ポータブル電源を買ったものの、
「使わないときは何%くらいで保管すればいい?」
「100%まで充電したまま置いても大丈夫?」
「コンセントにつないで充電しっぱなしでもいい?」
と迷うことはないでしょうか。
僕はBLUETTI EB70Sを2年以上、車中泊やキャンプ、防災用として使っています。
毎日使うわけではないため、実際には「使っている時間」よりも「自宅で保管している時間」の方が圧倒的に長いポータブル電源です。
普段は自宅のウォークインクローゼットに置き、使用後に80〜90%程度残っていればそのまま保管することが多く、車中泊やキャンプへ出かける前に必要に応じて100%まで充電しています。
ただし、これは「80〜90%で保管するのがすべてのポータブル電源にとって正解」という意味ではありません。
ポータブル電源は製品によって、保管できる温度や長期保管時の推奨残量、再充電するタイミングなどが異なります。
この記事では、ポータブル電源を使わないときの保管方法や、充電しっぱなし・満充電での保管について確認しながら、僕がEB70Sを2年以上どのように保管してきたのかも紹介します。
- ポータブル電源を使わないときの保管方法
- 充電しっぱなしで保管してもいいのか
- 満充電のまま保管するときの考え方
- 長期間使わないときに確認したいこと
- ポータブル電源に適した保管場所
- 僕がEB70Sを2年以上どのように保管してきたか

【プロフィール】
40代から、
もう一度、海へ。
千葉・一宮を拠点に、週末のサーフィンを楽しみながら、ハイエースでの車中泊やキャンプなど「海のある暮らし」を発信しています。
サーフボード・サーフギア、ハイエースのDIY・車中泊用品、ポータブル電源など、自分で使って納得したものを実体験をもとに紹介しています。
防災士。 BLUETTI EB70Sを2年以上使用し、車中泊・キャンプだけでなく、停電への備えやCPAPの一晩使用なども実際に検証しています。
40〜50代からでも、サーフィンや車中泊、アウトドアを無理なく楽しめる「海のある暮らし」をお届けします。
ポータブル電源は使わないときの保管方法が大切
結論からいうと、ポータブル電源を使わないときは、高温・多湿や極端な低温を避け、長期間そのまま放置しないことが大切です。
また、長期保管するときのバッテリー残量や再充電するタイミングは製品によって異なるため、使用しているポータブル電源の取扱説明書やメーカー公式情報を確認しておきましょう。
ポータブル電源は、車中泊やキャンプのときだけ使う人も多く、防災用として購入した場合は数週間〜数か月使わないこともあります。
僕が使っているBLUETTI EB70Sも毎日使っているわけではなく、使わない期間は自宅で保管しています。
だからこそ、使うときだけでなく、「使わない期間にどう保管するか」まで考えておくことが大切です。
ポータブル電源にはバッテリーが使われている
ポータブル電源の内部には、電気を蓄えるためのバッテリーが搭載されています。
僕が使用しているBLUETTI EB70Sには、リン酸鉄リチウムイオン電池が採用されています。
ポータブル電源は電源をOFFにして保管していても、「何も気にせず何年も置いておけばいい」というものではありません。
保管する環境や期間、バッテリー残量などについて、メーカーが条件や目安を示している製品もあります。
ポータブル電源は「使っていない=バッテリーの状態を気にしなくていい」わけではありません。
長期間使わなくてもバッテリーの状態は変化する
ポータブル電源を防災用として購入すると、
「使っていないから残量もそのままだろう」
と思ってしまうかもしれません。
しかし、長期間使わない場合でも、定期的にバッテリー残量や本体の状態を確認しておくことが大切です。
特に防災用として保管している場合、いざ停電したときに、
- 思っていたより残量が少ない
- 充電が必要だった
- 長期間使っておらず、正常に動くか分からない
という状態では困ります。
そのため僕自身も、EB70Sを「保管して終わり」にはせず、車中泊やキャンプで使いながら、防災用の電源としても備えています。
まずは取扱説明書の保管条件を確認する
ポータブル電源の保管方法を調べると、
「○%で保管した方がいい」
「満充電は避けた方がいい」
「定期的に充電した方がいい」
など、さまざまな情報が出てきます。
ただし、すべてのポータブル電源に同じ保管方法が当てはまるとは限りません。
製品によってバッテリーの種類や仕様が異なるため、保管温度・長期保管時の残量・再充電するタイミングなどは、使用している製品の取扱説明書やメーカー公式情報を優先して確認してください。
ネット上の「○%で保管すれば大丈夫」という数字だけを基準にせず、自分が使っているポータブル電源のメーカー情報を確認することが基本です。
このあと、ポータブル電源を保管するときに確認したいポイントを、具体的に見ていきます。
ポータブル電源を保管するときの5つのポイント
ポータブル電源を長く使うためには、使っているときだけでなく、保管している環境にも気を配りたいところです。
特に確認しておきたいのが、次の5つです。
- 直射日光や高温になる場所を避ける
- 水濡れや湿気の多い場所を避ける
- 極端に寒くなる場所を避ける
- 長期間そのままにせず、残量や状態を確認する
- 久しぶりに使う前に本体やケーブルを確認する
それぞれ詳しく見ていきます。
1.直射日光や高温になる場所を避ける
ポータブル電源を保管するときは、直射日光が当たる場所や高温になりやすい場所を避けます。
特に注意したいのが、夏場の車内です。
サーフィンや車中泊でポータブル電源を使っていると、そのままハイエースへ積んでおきたくなることもあります。
しかし、使用していない期間まで高温になる車内へ置いたままにするのではなく、自宅などメーカーが定める保管条件を満たせる場所へ移しておく方が安心です。
BLUETTI EB70Sの日本公式ページでは、仕様欄に保管温度0〜40℃と記載されています。
保管条件は製品によって異なるため、使用している機種の取扱説明書や最新のメーカー情報も確認してください。
2.水濡れや湿気の多い場所を避ける
ポータブル電源は電気を扱う機器なので、水濡れや湿気の多い場所での保管も避けたいところです。
例えば、
- 雨が吹き込む可能性がある場所
- 結露しやすい場所
- 水がかかる可能性がある場所
などは、長期保管場所として選ばないようにします。
僕はEB70Sを自宅のウォークインクローゼットで保管しています。
屋内なので雨に濡れる心配がなく、普段の生活の中でも状態を確認しやすい場所です。
ただし、ウォークインクローゼットならどの家庭でも適した保管場所という意味ではありません。
湿度や室温など環境はそれぞれ異なるため、自宅の保管環境を確認したうえで場所を決めてください。
3.極端に寒くなる場所を避ける
高温だけでなく、極端に低温になる環境にも注意が必要です。
特に冬場の物置や車内などは、地域によってかなり温度が下がることがあります。
ポータブル電源は、
「保管できる温度」
「充電できる温度」
「使用できる温度」
が同じとは限りません。
例えばEB70Sの日本公式ページでは、保管温度と本体充電温度がそれぞれ設定されています。
そのため、寒い場所から移動させてすぐ充電するのではなく、使用している製品の取扱説明書に記載された条件を確認してください。
4.長期間そのままにせず残量や状態を確認する
防災用としてポータブル電源を購入すると、数か月使わないこともあると思います。
ただ、押し入れやクローゼットへ入れて、そのまま何年も存在を忘れてしまうような保管は避けたいところです。
定期的に取り出して、
- バッテリー残量
- 本体の状態
- 充電できるか
- 必要な出力が使えるか
などを確認しておくと、必要になったときにも使いやすくなります。
特に防災用として保管する場合は、「持っていること」だけでなく「必要なときに使える状態か」を確認しておくことが大切です。
5.久しぶりに使う前に本体やケーブルを確認する
しばらく使っていなかったポータブル電源を久しぶりに使うときは、いきなり家電を接続するのではなく、本体や付属品の状態も確認しておきます。
僕なら、
- 本体に異常がないか
- 充電ケーブルに異常がないか
- バッテリー残量は十分か
- 正常に充電できるか
- ACやUSBなど必要な出力が使えるか
を確認してから使用します。
車中泊やキャンプで使う場合も、出発してから不具合に気づくより、自宅で事前に確認しておいた方が安心です。
- 本体に異常がないか
- ケーブルに異常がないか
- バッテリー残量
- 正常に充電できるか
- 必要な出力が使えるか

ポータブル電源は充電しっぱなしでも大丈夫?
「防災用だから、いつでも100%で使えるようにコンセントにつないでおきたい」
と考える方もいると思います。
ただし、ポータブル電源をコンセントにつないだまま充電しっぱなしにしてよいかは、製品の仕様を確認して判断することが大切です。
ここで注意したいのが、
「充電しっぱなし」と「満充電で保管すること」は同じではない
という点です。
「充電しっぱなし」と「満充電で保管」は違う
まず、それぞれの状態を整理しておきましょう。
| 状態 | どんな状態? |
|---|---|
| 充電しっぱなし | ACアダプターなどを接続したまま保管している |
| 満充電で保管 | 100%まで充電したあと、充電器を外して保管している |
似ているように見えますが、この2つは別の状態です。
検索していると「満充電は大丈夫?」「充電しっぱなしは大丈夫?」という情報が混在していますが、まずは分けて考えた方が分かりやすくなります。
「100%まで充電した」ことと、「コンセントにつないだまま保管している」ことは別です。
充電しっぱなしで保管する前にメーカーの仕様を確認する
最近のポータブル電源には、充電を制御するための機能が搭載されている製品もあります。
ただし、
「ポータブル電源なら、どの製品でもコンセントにつなぎっぱなしで問題ない」
とは考えない方がいいでしょう。
機種によってバッテリーや充電制御の仕様、長期保管方法が異なるためです。
そのため、充電器を接続したまま長期間保管したい場合は、使用している製品の取扱説明書やメーカー公式情報で、
- 長期保管時の注意事項
- 推奨されているバッテリー残量
- 再充電するタイミング
- ACアダプターを接続したまま保管できるか
などを確認してください。
防災用だからといって、常にコンセントへ接続しておく必要があるとは限りません。
「必要なときに使える残量を確保すること」と「製品に合った方法で保管すること」の両方を考えることが大切です。
満充電のまま保管しても大丈夫?
もう一つ気になるのが、
「100%まで充電した状態で保管してもいいの?」
という点だと思います。
これも、すべてのポータブル電源に共通する残量を決めつけるのではなく、メーカーが案内している長期保管方法を確認するのが基本です。
特に防災用では、
「バッテリーへの負担をできるだけ抑えたい」
という考え方だけでなく、
「停電したときに必要な電力を確保できるか」
も考える必要があります。
そのため、保管時の残量は「○%が絶対に正解」と考えるのではなく、使用目的とメーカーの推奨条件を確認して決めましょう。
パススルー充電と「充電しっぱなし」も同じではない
ポータブル電源について調べていると、「パススルー充電」という言葉を目にすることがあります。
パススルー充電とは、一般的にポータブル電源を充電しながら、接続した機器へ給電する使い方を指します。
一方、今回扱っている「充電しっぱなし」は、ポータブル電源を長期間コンセントなどへ接続した状態で保管することです。
そのため、
パススルー充電に対応している=長期間充電器につないだまま保管してよい
という意味ではありません。
ここも混同せず、使用している製品の仕様を確認してください。
僕はEB70Sを充電しっぱなしにはしていない
僕が使用しているBLUETTI EB70Sは、普段からコンセントにつないだまま保管しているわけではありません。
車中泊やキャンプなどで使用したあと、自宅へ持ち帰って保管し、次に使うタイミングに合わせて必要なら充電しています。
では実際に、
「何%くらいで保管しているのか」
「どこに置いているのか」
「使う前はどうしているのか」
次は、僕がEB70Sを2年以上使ってきた実際の保管方法を紹介します。
僕がEB70Sを2年以上使ってきた実際の保管方法
ここからは、僕がBLUETTI EB70Sを2年以上使ってきた中で、実際にどのように保管しているのかを紹介します。
僕の場合、EB70Sは車中泊やキャンプだけでなく、停電時に使える電源としても自宅に置いています。
毎日使うものではないため、使っている時間よりも「保管している時間」の方が圧倒的に長いポータブル電源です。
実際の運用は、次のようにしています。
- 自宅のウォークインクローゼットで保管
- 普段は80〜90%程度の残量で置いていることが多い
- コンセントにはつなぎっぱなしにしない
- 車中泊やキャンプ前に100%まで充電
- 使用しない期間も、ときどき残量や本体の状態を確認
- 防災用の電源としても使える状態を意識する
普段は自宅のウォークインクローゼットで保管
EB70Sを使わないときは、自宅のウォークインクローゼットに置いています。
ハイエースで使うことが多いポータブル電源ですが、使用後も車内へ積みっぱなしにはしていません。
特に夏場は車内が高温になるため、車中泊やキャンプから帰ったら自宅へ戻しています。
ウォークインクローゼットなら雨に濡れる心配がなく、必要なときに取り出して残量も確認できます。

※ウォークインクローゼットであれば必ず保管に適しているという意味ではありません。室温や湿度など、自宅の環境に合わせて保管場所を選んでください。
普段は80〜90%程度で保管することが多い
僕の場合、EB70Sを使ったあとに毎回100%まで充電して保管しているわけではありません。
普段は、80〜90%程度の残量で置いていることが多いです。
ただし、ここは誤解してほしくないところです。
80〜90%という数字は、僕が実際に行ってきた保管方法であり、すべてのポータブル電源に推奨できる保管残量という意味ではありません。
長期間使用しない場合の残量や再充電のタイミングは、使用している製品の取扱説明書やメーカー公式情報を確認してください。
EB70Sについても、BLUETTI公式では長期保管中の再充電について案内されています。
車中泊やキャンプへ行く前に100%まで充電
一方、車中泊やキャンプへ持っていくことが決まったら、出発前にEB70Sを100%まで充電します。
僕の場合は、
普段の保管
↓
使用予定が決まる
↓
残量を確認
↓
出発前に100%まで充電
↓
ハイエースへ積む
という流れです。
車中泊やキャンプでは、スマホの充電や電気製品などに使うことがあります。
現地へ着いてから「思ったより残量が少なかった」とならないよう、出発前に確認するようにしています。
「保管するときの残量」と「実際に使うときの残量」は、分けて考えています。
僕の場合、普段は必要以上に充電器へつなぎっぱなしにせず、使う予定が決まったら満充電にして持ち出す運用です。
防災用として「使える状態」も意識している
EB70Sはアウトドアだけでなく、停電時の備えとしても使っています。
そのため、
「バッテリーをできるだけ長持ちさせること」
だけを考えて、残量を極端に少なくした状態で保管することはしていません。
災害や停電は、車中泊のように使用日を事前に決められないからです。
僕の場合は、普段からある程度の残量を確保しながら、定期的に状態を確認することで、
「バッテリーへの配慮」と「停電時に使えること」の両方
を意識しています。
実際に停電を想定して、EB70SでCPAPを約8時間動かす検証も行いました。

防災用としてポータブル電源を保管する場合は、「何%が正解か」だけでなく、必要になったときに本当に使える状態かという視点も大切だと感じています。
2年以上この使い方を続けて感じていること
EB70Sを2年以上使ってきましたが、僕にとっては、
「保管のためだけに細かく管理する」
というより、
普段からときどき使いながら、残量や本体の状態を確認する
という運用が合っています。
車中泊やキャンプで実際に使うことで、充電できるか、AC出力が使えるか、バッテリー残量はどうかなども自然に確認できます。
そして使う予定があるときは100%まで充電する。
このサイクルなら、防災用としてしまい込んだまま存在を忘れてしまうこともありません。
ただし、これはあくまで僕のEB70Sの使用例です。
製品によって長期保管時の推奨残量やメンテナンス方法は異なるため、最終的には使用しているポータブル電源の取扱説明書を確認してください。
ポータブル電源を長期間使わないときはどうする?
防災用としてポータブル電源を購入した場合や、車中泊・キャンプへ行く機会が少ない時期は、数か月使わないこともあります。
そんなときも、ポータブル電源を収納したまま放置するのではなく、定期的に残量や本体の状態を確認することが大切です。
僕自身もEB70Sを毎日使っているわけではありません。
しばらく使わない期間があっても、車中泊やキャンプ、防災用として必要なときに使えるよう、残量や本体の状態を確認しています。
長期保管するときはメーカーの推奨方法を確認する
長期間使わないときに、まず確認したいのがメーカーの取扱説明書です。
ポータブル電源は製品によって、
- 長期保管時の推奨残量
- 保管できる温度
- 再充電するタイミング
- 長期保管時の注意事項
などが異なります。
そのため、
「ポータブル電源は○%で保管すれば大丈夫」と、すべての製品を同じ条件で考えないことが大切です。
例えば僕が使用しているBLUETTI EB70Sについても、メーカーから長期保管時のメンテナンス方法が案内されています。
使用している機種の取扱説明書を一度確認し、メーカーが指定する方法に合わせて保管しましょう。
使わない期間も定期的に残量を確認する
長期保管中は、電源をOFFにしているからといって、購入時や保管開始時の残量がずっと維持されるとは考えない方がいいでしょう。
僕の場合も、ときどきEB70Sの電源を入れて残量を確認しています。
特に防災用として保管している場合は、
「停電したときに使おう」
と思っていても、いざ必要になったときに残量が不足していては困ります。
防災用のポータブル電源は、「保管してあるか」だけでなく「今使える状態になっているか」まで確認しておくことが大切です。
残量が減っていた場合は、使用している製品の取扱説明書に従って充電しておきましょう。
本体だけでなくケーブルや付属品も一緒に確認する
長期間保管するときは、本体だけでなく充電ケーブルや付属品も一緒に確認しておくと安心です。
例えば、
- AC充電用のケーブル
- 車から充電するときに使うケーブル
- ソーラーパネル接続用のケーブル
- 取扱説明書
などです。
本体の残量が十分でも、必要なケーブルが見つからなければ、すぐに充電できないことがあります。
僕の場合、車中泊やキャンプへ持ち出す前にも、EB70S本体だけでなく必要なケーブル類を確認しています。
防災用として保管する場合も、必要な付属品をまとめておけば、停電時に探し回る必要がありません。
長期間使わないなら定期的に動作確認もしておく
数か月使っていない場合は、残量を見るだけでなく、実際に電源を入れて必要な出力が使えるか確認しておくと安心です。
例えば、
- AC出力
- USB出力
- 本体の表示
- 充電できるか
など、自分が普段使う機能を確認します。
特に防災用として保管しているなら、実際に使う予定がなくても、ときどき動作確認しておくことで「必要なときに初めて電源を入れる」という状態を避けられます。
長期保管とポータブル電源の寿命は関係する?
ポータブル電源を長期間使わない方の中には、
「使わなければバッテリーは劣化しないの?」
と気になる方もいると思います。
ポータブル電源に使われているバッテリーは、単純に「使った回数」だけで寿命が決まるわけではありません。
ただし、ここでバッテリー寿命について詳しく説明すると内容が重複するため、寿命やサイクル回数、長く使うためのポイントについては別の記事で詳しくまとめています。

長期間使わない場合も、「使わないから何もしなくていい」と考えず、メーカーの保管方法に従いながら定期的に状態を確認しておきましょう。
ポータブル電源の保管場所はどこがおすすめ?
ポータブル電源の保管場所を考えるときは、
「クローゼットなら大丈夫」
「物置なら大丈夫」
と場所だけで判断するのではなく、温度・湿気・水濡れ・直射日光などの保管環境を確認することが大切です。
僕はBLUETTI EB70Sを自宅のウォークインクローゼットに置いていますが、すべての家庭で同じ場所が適しているとは限りません。
まずは、使用しているポータブル電源の取扱説明書に記載された保管条件を確認し、自宅の中から条件に合う場所を選びましょう。
自宅の室内|保管条件を管理しやすい
ポータブル電源を長期間保管するなら、自宅の室内は保管環境を確認しやすい場所のひとつです。
例えば、
- 直射日光が当たらない
- 雨や水がかからない
- 極端な高温や低温になりにくい
- 必要なときに取り出しやすい
- 残量や本体の状態を確認しやすい
といった場所を選びます。
僕がウォークインクローゼットにEB70Sを置いているのも、車内へ積みっぱなしにするより、自宅で状態を確認しやすいからです。
ただし、クローゼットでも湿気がこもりやすかったり、室温が高くなったりする場合があります。
「室内だから大丈夫」ではなく、実際の温度や湿気などを確認して保管場所を決めましょう。
車内|長期保管場所にはしていない
僕はEB70Sをハイエースでの車中泊やキャンプに持っていきますが、使い終わったあとも車内へ積みっぱなしにはしていません。
特に気になるのが夏場です。
駐車中の車内は外気温以上に高温になることがあるため、長期間の保管場所としては注意が必要です。
反対に冬場は、地域や駐車環境によってかなり低温になることもあります。
ポータブル電源を車で使うことと、車内を長期保管場所にすることは分けて考えています。
僕の場合、ハイエースは「EB70Sを使う場所・運ぶ場所」であって、普段の長期保管場所にはしていません。
車中泊やキャンプから帰ったら、自宅へ戻して保管しています。
屋外の物置|温度や湿気に注意する
屋外の物置は収納スペースとして便利ですが、ポータブル電源を保管する場合は環境を確認してから判断しましょう。
物置の種類や設置場所によっては、
- 夏に高温になる
- 冬に低温になる
- 湿気がこもる
- 結露が発生する
といった可能性があります。
そのため、
「物置に入れておけば雨に濡れないから大丈夫」
という理由だけで保管場所を決めるのではなく、メーカーが指定している保管条件を満たせる環境か確認することが大切です。
防災用なら取り出しやすさも考える
防災用としてポータブル電源を保管するなら、温度や湿気だけでなく、停電や災害が起きたときに取り出しやすいかも考えておきたいところです。
せっかく十分な残量があっても、
「どこにしまったか分からない」
「荷物の奥にあって取り出せない」
「充電ケーブルが別の場所にある」
という状態では、必要なときにすぐ使えません。
僕の場合もEB70Sは防災用として使うことを考えているため、本体の状態を確認でき、必要なときに取り出せる場所で保管しています。
本体と一緒に、使用するケーブルや付属品の場所も把握しておくと安心です。
保管場所を決めるときのチェックポイント
保管場所に迷ったら、次の項目を確認してみてください。
- メーカー指定の保管温度を満たせるか
- 直射日光が当たらないか
- 水がかかる心配がないか
- 湿気や結露の心配がないか
- 極端な高温・低温にならないか
- 定期的に残量を確認できるか
- 防災時にすぐ取り出せるか
- 必要なケーブルも一緒に管理できるか
ポータブル電源の保管場所は、「どこに置くか」だけでなく、その場所が製品の保管条件に合っているかで判断しましょう。
防災用ポータブル電源を保管するときの注意点
ポータブル電源を防災用として備えている場合は、バッテリーへの負担だけでなく、停電したときに実際に使える状態になっているかも大切です。
僕自身、BLUETTI EB70Sを車中泊やキャンプで使うだけでなく、停電時の電源としても備えています。
防災士として考えても、「ポータブル電源を持っている」だけで安心するのではなく、
- 必要な残量があるか
- 正常に動作するか
- すぐ取り出せるか
- 必要なケーブルが揃っているか
- 使いたい機器を実際に動かせるか
まで確認しておくことが重要です。
定期的にバッテリー残量を確認する
防災用のポータブル電源は、車中泊やキャンプ用とは違い、
「○月○日に使う」
と予定を決めることができません。
停電や災害はいつ発生するか分からないため、長期間使っていなくても、ときどき電源を入れて残量を確認しておきます。
僕の場合も、EB70Sを普段から車中泊やキャンプで使いながら、残量や動作を確認しています。
防災用では「バッテリーを長持ちさせること」だけでなく、「必要なときに使える残量があること」も考えて保管する必要があります。
停電時にすぐ取り出せる場所へ保管する
防災用として考えるなら、保管環境だけでなく「取り出しやすさ」も重要です。
例えば、荷物を何個も動かさなければ取り出せない場所や、家族が保管場所を知らない状態では、停電時にすぐ使えない可能性があります。
本体だけでなく、
- AC充電ケーブル
- 車から充電するためのケーブル
- 必要に応じてソーラーパネル
- 使用する機器のケーブル
なども、どこにあるか把握しておきたいところです。
家族で使うことを想定している場合は、ポータブル電源の保管場所や基本的な使い方も共有しておくと安心です。
「充電できる」だけでなく実際に機器を動かしてみる
防災用ポータブル電源で意外と見落としやすいのが、
「実際に使いたい機器を動かしたことがあるか」
という点です。
ポータブル電源に十分な残量があっても、接続する機器の消費電力やポータブル電源の出力、使用時間などによって、できることは変わります。
僕は2026年8月に、購入から約2年5か月経ったEB70SへPhilips DreamStationをAC接続し、停電時の使用も想定してCPAPを約8時間動かす検証を行いました。
加湿器を使用しない条件で100%から開始し、途中で停止することなく朝まで使用でき、翌朝のEB70Sの残量表示は80%でした。
ただし、この結果は僕が使用した機器・設定・接続方法での実測結果です。
CPAPを含め、使用する機器や条件によって消費電力は異なります。
防災用としてポータブル電源を備えるなら、実際に使いたい機器を平常時に接続して、「動くか」「どのくらい使えるか」を確認しておくと、停電時のイメージがしやすくなります。
防災用だからといって充電しっぱなしにはしていない
僕の場合、EB70Sを防災用としても備えていますが、そのために自宅のコンセントへ常時接続しているわけではありません。
普段から残量を確認し、車中泊やキャンプでも使用しながら、必要に応じて充電しています。
大切なのは、
「常に100%にしておくこと」だけではなく、「必要なときに使える状態を維持すること」
だと考えています。
もちろん、長期保管時の残量や再充電のタイミングは製品によって異なるため、使用しているポータブル電源の取扱説明書を確認してください。
防災用として保管するときのチェックリスト
- バッテリー残量を定期的に確認している
- 正常に充電・出力できる
- 停電時に取り出しやすい場所にある
- 必要なケーブルをすぐ使える
- 家族も保管場所を把握している
- 実際に使いたい機器を動かしたことがある
- メーカー指定の保管条件を確認している
ポータブル電源を防災用として備えるなら、「買って保管して終わり」ではなく、平常時からときどき使いながら状態を確認しておくと、いざというときにも使いやすくなります。
ポータブル電源の保管方法についてよくある質問
ここでは、ポータブル電源の保管方法についてよくある疑問をまとめます。
まとめ|ポータブル電源は使わないときも状態を確認して保管しよう
ポータブル電源は、車中泊やキャンプ、防災などで使うときだけでなく、使わない期間にどう保管するかも大切です。
この記事で紹介した保管方法のポイントを、もう一度まとめます。
- 直射日光や高温になる場所を避ける
- 水濡れや湿気の多い場所を避ける
- 極端に寒くなる場所を避ける
- 長期間放置せず、残量や本体の状態を確認する
- 充電しっぱなしと満充電での保管を分けて考える
- 長期保管時の残量や再充電時期はメーカー情報を確認する
- 防災用なら、必要なときに使える状態かも確認する
僕が2年以上使用しているBLUETTI EB70Sは、普段は自宅のウォークインクローゼットで保管しています。
使用後に80〜90%程度残っていればその状態で置いていることが多く、車中泊やキャンプへ出かける前に必要に応じて100%まで充電する、という使い方をしてきました。
ただし、80〜90%という数字は僕の実際の運用方法であって、すべてのポータブル電源に共通する推奨残量ではありません。
保管温度や長期保管時の残量、再充電するタイミングなどは製品によって異なるため、使用しているポータブル電源の取扱説明書やメーカー公式情報を確認してください。
僕自身は、防災用だからといってEB70Sをしまい込んだままにするのではなく、車中泊やキャンプでも使いながら、残量や動作を確認しています。
ポータブル電源は「保管してあること」だけでなく、「必要なときに使える状態になっていること」まで確認しておくことが大切です。
しばらく使っていなかったポータブル電源を充電するときは、ACコンセント・車・ソーラーパネルなど、使用環境に合わせた充電方法も確認しておきましょう。
\ ソーラーパネルが必要か迷っている方はこちら /

ポータブル電源をこれから購入する方や、容量選びで迷っている方は、用途に合ったモデルを確認してみてください。
※容量や用途に合ったモデルを、BLUETTI公式サイトで確認できます。


コメント