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防災にポータブル電源は必要?停電で使った経験から容量の目安と備え方を解説

防災にポータブル電源は必要?停電時に扇風機を使った経験から容量の目安と備え方を解説

防災のためにポータブル電源を用意した方がいいのか、迷っている方も多いのではないでしょうか。

停電への備えとして役立ちそうなのは分かっていても、数万円以上する製品も多いため、「本当に必要?」「買っても使わないのでは?」と考えるのは当然だと思います。

僕自身、BLUETTI EB70Sを購入したときは防災目的ではありませんでした。車中泊やキャンプで使うために購入し、2年以上使っています。

ところが、夏に自宅が停電した際、EB70Sにつないだ家庭用扇風機を実際に使ったことで、ポータブル電源は災害や停電への備えとしても使えることを実感しました。

一方で、我が家にはソーラーパネルなど長期停電時の再充電手段までは用意できていません。

その経験から感じているのは、ポータブル電源は防災のために全家庭が必ず購入すべきものではありませんが、停電時にも家族で電気を使いたい家庭では役立つ備えになるということです。

この記事では、実際の停電でポータブル電源を使った経験をもとに、防災にポータブル電源が必要なのか、災害時にできること、容量の目安、購入前に確認しておきたいポイントまで紹介します。

「防災用に買うべきか迷っている」という方は、自分の家庭に必要か判断する参考にしてください。

この記事を読んでわかること
  • 防災にポータブル電源が必要な家庭・なくても対応できる家庭
  • 災害や停電時にポータブル電源でできること
  • 防災用ポータブル電源の容量を考える目安
  • 716WhのEB70Sを実際に使って感じたこと
  • 長期停電に備えて考えておきたい再充電方法
  • ポータブル電源以外にも必要な防災への備え
この記事を書いた人
ひろくま(吹き出し)
ひろくま

【プロフィール】

40代から、
もう一度、海へ。

千葉・一宮を拠点に、週末のサーフィンを楽しみながら、ハイエースでの車中泊やキャンプなど「海のある暮らし」を発信しています。

nanazero MID01 6’4とMID02 7’4を実際に使用し、40〜50代・再開組の目線でサーフボード選びやサーフィンを続ける方法を紹介。

さらに、ハイエースのDIY・車中泊用品・ポータブル電源なども、自分で使って納得したものだけを実体験をもとに紹介しています。

40〜50代からでも、サーフィンや車中泊、アウトドアを無理なく楽しめる「海のある暮らし」をお届けします。

目次

ポータブル電源は防災に必要なのか

結論からいうと、防災のためにポータブル電源がすべての家庭で必須だとは思いません。

停電しても、モバイルバッテリーや乾電池式のライトなどで必要な電源を確保できる家庭もあります。

一方で、停電時にも扇風機やパソコンなどの電化製品を使いたい場合や、家族分のスマートフォンを充電したい場合は、ポータブル電源があるとできることが増えます。

僕自身も、もともとは車中泊やキャンプ用としてBLUETTI EB70Sを購入しました。

しかし実際に自宅が停電したとき、家庭用扇風機を動かすために使ったことで、防災用品としての役割もあると感じるようになりました。

「防災にポータブル電源は必要か」は、ポータブル電源を持つこと自体ではなく、停電したときに何へ電気を使いたいのかで考えるのが大切です。

全家庭に必須とは限らない

防災用品というと、「持っていないと困るのでは」と不安になるかもしれません。

しかし、停電時に必要な電気の量は家庭によって違います。

たとえば、

  • スマートフォンの充電
  • 懐中電灯やLEDライト
  • 携帯ラジオ

などが中心なら、モバイルバッテリーや乾電池などで対応できる場合もあります。

そのため、「防災用品だから」という理由だけで、すぐに大容量のポータブル電源を購入する必要はないと思います。

特に使いたい機器が決まっていない場合は、まず停電時に何が必要になるのかを家族で考えてからでも遅くありません。

ポータブル電源を買うことを目的にするのではなく、停電時に困ることから逆算して必要性を判断するのがおすすめです。

停電時にも電気を使いたい家庭には役立つ

一方で、停電しても家庭用の電化製品を使いたい場合は、ポータブル電源が役立ちます。

我が家では夏に停電した際、BLUETTI EB70Sを使って一般的な家庭用扇風機を動かしたことがあります。

真夏の停電だったので、コンセントから電気を取れない状況でも扇風機を使えたことは助かりました。

この経験が、僕がポータブル電源を防災用品として意識するようになったきっかけです。

もちろん、ポータブル電源があれば停電中も普段どおり生活できるわけではありません。

容量には限りがありますし、使いたい家電によっては定格出力を超えて使用できない場合もあります。

それでも、停電中に「最低限これだけは使いたい」という電化製品へ電気を確保できることは、ポータブル電源を備えるメリットのひとつだと感じています。

家族構成と使用機器によって必要性が変わる

ポータブル電源が必要かどうかを考えるときは、家族の人数と停電時に使いたい機器も重要です。

我が家では、災害時には家族でポータブル電源を使うことを想定しています。

スマートフォン1台を充電するだけの場合と、家族のスマートフォンや照明、扇風機など複数の機器へ給電する場合では、必要になる電力量が違います。

また、季節によっても使いたいものは変わります。

夏なら扇風機、寒い時期なら暖房器具を使いたいと考えるかもしれません。

ただし、暖房器具は消費電力が大きい製品も多いため、ポータブル電源なら何でも使えるわけではありません。

購入する前に、

  • 誰が使うのか
  • 何を使いたいのか
  • 何時間くらい使いたいのか
  • 停電がどのくらい続くことを想定するのか

を書き出しておくと、自分の家庭にポータブル電源が必要なのか判断しやすくなります。

「防災用なら何Wh必要」と先に決めるのではなく、家族が停電時に使いたい機器から必要な容量を考えることが大切です。

災害・停電時にポータブル電源でできること

ポータブル電源が防災に役立つといっても、実際に何ができるのか分からなければ必要性を判断しにくいと思います。

停電時には、ポータブル電源に蓄えた電気を使って、スマートフォンの充電や照明、扇風機などへ給電できます。

ただし、使える機器や時間はポータブル電源の容量・定格出力、接続する機器の消費電力などによって変わります。

「ポータブル電源があれば何でも使える」のではなく、停電時に優先して使いたいものを決めておくことが大切です。

スマートフォンやモバイル機器を充電する

災害時にまず確保したいもののひとつが、スマートフォンなどの通信手段です。

スマートフォンが使えれば、家族との連絡だけでなく、災害情報や避難情報などを確認する手段にもなります。

我が家の場合、災害時には家族でポータブル電源を使うことを想定しています。

家族それぞれがスマートフォンを使用する場合、1台のモバイルバッテリーだけでは足りなくなることも考えられます。

ポータブル電源なら複数の出力端子を備えた製品もあるため、複数の機器を充電したい場合にも使えます。

ただし、停電が長期化する場合はポータブル電源そのものの残量にも限りがあります。

非常時は「充電できるから使い続ける」のではなく、必要な情報収集や連絡手段を優先して電気を使うことも考えておきたいところです。

LED照明や扇風機を使う

停電すると、普段当たり前に使っている照明や冷暖房も使えなくなる可能性があります。

ポータブル電源があれば、対応するLED照明や扇風機などへ給電できます。

僕自身、夏に自宅が停電した際、BLUETTI EB70Sにつないで一般的な家庭用扇風機を実際に使用しました。

もともと防災目的で購入したポータブル電源ではありませんでしたが、この経験から「停電したときにも使えるんだ」と実感しました。

特に暑い時期の停電では、扇風機を動かせることは我が家にとって役立ちました。

一方、寒い時期に暖房器具を使いたい場合は注意が必要です。

電気ストーブやセラミックファンヒーターなどは消費電力が大きい製品もあるため、ポータブル電源の定格出力を超える機器は使用できません。

夏に扇風機が使えたからといって、冬の暖房器具も同じように使えるとは限りません。

防災用として考えるなら、季節ごとに使いたい家電の消費電力を確認しておくことが大切です。

パソコンなどの通信・情報収集機器に使う

ポータブル電源は、対応するパソコンや通信機器などへの給電にも利用できます。

僕は普段、車中泊やキャンプでMacBook Airの充電にもEB70Sを使っています。

災害時に必ずパソコンが必要になるとは限りませんが、停電が長引いた場合には情報収集や仕事、家族との連絡などで必要になることも考えられます。

ただし、スマートフォン・照明・扇風機・パソコンなどをすべて普段どおり使えば、その分だけポータブル電源の残量は減っていきます。

そのため非常時には、

  • 連絡・情報収集
  • 照明
  • 暑さ・寒さへの対策
  • その他の機器

など、家庭ごとに電気を使う優先順位を決めておくと判断しやすくなります。

医療・健康機器は事前に使用できるか確認する

CPAPなど、電源を必要とする医療・健康機器への使用を考えている場合は、特に事前確認が必要です。

僕自身もCPAPを使用しており、EB70SのAC出力につないで使ったことがあります。

ただ、僕の環境では使用中に途中で給電が止まった経験があります。

現時点では原因を特定できていないため、容量不足やECOモード、機器との相性など、特定の原因だったとは断定できません。

そのため、「ポータブル電源の容量が足りていればCPAPも一晩使える」とは考えず、自分が使用する機器とポータブル電源の組み合わせで事前に確認することが重要だと感じています。

特に非常時に使用できることを前提にする機器については、実際に必要な時間まで動作するかを平常時に確認しておく必要があります。

僕もこの組み合わせについては、あらためて自宅で検証する予定です。

防災用ポータブル電源の容量目安

防災用のポータブル電源を選ぶとき、「何Whあれば安心なのか」は特に気になるところだと思います。

300Wh、500Wh、1,000Whなど容量の異なる製品がありますが、防災用だから一律に「○○Wh以上あれば安心」と決めることはできません。

家族の人数や使いたい機器、使用時間によって必要な容量が変わるからです。

まずは「何Whの商品を買うか」ではなく、停電したときに何を使いたいのかを考えてみましょう。

まずは何を何時間使いたいか書き出す

必要な容量を考えるときは、停電時に使いたい機器を書き出すところから始めます。

たとえば我が家なら、

  • 家族のスマートフォン
  • LED照明
  • 扇風機
  • MacBook Air
  • 季節によっては暖房器具

などが候補になります。

ただし、これらをすべて同時に、普段と同じように使うことを前提にするわけではありません。

停電時には電気を使える量に限りがあるため、

「絶対に使いたいもの」と「余裕があれば使いたいもの」を分けておく

と必要な容量を考えやすくなります。

家電の消費電力(W)と使用する時間(h)から、おおよそ必要になる電力量(Wh)を考えることができます。

たとえば消費電力30Wの機器を5時間使用すると、

30W × 5時間 = 150Wh

がひとつの目安になります。

ただし、実際に使用できる電力量は変換ロスや使用環境などの影響を受けるため、ポータブル電源の容量をそのまますべて使えるとは限りません。

300〜500Whは最低限の電源確保を考える場合

300〜500Whクラスは、比較的容量が小さく、本体も持ち運びやすい製品が多い容量帯です。

防災では、

  • スマートフォンの充電
  • LED照明
  • 小型の電気機器
  • 消費電力の小さい機器

などを中心に使う場合の候補になります。

一方、家族で複数の機器を使ったり、扇風機などを長時間動かしたりする場合は、容量に余裕がなくなる可能性があります。

そのため、家族で使う防災用として考えるなら、容量だけでなく「何をどのくらい使えるのか」まで確認することが大切です。

600〜1,000Whは車中泊と防災を兼用しやすい容量帯

僕が使っているBLUETTI EB70Sは716Whです。

もともとは車中泊やキャンプ用として購入しましたが、スマートフォンやMacBook Airの充電、扇風機などに使ってきました。

実際の停電でも家庭用扇風機を動かせたため、我が家では防災用品としても使えると感じています。

また、車中泊やキャンプにも持ち出せるので、非常時だけ自宅に置いておくものになっていません。

僕の使い方では、700Wh前後は車中泊・キャンプと防災を兼用するうえで、容量と持ち運びやすさを考えやすいひとつの基準になっています。

ただし、これは「防災には700Whあれば十分」という意味ではありません。

家族の人数や使用する機器によっては、さらに大きな容量が必要になります。

1,000Wh以上は家族で複数の機器を使う場合も比較したい

停電時に家族で複数の機器を使いたい場合や、より長時間の使用を想定するなら、1,000Wh以上のモデルも比較対象になります。

容量が増えれば、その分だけ使える電力量には余裕ができます。

我が家でも災害時は家族で使うことを想定しているため、今後新しく防災目的を重視して選ぶなら、1,000Wh以上のモデルも比較します。

ただし、大容量になれば、

  • 本体が重くなる
  • サイズが大きくなる
  • 保管場所が必要になる
  • 購入価格も高くなりやすい

といった点も考える必要があります。

「家族で使うから一番大きな容量を選ぶ」のではなく、必要な電力量と持ち運び・保管のしやすさを一緒に考えることが重要です。

大容量すぎると重さと価格が負担になることもある

防災用と考えると、「できるだけ大容量の方が安心」と思うかもしれません。

僕も災害時のことだけを考えれば、容量には余裕がある方が安心だと思います。

しかし、ポータブル電源は容量が大きくなるほど、重量やサイズも増える傾向があります。

我が家では、自宅裏に川があるため、EB70Sを2階のウォークインクローゼットに保管しています。

浸水などで1階から垂直避難する状況も考え、2階でも電源を使えるようにしておきたいからです。

一方で、避難時にポータブル電源そのものを移動させる必要がある場合、本体が重すぎれば負担になります。

普段は車中泊やキャンプにも持ち出すため、僕にとっては容量だけでなく持ち運べることも重要です。

防災用のポータブル電源は「大きければ安心」ではなく、保管場所・持ち運び・普段使いまで含めて、自分の家庭に合う容量を選ぶことが大切です。

容量や重さを考えずに選ぶと、購入後に「思っていた使い方と違った」と感じることもあります。

ポータブル電源を購入して後悔しやすいポイントは、こちらの記事で詳しく紹介しています。

僕が所有する716WhのEB70Sを防災目線で考える

僕が使っているポータブル電源は、BLUETTI EB70Sです。

容量716Wh・定格出力800Wのモデルで、購入から2年以上、車中泊やキャンプを中心に使ってきました。

購入した当初は防災用品として選んだわけではありません。

ところが実際の停電で扇風機を動かした経験から、現在では車中泊やキャンプだけでなく、停電への備えとしても考えるようになりました。

ここでは、これまで実際に使ってきた経験と、防災用として考えたときに感じていることを分けて紹介します。

スマホ・MacBook Air・扇風機には実際に使えている

EB70Sはこれまで、

  • スマートフォンの充電
  • MacBook Airの充電
  • 扇風機
  • 車中泊やキャンプで使う電気機器

などに使ってきました。

そして防災という意味で最も印象に残っているのが、自宅が停電したときです。

夏場の停電だったため、EB70Sに一般的な家庭用扇風機をつないで使用しました。

購入時には想定していなかった使い方でしたが、普段アウトドアで使っているポータブル電源を、そのまま停電時の電源として使えたことで、防災用品としての価値を意識するきっかけになりました。

もちろん、扇風機が使えたからといって、家庭にあるすべての電化製品を使えるわけではありません。

防災用として考える場合も、使用する家電の消費電力とポータブル電源の定格出力を事前に確認する必要があります。

車中泊では2泊3日でも使っている

EB70Sは、車中泊やキャンプでも実際に使っています。

2泊3日の車中泊やキャンプでは、スマートフォンやMacBook Airなどの充電を中心に使用してきました。

この経験から分かったのは、716Whという数字を見るだけではなく、実際に何へ電気を使うかによって持ち時間は大きく変わるということです。

スマートフォンの充電を中心にする場合と、扇風機などを長時間使用する場合では、同じ716Whでも残量の減り方は違います。

これは災害時も同じだと考えています。

停電時に家族で使うなら、普段以上に「何を優先して使うか」を決めておく必要があります。

4泊5日の旅行では途中で充電して使った

4泊5日の旅行でEB70Sを使ったときは、最初に蓄えた電気だけで最後まで使ったわけではありません。

移動中にハイエースの100Vコンセントから充電しながら使用しました。

この経験は、防災用として考えるうえでも重要だと思っています。

ポータブル電源は、一度充電しておけば電気を無限に使えるものではありません。

短時間の停電なら本体に蓄えた電気で対応できる可能性がありますが、停電が長期化すれば、いずれ残量はなくなります。

我が家には現在、ソーラーパネルなど長期停電時に自宅でEB70Sを再充電するための設備を用意していません。

ポータブル電源を持っているだけで長期停電への備えが完成するわけではなく、「使い切ったあと、どうするか」まで考える必要があると感じています。

2階に保管して停電時にも使えるようにしている

現在、EB70Sは自宅2階のウォークインクローゼットに保管しています。

我が家は自宅の裏に川があるため、災害時に自宅内で垂直避難する状況も考えています。

そのため、1階だけではなく2階でも電源を確保できるよう、ポータブル電源を2階に置いています。

普段は80〜90%程度の残量で保管し、キャンプや車中泊へ出掛ける前には満充電にしています。

ただし、これはあくまで我が家で現在行っている保管方法です。

ポータブル電源はバッテリーを搭載した製品なので、保管時の残量や温度、保管環境については、使用する製品の取扱説明書やメーカーの案内を確認してください。

EB70Sを車中泊やキャンプで2年以上使った感想や、実際に感じたメリット・デメリットはレビュー記事で詳しく紹介しています。

災害で長期間使用した経験はない

ここは、この記事を書くうえで明確にしておきたいところです。

僕は実際の停電でEB70Sを使った経験はありますが、地震や水害などの災害による長期停電で、数日間にわたってポータブル電源だけで生活した経験はありません。

そのため、

「716Whあれば家族で災害時も十分」

「EB70Sがあれば長期停電でも安心」

とは言えません。

実際に経験しているのは、車中泊やキャンプで2年以上使ってきたことと、自宅の停電時に扇風機を動かしたことです。

経験したことと、まだ経験していないことを分けたうえで考えても、停電時に使える電源を自宅に確保しておくことには意味があると感じています。

一方で、長期停電への備えとして考えるなら、容量だけでなく再充電方法や、ポータブル電源を使わなくても対応できる防災用品まで考えておく必要があります。

防災用として購入する前に確認したいこと

防災用のポータブル電源を選ぶときは、容量の大きさだけを見て決めるのではなく、停電時に使いたい機器や保管方法、再充電まで考えておくことが大切です。

僕自身、EB70Sを購入したときは防災目的ではなかったため、長期停電時の再充電方法までは考えていませんでした。

実際に停電で使った経験から、今あらためて防災用として選ぶなら、次のポイントを確認します。

容量だけでなく定格出力を確認する

ポータブル電源では、容量(Wh)と定格出力(W)の両方を確認します。

容量が十分にあっても、使いたい家電の消費電力がポータブル電源の定格出力を超えていれば、使用できない場合があります。

特に注意したいのが、消費電力の大きな家電です。

我が家でも停電時には扇風機だけでなく、寒い時期なら暖房器具を使いたいと考えています。

ただし、電気ストーブやセラミックファンヒーターなどは消費電力が大きい製品もあります。

そのため、「何Whあるか」だけではなく、「使いたい家電を動かせる出力があるか」まで確認することが重要です。

必要な出力端子を確認する

防災時に何を使うかによって、必要な出力端子も変わります。

たとえば、

  • ACコンセント
  • USB-A
  • USB-C
  • DC出力

などがあります。

スマートフォンを充電するだけなのか、家庭用扇風機やパソコンなども使うのかによって必要な端子は違います。

また、家族で使う場合は、端子の種類だけでなく数も確認しておきたいところです。

我が家でも災害時には家族で使うことを想定しているため、停電してから「つなぎたい機器を同時に接続できない」と気づかないよう、普段から確認しておくことが大切だと思います。

本体への充電方法を確認する

防災用として考えるなら、僕が特に重要だと感じているのが充電方法です。

僕は4泊5日の旅行でEB70Sを使った際、ハイエースで移動しながら100Vコンセントから充電しました。

車中泊ではこの方法が使えましたが、自宅が長期間停電した場合は状況が違います。

我が家には現在、ソーラーパネルなど停電時に自宅でEB70Sを再充電する手段を用意していません。

短時間の停電なら本体に残っている電気を使えますが、長期停電ではいずれ使い切ってしまいます。

そのため、防災用として購入するなら、

  • 家庭用コンセント
  • 車からの充電
  • ソーラーパネル
  • その他、製品が対応している充電方法

を確認し、停電が長引いたときに自分の環境ではどうやって再充電するのかまで考えておきたいところです。

バッテリーの種類と寿命を確認する

防災用品として保有するなら、バッテリーの種類や寿命も確認しておきたいポイントです。

ポータブル電源は購入して終わりではなく、長期間保管しながら必要なときに使う可能性があります。

そのため購入候補を比較するときは、

  • 搭載されているバッテリーの種類
  • メーカーが公表している充放電サイクル
  • 保管方法
  • 保管に適した温度
  • 定期的なメンテナンス方法

なども確認します。

非常時に使うものだからこそ、「何年使えるか」だけでなく、普段どう管理するかまで考えておくことが大切です。

保管場所と定期的な残量確認を考える

ポータブル電源を防災用として持っていても、停電したときに残量がほとんどなければ十分に使えません。

我が家ではEB70Sを2階のウォークインクローゼットに置き、普段は80〜90%程度の残量で保管しています。

キャンプや車中泊へ持ち出す前には満充電にしています。

ただし、これは我が家で現在行っている運用であり、すべてのポータブル電源に適した保管方法という意味ではありません。

保管時の適切な残量や温度、充電する頻度などは、使用している製品の取扱説明書やメーカーの案内を確認してください。

また、我が家は自宅裏に川があるため、浸水時の垂直避難も考えて2階に置いています。

「どこなら邪魔にならないか」だけではなく、「災害時にどこで使う可能性があるか」まで考えて保管場所を決めることも、防災では大切だと感じています。

保証と国内サポートも確認する

防災用品として長く使うことを考えるなら、購入後の保証やサポートも確認します。

僕なら、

  • 保証期間
  • 保証の対象範囲
  • 問い合わせ方法
  • 国内でサポートを受けられるか
  • 故障や不具合が起きた場合の対応

などを購入前に確認します。

防災用だからといって、容量や出力だけで選ぶ必要はありません。

必要なときに使える状態を維持するところまで含めて、防災用ポータブル電源を選ぶことが大切です。

\ 防災と普段使いに合う容量・出力を確認 /

※容量・定格出力・充電方法・保証などの最新情報は、BLUETTI公式サイトで確認してください。

ポータブル電源だけで防災対策は完成しない

ポータブル電源があれば、停電時でもスマートフォンを充電したり、扇風機や照明などへ電気を供給したりできます。

僕自身、実際の停電でEB70Sを使って扇風機を動かした経験から、電源を確保しておくことの大切さを感じました。

ただし、ポータブル電源を1台用意すれば防災対策が完成するわけではありません。

災害時には停電だけでなく、断水や通信障害、物流の停止などが起こる可能性もあります。

ポータブル電源はあくまで「電気を確保するための備え」のひとつとして考え、電気がなくても使える防災用品や水・食料、情報収集手段なども一緒に準備しておくことが大切です。

電源がなくても使える防災用品も備える

ポータブル電源には使える電力量に限りがあります。

そのため、すべてを電気に頼るのではなく、電源がなくても使えるものを組み合わせておくと安心です。

たとえば、

  • 乾電池式のライト
  • 乾電池や予備電池
  • モバイルバッテリー
  • 携帯ラジオ
  • カセットコンロ
  • 防寒用品

なども、停電時に役立つ可能性があります。

我が家でもポータブル電源は家族で使うことを想定していますが、限られた電気をすべての用途に使うわけにはいきません。

ポータブル電源でなければ動かせないものを優先し、それ以外は電気を使わない方法でも対応できるようにしておくことが、限られた電力を長く使うことにもつながります。

長期停電では再充電の方法が必要になる

ポータブル電源は、蓄えてある電気を使えば残量が減っていきます。

短時間の停電なら本体に残っている電気だけで対応できても、停電が数日続けば再充電が必要になる可能性があります。

僕の場合、車中泊や旅行ではハイエースの100VコンセントからEB70Sを充電できます。

しかし、自宅が停電している状況では同じように充電できるとは限りません。

我が家には現在ソーラーパネルを用意しておらず、長期停電時の再充電方法までは十分に準備できていません。

これはポータブル電源を防災用品として考えるようになってから気づいた課題です。

「何Whのポータブル電源を持つか」だけでなく、「その電気を使い切ったあと、どうやって再充電するか」まで考える必要があります。

今後、我が家でも長期停電への備えを考えるなら、対応するソーラーパネルなどを含めて再充電方法を検討したいと思っています。

水・食料・照明・情報収集手段も準備する

災害時に必要になるのは電気だけではありません。

水や食料、照明、情報を得る手段なども必要になります。

特に大規模な災害では、停電だけでなく断水や物流への影響などが同時に起こる可能性があります。

そのため、

  • 飲料水
  • 非常食
  • 照明
  • 衛生用品
  • 情報収集手段
  • 季節に応じた暑さ・寒さへの備え

など、家庭に必要なものをまとめて考えておくことが大切です。

我が家の場合は自宅の裏に川があるため、自宅内で垂直避難する状況も想定してEB70Sを2階に保管しています。

しかし、ポータブル電源だけを2階に置いておけば十分というわけではありません。

「どんな災害が起きる可能性があるのか」「そのとき家族でどこに避難するのか」まで考えたうえで、必要なものを使える場所に備えておくことが重要だと考えています。

ポータブル電源も、その備えのひとつです。

防災と普段使いを兼用すると無駄になりにくい

防災のためだけにポータブル電源を購入すると、「結局ほとんど使わなかった」と感じることもあると思います。

僕の場合は逆で、もともと車中泊やキャンプで使うためにBLUETTI EB70Sを購入し、あとから防災用品としても使えることに気づきました。

購入から2年以上、車中泊やキャンプで10回以上使い、実際の停電では家庭用扇風機の電源としても使用しています。

この経験から、ポータブル電源は非常時だけ保管しておくのではなく、車中泊やキャンプなど普段の生活でも使いながら防災に備える方法もあると感じています。

車中泊やキャンプで定期的に使う

我が家ではEB70Sを、車中泊やキャンプへ持って行って使っています。

スマートフォンやMacBook Airを充電したり、扇風機を使ったりと、特別な使い方をしているわけではありません。

しかし、定期的に使うことで、

  • どこから電源を入れるのか
  • どの端子を使うのか
  • どの機器なら使えるのか
  • どのくらい使うと残量が減るのか
  • どうやって本体を充電するのか

といった基本的な操作を自然に確認できます。

災害が起きてから初めて箱を開けて説明書を読むより、普段から使い慣れている方が、停電時にも迷わず使いやすいと思います。

「防災用品として保管する」のではなく、「普段使っているものを非常時にも使う」という考え方は、ポータブル電源と相性がいいと感じています。

普段から使えば操作方法を確認できる

ポータブル電源は、コンセントにつなげば終わりという製品ではありません。

AC出力を使うときの操作や残量表示の確認、本体への充電など、実際に触って初めて分かることもあります。

僕自身、車中泊やキャンプで繰り返し使ってきたため、停電したときも「どうやって使うんだっけ?」と戸惑うことなく扇風機をつなぐことができました。

防災用品は、持っているだけではなく、必要なときに使えることが大切です。

その意味でも、平常時に一度使っておくのではなく、ときどき使う機会を作ることが非常時の備えにもつながると思います。

非常時だけ保管するより状態を把握しやすい

普段から使っていると、ポータブル電源の状態を確認する機会も増えます。

残量がどのくらいあるのか、本体を問題なく充電できるか、実際に機器へ給電できるかなどを確認できます。

我が家では普段80〜90%程度の残量で保管し、車中泊やキャンプへ行く前には満充電にしています。

もちろん、これは我が家の現在の使い方であり、保管時の適切な残量や充電頻度は製品ごとの取扱説明書やメーカーの案内を確認する必要があります。

ただ、防災用として奥にしまったままにするのではなく、定期的に使うことで「今どのくらい残量があるのか」を意識する機会は増えました。

ポータブル電源は決して安いものではありません。

だからこそ僕なら、防災専用品として考えるのではなく、車中泊・キャンプ・普段使いと防災を兼用できるかまで考えて購入します。

防災以外に使う予定がまったくない場合は、本当にポータブル電源が必要なのかを一度考えてから購入しても遅くないと思います。

僕が実際に車中泊でポータブル電源をどう使っているのか、必要な人・いらない人の違いについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。

防災用ポータブル電源についてよくある質問

防災用にポータブル電源を検討するときに気になりやすい疑問をまとめました。

防災用のポータブル電源は何Wh必要ですか?

必要な容量は、家族の人数や停電時に使いたい機器、使用時間によって変わるため、一律に「○Whあれば安心」とは言えません。

まずは停電時に使いたい機器の消費電力(W)と、何時間使いたいのかを確認することが大切です。

僕が使っているEB70Sは716Whで、実際の停電では家庭用扇風機を使用しました。

一方、家族で複数の機器を使ったり、より長時間の使用を想定したりする場合は、必要な電力量を計算したうえで1,000Wh以上のモデルも比較対象になります。

容量の数字から選ぶのではなく、「停電したら何を使いたいか」から必要な容量を考えるのがおすすめです。

ポータブル電源があれば停電時に何時間使えますか?

使用できる時間は、ポータブル電源の容量と接続する機器の消費電力によって変わります。

同じポータブル電源でも、スマートフォンを充電する場合と扇風機などを長時間使う場合では残量の減り方が違います。

また、容量(Wh)を消費電力(W)で単純に割った時間を、そのまま使用できるとは限りません。

変換ロスや使用環境などもあるため、非常時に必ず使いたい機器については、平常時に実際につないで確認しておくと安心です。

防災用ならソーラーパネルも必要ですか?

短時間の停電に備えるだけなら、必ずしも全家庭にソーラーパネルが必要とは限りません。

ただし、停電が長期化するとポータブル電源に蓄えていた電気はいずれなくなります。

我が家にも現在ソーラーパネルはなく、長期停電時の再充電方法までは十分に準備できていません。

そのため今後、長期停電まで想定するなら、使用しているポータブル電源に対応したソーラーパネルなどの再充電方法も検討したいと考えています。

「ポータブル電源を持っているか」だけでなく、「使い切ったあとにどうするか」まで考えておくことが大切です。

ポータブル電源は普段何%で保管すればいいですか?

適切な保管時の残量や充電頻度は製品によって異なるため、使用している製品の取扱説明書やメーカーの案内を確認してください。

我が家では、停電時にも使えるようEB70Sを普段80〜90%程度の残量で保管し、車中泊やキャンプへ行く前には満充電にしています。

ただし、これは我が家で現在行っている運用であり、メーカーが推奨する長期保管方法として紹介しているわけではありません。

防災用として保管する場合も、残量だけでなく保管温度や定期的な状態確認など、使用している製品に合った管理方法を確認しましょう。

防災用ポータブル電源は普段使いしてもいいですか?

僕はむしろ、車中泊やキャンプなどでも使える家庭なら、普段から使っておくメリットがあると感じています。

僕自身、EB70Sを2年以上、車中泊やキャンプで10回以上使ってきたため、実際に停電したときも操作に迷わず家庭用扇風機をつなぐことができました。

普段から使うことで、操作方法だけでなく残量や充電方法、どの機器が使えるのかも確認できます。

「非常時に初めて使う」のではなく、普段使いの延長で防災にも使える状態にしておくのもひとつの考え方です。

防災のためだけにポータブル電源を買う必要はありますか?

すべての家庭が、防災のためだけにポータブル電源を購入する必要があるとは思いません。

スマートフォンの充電や照明などが中心なら、モバイルバッテリーや乾電池などで対応できる家庭もあります。

一方、停電時にも扇風機やパソコンなどの電化製品を使いたい場合や、家族で複数の機器を充電したい場合は、ポータブル電源が役立つ可能性があります。

僕の場合は車中泊やキャンプ用として購入し、実際の停電でも使えたことで防災用品としての価値に気づきました。

防災用品だから買うのではなく、「停電したら家族で何に電気を使いたいのか」から必要性を判断することが大切です。

まとめ|防災にポータブル電源が必要かは「停電時に何を使いたいか」で決める

防災のために、すべての家庭がポータブル電源を用意する必要があるとは思いません。

スマートフォンの充電や照明などが中心なら、モバイルバッテリーや乾電池などで対応できる家庭もあります。

一方で、

  • 停電時にも扇風機などの電化製品を使いたい
  • 家族のスマートフォンを充電したい
  • パソコンなどの電源も確保したい
  • 車中泊やキャンプでも普段から使いたい

という家庭なら、ポータブル電源は防災にも役立つ備えになります。

僕自身、BLUETTI EB70Sはもともと車中泊やキャンプ用として購入しました。

購入から2年以上使い、夏に自宅が停電した際には、家庭用扇風機の電源として実際に使用しています。

この経験から、普段使っているポータブル電源を停電時にも使えることは、我が家にとって大きなメリットだと感じました。

ただし、ポータブル電源を持っていれば防災対策が完成するわけではありません。

我が家にも現在ソーラーパネルはなく、長期停電時にポータブル電源を使い切ったあとの再充電方法までは十分に準備できていません。

水や食料、照明、情報収集手段など、電気以外の備えも必要です。

だからこそ、防災用ポータブル電源を選ぶときは「何Whあれば安心か」だけで決めるのではなく、

「停電したとき、家族で何に電気を使いたいのか」

から考えてみてください。

そのうえで必要だと判断したら、容量・定格出力・充電方法・保管方法などを比較して、自分の家庭に合ったポータブル電源を選ぶことが大切です。

僕のように車中泊やキャンプでも使うのであれば、普段使いと防災を兼ねることで、非常時だけ眠らせておくものにもなりにくいと思います。

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※容量・定格出力・充電方法・保証などの最新情報は、BLUETTI公式サイトで確認してください。

防災にポータブル電源は必要?停電時に扇風機を使った経験から容量の目安と備え方を解説

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この記事を書いた人

40代から、
もう一度、海へ。

週1サーファーとして、実体験だけを発信しています。

nanazero MID01 6'4とMID02 7'4を実際に使用しながら、40〜50代・再開組の目線で、**「本数を増やすボード選び」と「長くサーフィンを続ける方法」**を発信しています。

サーフボードやサーフィン用品はもちろん、ハイエースでの車中泊・DIY・便利アイテムまで、自分で使って納得したものだけをレビューしています。

「次の週末、乗れる本数を増やしたい。」

そんな40〜50代の再開サーファーに向けて、比較・診断・実体験をもとに情報をお届けしています。

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