が十分に残っていても、家電の消費電力がポータブル電源の定格出力を超えていれば使用できない場合があります。
例えば、
「716Whあるから700W程度までしか使えない」
という考え方でもありません。
容量を表すWhと、出力を表すWは役割が違います。
- Wh → どのくらい電気を蓄えられるか
- W → どのくらいの電力を出力できるか
と分けて考えます。
調理家電を使いたい場合は、まず家電側の消費電力とポータブル電源側の定格出力を確認しましょう。
12.DIY・屋外作業で電動工具を使う
製品によっては使用不可
コンセントから離れた場所でDIYや屋外作業をするときに、ポータブル電源から電動工具へ給電する使い方もあります。
ただし、僕自身はEB70Sで電動工具を使用していません。
電動工具も種類によって必要な電力が大きく異なり、動作時だけでなく起動時に大きな電力が必要になる製品もあります。
そのため、
「ポータブル電源なら電動工具も使える」
と一括りにはできません。
使用する場合は、電動工具の定格消費電力や起動時の電力と、ポータブル電源側の出力仕様を確認する必要があります。
ポータブル電源の使い道を考えるときは、「何に使えるか」だけでなく「自分のポータブル電源で使えるか」まで確認することが大切です。
ポータブル電源で使える家電・使えない家電の判断方法
ここまで紹介したように、ポータブル電源にはさまざまな使い道があります。
ただし、ポータブル電源を持っていれば、すべての家電を使えるわけではありません。
使いたい家電が動かせるかを確認するときに、まず知っておきたいのがW(ワット)とWh(ワットアワー)の違いです。
簡単に分けると、
- W(ワット)=一度にどのくらいの電力を出せるか
- Wh(ワットアワー)=どのくらいの電気を蓄えておけるか
を表します。
たとえば僕が使っているBLUETTI EB70Sは、容量716Wh・定格出力800Wです。
この場合、
「その家電を動かせるか」→ W(定格出力)を確認
「その家電をどのくらい使えるか」→ Wh(容量)を確認
という順番で考えると分かりやすくなります。

まず家電の消費電力とポータブル電源の定格出力を確認する
最初に確認するのは、使いたい家電の消費電力(W)とポータブル電源の定格出力(W)です。
家電の消費電力がポータブル電源の定格出力を超えている場合、そのまま使用できないことがあります。
たとえば、定格出力800Wのポータブル電源に対して、消費電力1000Wの家電を使おうとしても、通常の定格出力の範囲を超えています。
家電が使えるかを判断するときは、容量(Wh)より先に定格出力(W)を確認します。
ここは、先ほど紹介した電気ケトルや電子レンジ、ドライヤーなどを使いたい場合に特に重要です。
「容量が大きいから使える」と考えるのではなく、まず家電側の消費電力とポータブル電源側の出力仕様を確認してください。
容量(Wh)から使用時間の目安を考える
定格出力を確認して家電を動かせることが分かったら、次に確認するのが容量(Wh)です。
Whは、ポータブル電源にどのくらいの電気を蓄えておけるかを表します。
考え方としては、
使用時間の目安 = ポータブル電源の容量(Wh)× 変換効率 ÷ 家電の消費電力(W)
です。
たとえば図解では、容量716Whのポータブル電源で消費電力50Wの家電を使い、変換効率を85%と仮定すると、
716Wh × 0.85 ÷ 50W = 約12.1時間
となります。
ただし、これはあくまで計算上の目安です。
実際の使用時間は、接続方法や変換ロス、家電の動作状況、使用環境などによって変わります。
Wは「使えるか」、Whは「どのくらい使えるか」。
この2つを分けて考えると、ポータブル電源選びで容量と出力を混同しにくくなります。
起動時に大きな電力を必要とする家電にも注意する
もうひとつ確認しておきたいのが、家電や機器によっては動き始める瞬間に大きな電力が必要になることがある点です。
モーターやコンプレッサーを搭載した機器などでは、通常運転時の消費電力だけを見て判断できない場合があります。
そのため、使用したい家電や機器について、
- 通常使用時の消費電力
- 起動時に必要な電力
- ポータブル電源の定格出力
- メーカーが定める出力仕様
を確認しておくと安心です。
「消費電力が定格出力以下だから必ず使える」とは限らない機器もあります。
特にポータブル冷蔵庫や電動工具などを使う場合は、使用する製品の仕様を確認してから接続しましょう。
EB70Sでは使いにくい家電もある
僕が2年以上使っているBLUETTI EB70Sは、容量716Wh・定格出力800Wのポータブル電源です。
iPhoneやMacBookの充電、LEDライト・ランタン、扇風機、CPAPなど、僕の使い方ではさまざまな場面で活用できています。
一方で、家庭にあるすべての家電を動かせるわけではありません。
特に消費電力の大きな家電を使いたい場合は、EB70Sの定格出力800Wに収まるかを確認する必要があります。
電気ケトル・ドライヤー・電子レンジなどは要確認
電気ケトル、ドライヤー、電子レンジ、IH調理器などには、消費電力が大きい製品があります。
こうした家電を使いたい場合、
「ポータブル電源の残量が100%あるから大丈夫」
とは判断できません。
EB70Sの場合は、まず使いたい家電の消費電力が定格出力800Wの範囲内かを確認します。
ただし、同じ種類の家電でも消費電力は製品によって異なります。
たとえば「電気ケトルだから使えない」「ドライヤーだから使えない」と家電の種類だけで判断するのではなく、実際に使う製品の仕様を確認することが大切です。
また、起動時に大きな電力を必要とする機器については、通常時の消費電力だけでは判断できない場合もあります。
「716Whあるから使える」とは限らない
EB70Sの「716Wh」という数字を見ると、
「716Wまでの家電なら使えるのでは?」
と思うかもしれません。
しかし、716Whはバッテリーに蓄えられる電力量を表す容量です。
一方、EB70Sが一度にどのくらいの電力を出せるかを示すのが定格出力800Wです。
つまり、
- 716Wh → どのくらい電気を蓄えられるか
- 800W → 一度にどのくらいの電力を出力できるか
※実際に使用できる機器や使用時間は、接続する機器の仕様や使用条件などによって異なります。
716Whと800Wは比較する数字ではありません。
使いたい家電が動かせるかを確認するときは定格出力(W)、どのくらいの時間使えるかを考えるときは容量(Wh)を確認します。
高出力家電を使いたいなら定格出力からモデルを選ぶ
ポータブル電源を選ぶときは、容量の大きさだけで決めるのではなく、自分が何を使いたいのかから考えることが大切です。
スマートフォンやパソコンの充電、照明などが中心なのか。
それとも、消費電力の大きな調理家電なども使いたいのか。
使いたい機器によって、必要な定格出力は変わります。
僕の場合、EB70Sを選んだあと実際に使ってきた用途は、
- iPhone
- MacBook Air
- Nintendo Switch
- サブモニター
- LEDライト・ランタン
- 扇風機
- CPAP
などです。
これらは僕自身の使い方には合っていますが、同じEB70Sがすべての人に合うとは限りません。
「大容量のモデルを選ぶ」より先に、「何を使いたいか」を決めることがポータブル電源選びのスタートです。
使いたい家電と使用時間が決まれば、必要な容量と定格出力を絞り込みやすくなります。
ポータブル電源を普段使いするメリットは?
ポータブル電源というと、車中泊やキャンプ、災害時に使うものというイメージがあるかもしれません。
しかし、ポータブル電源はアウトドアや非常時だけでなく、自宅で普段使いすることもできます。
僕もEB70Sを車中泊やキャンプ専用にはせず、自宅でも必要に応じて使っています。
普段から使っておくと、いざというときに初めて操作することもなく、バッテリー残量や本体の状態を確認する機会にもなります。
車中泊やキャンプだけに限定しなくていい
ポータブル電源を購入したからといって、毎週キャンプへ行ったり、頻繁に車中泊をしたりする必要はありません。
僕の場合も、EB70Sの使い道はアウトドアだけではありません。
自宅でも、
- iPhoneを充電する
- MacBook Airを充電する
- サブモニターへ給電する
- 扇風機を動かす
といった使い方ができます。
特別な用途を考えなくても、普段コンセントから電源を取っている機器の一部を、ポータブル電源から給電することができます。
「キャンプへ行かないと使わない」のではなく、普段の生活にも使い道を持たせておくと、ポータブル電源を活用する機会が増えます。
普段から使えば動作確認にもなる
防災用として購入したポータブル電源で注意したいのが、長期間使わないまま保管することです。
いざ停電したときに、
「残量がどのくらいあるか分からない」
「操作方法を覚えていない」
「正常に給電できるか確認していない」
という状態では、せっかく備えていてもすぐに使えない可能性があります。
普段からときどき使っていれば、
- バッテリー残量
- 充電できるか
- ACやUSBなどから正常に出力できるか
- 使いたい機器を動かせるか
などを確認できます。
普段使いは、ポータブル電源を使い慣れておく機会にもなります。
特に防災用として備える場合は、「持っている」だけでなく、必要なときに使える状態か確認しておくことが大切です。
防災用として「しまったまま」にしない
ポータブル電源を防災用として購入すると、停電や災害がなければ長期間使わないこともあります。
僕の場合、EB70Sは防災用としても考えていますが、普段は自宅のウォークインクローゼットに保管しながら、車中泊やキャンプ、自宅で必要なときにも使っています。
使用後に80〜90%程度残っていれば、その状態で保管することが多く、車中泊やキャンプへ出かける前には必要に応じて100%まで充電しています。
ただし、これは僕自身の運用方法であり、80〜90%がすべてのポータブル電源に共通する推奨残量という意味ではありません。
長期保管時の残量や保管環境、再充電のタイミングなどは製品によって異なります。
使わない期間の残量や「充電しっぱなしでも大丈夫?」といった疑問については、こちらの記事で詳しくまとめています。
\ 使わないときの残量・保管方法はこちら /

ポータブル電源を買っても使わなくなる?
ポータブル電源の使い道を調べている方の中には、
「買っても結局使わなくなるのでは?」
と心配している方もいると思います。
僕はBLUETTI EB70Sを2年以上使っていますが、車中泊やキャンプだけに用途を限定していません。
iPhoneやMacBookの充電、Nintendo Switch、サブモニター、LEDライト・ランタン、扇風機、CPAPなど、実際に使う場面がいくつもあります。
一方で、ポータブル電源を購入する前に具体的な使い道を考えていないと、
「思っていたより使う機会がなかった」
「使いたい家電が動かなかった」
「必要以上に大きなモデルを買ってしまった」
と感じる可能性があります。
大切なのは、購入してから使い道を探すのではなく、購入前に何を使いたいのかを整理することです。
自分の使い道を決めてから容量を選ぶ
ポータブル電源を選ぶときに、最初から、
「何Whあればいい?」
と容量だけを考える必要はありません。
まずは、
・何を使いたいか
・消費電力は何Wか
・何時間使いたいか
・同時に使う機器はあるか
を整理します。
例えば、
「車中泊でスマートフォンとNintendo Switchを充電したい」
という人と、
「停電時にCPAPを一晩動かしたい」
という人では、ポータブル電源に求める条件が違います。
さらに、
「電気ケトルや電子レンジも使いたい」
となれば、必要な定格出力も変わってきます。
「何Whのモデルを買うか」ではなく、「何を・何時間使いたいか」から考えるのが先です。
使い道が決まれば、必要な容量や定格出力を絞り込みやすくなります。
使う予定のない高出力モデルを選ぶ必要はない
ポータブル電源は、容量や定格出力が大きいモデルほど、自分に合っているとは限りません。
高出力のモデルなら使える家電の幅は広がりますが、自分が実際に使う機器にそこまでの出力が必要なのかは別の話です。
僕の場合、EB70Sで実際に使っているのは、
- iPhone
- MacBook Air
- Nintendo Switch
- サブモニター
- LEDライト・ランタン
- 扇風機
- CPAP
などです。
少なくとも僕のこれまでの使い方では、こうした具体的な用途があるからこそ、2年以上経った現在もEB70Sを活用できています。
なお、2年以上使ったEB70Sのバッテリー劣化や、現在どのくらい使えているのかについては別の記事で詳しくまとめています。
\ 2年以上使ったEB70Sの劣化・寿命はこちら /

スペックの大きさだけではなく、自分の使い方に合っているかで選ぶことが大切です。
容量や出力が大きくなると、本体サイズや重量なども変わるため、車へ積むのか、自宅で備えるのかといった使い方も含めて検討しましょう。
購入前に「何を・何時間使いたいか」を整理する
ポータブル電源を購入する前に、難しい計算をする必要はありません。
まずは、使いたいものを書き出してみるだけでも十分です。
- 何を使いたい?
- その機器は何W?
- 何時間使いたい?
- 同時に何台使う?
- 車中泊・防災・普段使いのどこで使う?
ここまで整理できれば、必要な容量や定格出力を考えやすくなります。
逆に「大きいモデルを買っておけば安心」という理由だけで選ぶと、自分の使い方に合わない可能性もあります。
僕が実際に使って感じたデメリットや、「ポータブル電源はいらなかった」と後悔しやすいケースについては、こちらの記事で詳しくまとめています。
\ 買ってから後悔しないために確認したいポイントはこちら /

ポータブル電源の使い道についてよくある質問
ポータブル電源の使い道について、購入前に気になりやすい疑問をまとめます。
まとめ|ポータブル電源は使い道を決めてから容量・出力を選ぼう
ポータブル電源は、車中泊やキャンプだけでなく、防災や自宅での普段使いまで幅広く活用できます。
僕自身、BLUETTI EB70Sを2年以上使い、
- iPhoneのワイヤレス充電
- MacBookの充電
- Nintendo Switchの充電
- サブモニターへの給電
- LEDライト・ランタン
- 扇風機
- CPAP
などに実際に使用・検証してきました。
ポータブル電源を購入する前は「何Whあればいい?」と容量に目が向きやすいですが、まず考えたいのは何に使いたいのかです。
- 何を使いたいのか
- その機器を動かすために何W必要なのか
- 何時間使いたいのか
使いたい機器を動かせるかは定格出力(W)、どのくらいの時間使えるかは容量(Wh)を目安に考えます。
「何を使いたいか」→「何W必要か」→「何時間使いたいか」の順番で考えると、自分に必要なポータブル電源を選びやすくなります。
僕の場合は、車中泊・キャンプ・普段使い・停電への備えを1台のEB70Sでつないで使っています。
高出力なモデルが必要な人もいれば、スマートフォンやパソコン、照明などへの給電が中心の人もいます。
大切なのは、スペックの大きさだけで選ぶのではなく、自分の使い道に合った容量と定格出力を選ぶことです。
ポータブル電源をこれから検討する方は、実際に使いたい機器を整理したうえで、容量や定格出力の違いを比較してみてください。
\ 自分の使い道に合う容量・出力をチェック /
※容量・定格出力・用途に合ったモデルを、BLUETTI公式サイトで確認できます。


コメント