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防災リュックの中身は何が必要?防災士が最低限の必需品と家族別チェックリストを解説

防災リュックの中身と最低限必要な防災用品を防災士が解説する記事のアイキャッチ

「防災リュックの中身って、何を入れればいいの?」

「最低限必要なものだけでも、先に揃えておきたい」

「子どもがいる家庭では、何を追加すればいい?」

災害への備えが大切だと分かっていても、防災用品の種類が多く、何から準備すればいいのか迷いますよね。

どうも!防災士のひろくまです!

僕は千葉県の沿岸部で、妻と子ども3人の家族5人で暮らしています。

防災士の資格を取得していますが、実はわが家の非常持ち出し用防災リュックも、まだ一部しか準備できていません。

だからこそ大切にしたいのが、何でも詰め込むのではなく、命と安全を守るために必要なものから優先して準備することです。

この記事では、防災リュックの必需品から家族構成に合わせた備え方まで、チェックリストを交えて解説します。

この記事でわかること
  • 防災リュックに最低限必要なもの
  • すぐに使える防災用品チェックリスト
  • 100均で揃えられるもの・注意したいもの
  • 子どもがいる家庭・家族5人の備え方
  • 非常持ち出し袋と自宅備蓄の違い
  • 自分で揃える場合と防災セット購入の違い
この記事を書いた人
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ひろくま

防災士|現役消防団員|3児の父

千葉県の海や川の近くで家族5人と暮らしながら、地域の消防団や自主防災活動に携わっています。

防災士としての知識と3児の父親としての視点から、家庭で無理なく取り組める防災対策を発信しています。

保有資格・活動

🛡️ 防災士

🚒 現役消防団員

🏘️ 地域の自主防災活動に参加

❤️ 上級救命講習修了

目次

防災リュックの中身に最低限必要なもの一覧

防災リュックの中身は、避難時に必要なものを優先して準備することが大切です。

飲料水や非常食だけでなく、停電に備えるライト、通信手段を確保するモバイルバッテリー、携帯トイレや常備薬なども確認しておきましょう。

ただし、必要な用品や数量は、家族構成・健康状態・季節・避難先によって異なります。

まずは、防災リュックに入れておきたい基本的な用品を一覧で確認してみましょう。

防災リュックに必要な水・食料・ライト・通信機器・救急用品・衛生用品・防寒着・貴重品の一覧
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分類必要なもの主な目的
飲料・食料飲料水、すぐ食べられる非常食水分・エネルギー補給
安全ヘルメット、軍手、ホイッスルけがの防止・救助要請
明かりLEDライト、予備電池停電時の移動
通信モバイルバッテリー、充電ケーブルスマートフォンの充電
情報収集携帯ラジオ災害情報の確認
衛生携帯トイレ、マスク、ウェットティッシュ衛生環境の維持
救急救急用品、常備薬けが・体調不良への備え
防寒・雨対策アルミブランケット、雨具寒さや雨への対応
衣類下着、靴下、タオル衛生・着替え
貴重品現金、必要書類の控え、連絡先連絡・身元確認

※上記は一般的な備えの例です。ヘルメットや歩きやすい靴などは、必ずしもリュックの中に収納する必要はありません。
避難時にすぐ使える場所へ準備しておくことが大切です。

命と安全を守る用品

災害時には、停電や建物の損傷によって、普段どおりに移動できなくなる可能性があります。

そのため、LEDライト、軍手、ホイッスルなど、安全を確保するための用品を準備しておきましょう。

特に夜間の避難では、足元を照らすライトが役立ちます。

また、避難経路に危険な場所がないか、普段から確認しておくことも大切です。

ただし、津波などで直ちに避難が必要な場合は、用品を探すことよりも避難を優先してください。

水・食料・常備薬

飲料水や非常食は、防災リュックに入れておきたい基本的な用品です。

ただし、家族全員分の水や食料を大量に詰め込むと、リュックが重くなってしまいます。

避難時に持ち出す量と、自宅に備蓄する量は分けて考えましょう。

また、常備薬や眼鏡など、本人に欠かせないものは、市販の防災セットだけでは揃わない場合があります。

家族それぞれに必要な用品を確認し、持ち出せる状態にしておくことが大切です。

携帯トイレと衛生用品

防災リュックの中身で忘れたくないのが、携帯トイレや衛生用品です。

災害時には、断水や設備の故障によって、普段どおりにトイレを使えなくなる可能性があります。

携帯トイレに加え、トイレットペーパー、ウェットティッシュ、ポリ袋なども準備しておきましょう。

特に家族で避難する場合は、必要な数量が増えるため、持ち出し用と自宅備蓄用を分けて考えることが大切です。

防災リュックの中身チェックリスト【保存版】

防災リュックを準備するときは、必要なものをチェックリストで確認すると、入れ忘れを防ぎやすくなります。

以下は、一般的な非常持ち出し用品を中心にまとめたチェックリストです。

すべてを一度に揃える必要はありません。まずは自宅にあるものを確認し、足りないものから少しずつ準備していきましょう。

なお、必要な用品や数量は、家族構成や健康状態、避難先などによって異なります。

防災リュックの中身チェックリスト

準備できているものにチェックを入れて、足りないものを確認しましょう。

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※一般的な備えの例です。すべてをリュックに入れる必要はありません。家族構成・健康状態・避難方法に合わせて調整してください。津波などで緊急避難が必要なときは、荷物より避難を優先してください。

ここまでのチェックリストを見て、「必要なものを一つずつ揃えるのは大変そう」と感じた方もいるかもしれません。

そんな場合は、基本的な防災用品がまとめられた市販の防災セットを確認する方法もあります。

ただし、防災セットを購入すれば準備がすべて完了するわけではありません。常備薬や家族それぞれに必要なものは、別途追加する必要があります。

僕が防災士の視点から中身や注意点を調べた「あかまる防災かばん」については、こちらの記事で詳しく紹介しています。

関連記事:あかまる防災かばんの中身は十分?防災士がメリット・注意点を検証

防災リュックの中身は100均でも揃えられる?

防災リュックの中身は、100均でも揃えられるものがたくさんあります。

すべてを防災専用品で統一する必要はなく、日用品を上手に活用すれば、費用を抑えながら準備を進められます。

ただし、100均の商品だけで防災リュックを完成させようとするのはおすすめしません。

災害時に確実に使いたいライトやモバイルバッテリーなどは、価格だけでなく性能や使いやすさも確認することが大切です。

100均で揃えやすい防災用品

100均では、衛生用品や小物類を中心に、防災リュックに役立つものを探せます。

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防災用品用途・選ぶ際のポイント
ポリ袋・ごみ袋ごみの保管や濡れたものの仕分け
ウェットティッシュ手や身の回りの汚れを拭く
マスクほこり対策や衛生管理
軍手手の保護。作業内容に合う強度を確認
ホイッスル助けを求める際に使用。音量を確認
携帯用ティッシュトイレや衛生管理
ジッパー付き保存袋書類や小物の整理・防水補助
メモ帳・筆記用具連絡先や災害情報の記録
レインポンチョ雨対策。サイズや耐久性を確認

※店舗や時期によって取り扱い商品・価格は異なります。また、100円(税込110円)以外の商品もあるため、購入前に確認してください。

まずは自宅にあるものを確認し、不足しているものを100均で補充すると、無駄な買い物を減らせます。

100均だけで揃えず、性能を確認したいもの

一方で、災害時の安全や健康に関わる用品は、価格だけで判断しないことが大切です。

特に、次の用品は性能や品質を確認して選びましょう。

  • LEDライト: 明るさ、連続点灯時間、電源方式を確認する
  • モバイルバッテリー: 容量、安全性、充電端子を確認する
  • 携帯トイレ: 使用回数、凝固剤の性能、保管期限を確認する
  • 救急用品: 必要な内容物と使用期限を確認する
  • 防寒用品: 季節や避難環境に合った保温性能を確認する

例えば、LEDライトは購入後に実際に点灯させ、暗い場所で十分な明るさがあるか確認しておくと安心です。

モバイルバッテリーも、持っているスマートフォンを充電できるか、事前に試しておきましょう。

100均と防災専用品を組み合わせるのがおすすめ

防災リュックは、すべて高価な商品で揃える必要はありません。

ポリ袋やウェットティッシュなどは100均を活用し、ライトや携帯トイレなどは必要な性能を満たす商品を選ぶという方法もあります。

大切なのは、価格の安さよりも、災害時に必要なものが使える状態で揃っていることです。

防災用品を一度に買い揃えるのが難しい場合は、優先順位を決めて少しずつ準備していきましょう。

子どもがいる家庭・家族5人の防災リュックの中身

子どもがいる家庭では、大人向けの防災用品を揃えるだけでは十分とはいえません。

子どもの年齢や体格、健康状態に合わせて、必要なものを追加することが大切です。

また、家族全員分の荷物を一つのリュックに詰め込むと、重くなりすぎて避難の妨げになる可能性があります。

家族それぞれが必要なものを確認し、無理なく持ち出せるように準備しましょう。

子どもがいる家庭で追加したい防災用品

子どもがいる家庭では、基本的な防災用品に加えて、次のようなものも確認しておきましょう。

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防災用品準備する理由
子ども用の飲料水・非常食年齢や食べやすさに合わせるため
個包装のお菓子エネルギー補給や気持ちを落ち着かせるため
子ども用マスク顔の大きさに合ったものを使用するため
着替え・下着・靴下汚れや汗、寒さに備えるため
タオル・ウェットティッシュ衛生管理のため
子ども用の常備薬必要な薬を確保するため
家族の連絡先を書いたメモ家族と離れた場合に備えるため
小さなおもちゃ・安心できるもの避難先での不安を和らげるため

乳幼児がいる家庭では、さらに粉ミルクや液体ミルク、哺乳用品、おむつ、おしりふきなども必要に応じて追加してください。

一方、小学生以上の子どもでも、大人と同じ重さのリュックを背負えるとは限りません。

年齢だけで判断せず、体格や体力に合わせて中身を調整することが大切です。

家族5人分を一つのリュックにまとめない

家族5人で避難する場合、全員分の飲料水や食料、衛生用品を一つのリュックにまとめると、かなりの重量になる可能性があります。

家族5人の防災リュックの準備例。大人と子どもで持ち物や重さを分けるイメージ

そこで考えたいのが、家族それぞれの持ち出し用品を分けて準備する方法です。

例えば、次のように役割を分けると整理しやすくなります。

  • 大人のリュック: 飲料水、非常食、ライト、救急用品など
  • 子どものリュック: 本人が持てる範囲の飲料水、非常食、着替えなど
  • 家族共通の用品: 携帯ラジオ、救急用品、必要書類の控えなど

ただし、家族共通の用品を誰か一人だけが持っていると、別々に避難した際に使えない可能性があります。

ライトや連絡先など、各自が必要とするものは、できるだけ個別に準備しておきましょう。

また、災害時には子どもを抱えたり、手をつないで移動したりする場面も考えられます。

リュックの重さだけでなく、安全に避難できることを最優先にしてください。

防災士の僕も家族5人分の準備はまだ途中

防災士の資格を取得したことで、災害への備えについて学ぶ機会が増えました。

それでも、わが家の非常持ち出し用防災リュックは、まだ一部しか準備できていません。

家族5人分となると、必要な用品を確認するだけでも項目が多く、何を優先するべきか考える必要があります。

だからこそ、今回の記事で紹介したチェックリストを使いながら、不足しているものを整理していきたいと考えています。

防災リュックは、一度準備したら終わりではありません。

子どもの成長や季節の変化に合わせて、衣類や食料、必要な用品を見直していくことも大切です。

完璧な防災リュックを最初から目指すより、必要なものから備えを進めることが、わが家にとっても現実的な方法だと感じています。

防災リュックの重さと容量はどれくらいが目安?

防災リュックを選ぶときは、容量だけでなく、荷物を入れた状態の重さにも注意が必要です。

必要な防災用品をすべて詰め込もうとすると、リュックが重くなり、避難時の移動に支障が出る可能性があります。

特に子どもや高齢者がいる家庭では、たくさん入ることよりも、安全に持ち出せることを優先しましょう。

防災リュックの重さは実際に背負って確認する

防災リュックの適切な重さは、年齢や体格、体力、健康状態、避難経路によって異なります。

そのため、「大人なら何kgまで」「子どもなら何kgまで」と一律に決めることはできません。

例えば、500mLのペットボトルを4本入れるだけでも、水の重さは約2kgになります。

さらに非常食やライト、携帯トイレ、衣類などを加えると、想像以上に重くなることがあります。

準備ができたら、実際にリュックを背負って、次の点を確認してみましょう。

  • 無理なく背負ったり下ろしたりできるか
  • 両手を使える状態で歩けるか
  • 階段や段差を安全に移動できるか
  • 肩や腰に過度な負担がかからないか
  • 避難経路に合わせて移動できるか

自宅の中で背負うだけでなく、安全な場所で少し歩いてみると、重さや背負い心地を確認しやすくなります。

ただし、実際の災害時には、道路の損傷や悪天候などによって普段より移動が難しくなる可能性があります。無理のない重さに調整しておきましょう。

防災リュックの容量は中身から考える

防災リュックは、容量が大きければよいというわけではありません。

必要な用品を確認してから、それらが収まる大きさを選ぶことが大切です。

容量を検討するときは、次のポイントを確認しましょう。

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確認するポイント内容
必要な用品が収まるか水・食料・衛生用品などを収納できるか
荷物を取り出しやすいかライトや救急用品をすぐ取り出せるか
背負いやすいか肩ひもや背面が体格に合っているか
雨への対策ができるか防水素材やレインカバーを使えるか
保管しやすいか避難時にすぐ持ち出せる場所に置けるか

なお、同じ容量のリュックでも、形状やポケットの配置によって使い勝手は異なります。

容量の数字だけで判断せず、実際に入れるものと背負いやすさを確認しましょう。

家族5人なら一人ひとりに合った重さを考える

家族5人分の防災用品を準備する場合は、全員が同じ大きさ・同じ重さのリュックを持つ必要はありません。

大人と子どもでは持ち運べる重さが異なり、同じ子どもでも体格や体力によって負担は変わります。

また、災害時に家族が必ず一緒にいるとは限りません。

そのため、各自に必要な用品を確認しながら、家族全体で何をどのように備えるか考えることが大切です。

防災リュックは、持っているだけでは意味がありません。避難時に安全に持ち出せることが大切です。

非常持ち出し袋と自宅備蓄は分けて考える

防災用品を準備するときに知っておきたいのが、「非常持ち出し袋」と「自宅備蓄」は役割が違うということです。

非常持ち出し袋は、災害が発生して避難するときに持ち出すもの。一方、自宅備蓄は、自宅で安全に過ごせる場合に、電気や水道などが止まっても生活を続けるためのものです。

この2つを区別せずに準備すると、防災リュックが重くなりすぎたり、自宅で必要なものが不足したりする可能性があります。

非常持ち出し袋と自宅備蓄の違い

それぞれの役割を整理すると、次のようになります。

非常持ち出し袋と自宅備蓄の違いを比較した図解。避難時の携帯用品と家庭で備蓄する水・食料・生活用品を紹介
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比較項目非常持ち出し袋自宅備蓄
主な目的安全な場所へ避難するため自宅で生活を続けるため
保管場所すぐ持ち出せる場所自宅の収納スペースなど
飲料水持ち運べる量生活を支えるための必要量
食料軽く、すぐ食べられるもの数日分の食料
トイレ持ち出し用の携帯トイレ家族の人数に応じた十分な備蓄
その他ライト、常備薬、連絡先など水・食料・衛生用品・生活用品など

非常持ち出し袋では、持ち運びやすさを重視します。

一方、自宅備蓄では、家族の人数や必要な日数を考えて準備することが大切です。

飲料水の備蓄は1人1日3Lが目安

自宅で備蓄する飲料水は、一般的に1人1日3Lを目安に、最低3日分、できれば7日分を準備することが推奨されています。

家族5人の場合、必要な飲料水の量は次のようになります。

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備蓄日数1人分家族5人分
1日分3L15L
3日分9L45L
7日分21L105L

例えば、家族5人で3日分を準備する場合は45L、7日分なら105Lです。

これだけの飲料水を防災リュックで持ち運ぶことは現実的ではありません。

そのため、避難時に持ち出す飲料水と、自宅に備蓄する飲料水は分けて準備しましょう。

なお、1人1日3Lは主に飲用や調理用の目安です。トイレや洗濯などに使う生活用水は、別途備える必要があります。

津波などの危険がある場合は避難を最優先する

自宅に十分な備蓄があっても、その場所にとどまることが危険な場合は避難が必要です。

特に津波の危険がある地域では、強い揺れや長くゆっくりした揺れを感じた場合、または津波警報などが発表された場合は、速やかに安全な高い場所へ避難することが重要です。

防災リュックを取りに戻ったり、荷物を詰め直したりして、避難が遅れることのないようにしましょう。

防災リュックは命を守るための備えですが、持ち出すこと自体が避難の妨げになってはいけません。

防災リュックは自分で揃える?市販の防災セットを購入する?

防災リュックの中身が分かってきたところで、次に迷うのが「必要なものを自分で揃えるか、市販の防災セットを購入するか」という点ではないでしょうか。

どちらにもメリット・デメリットがあり、すべての家庭に同じ方法が合うわけではありません。

大切なのは、家族に必要なものが揃い、いざというときに持ち出せる状態にしておくことです。

自分で防災リュックの中身を揃えるメリット・デメリット

自分で防災用品を揃える最大のメリットは、家族構成や生活環境に合わせて中身を調整できることです。

例えば、普段から使っているライトやモバイルバッテリーを活用したり、子どもが食べ慣れている非常食を選んだりできます。

メリット

  • 必要な用品を自分で選べる
  • 自宅にあるものを活用できる
  • 予算に合わせて少しずつ準備できる
  • 家族それぞれに合わせた中身にできる

デメリット

  • 必要な用品を調べる手間がかかる
  • 買い忘れや準備漏れが起こりやすい
  • 複数の店舗で購入する必要がある場合もある

すでに防災用品をある程度持っている家庭や、必要なものを一つずつ確認しながら準備したい方には、自分で揃える方法が向いています。

市販の防災セットを購入するメリット・デメリット

市販の防災セットは、基本的な防災用品があらかじめまとめられていることが特徴です。

必要なものを一から探す手間を減らせるため、何から準備すればよいか迷っている方にとって、備えを始めるきっかけになります。

メリット

  • 基本的な防災用品をまとめて準備しやすい
  • 一つずつ商品を探す手間を減らせる
  • リュックと用品がセットになった商品もある

デメリット

  • 自分には不要な用品が含まれる場合がある
  • 家族それぞれに必要なものは追加が必要
  • 商品によって中身・品質・価格に違いがある
  • 購入後も使用期限や電池の状態などを確認する必要がある

特に注意したいのは、防災セットを購入しただけで、すべての備えが完了するわけではないという点です。

常備薬や子ども用の用品などは、セットに含まれていない場合があります。

購入前には、商品名やセット内容だけでなく、実際に何が入っているのかを確認しましょう。

自分で揃える場合と市販セットの比較

それぞれの特徴を整理すると、次のようになります。

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比較項目自分で揃える市販の防災セット
準備の手間一つずつ選ぶ必要がある基本用品をまとめて準備しやすい
中身の自由度高い商品内容による
費用選び方によって調整しやすいセット価格や内容による
買い忘れ自分で確認が必要セットに不足がないか確認が必要
家族への対応個別に調整しやすい必要な用品の追加が必要

どちらの方法を選ぶ場合でも、最初に紹介したチェックリストと照らし合わせ、不足しているものを確認することが大切です。

防災セットを選ぶなら中身を確認してから

市販の防災セットを検討している方は、購入前に中身や注意点を確認しておきましょう。

例えば「あかまる防災かばん」は、基本的な防災用品をまとめて準備したい方向けのセットとして検討できる商品の一つです。

僕も防災士の視点から、公開されているセット内容をもとに、含まれる用品や追加したいもの、購入前の注意点を整理しました。

関連記事:あかまる防災かばんの中身は十分?防災士がメリット・注意点を検証

なお、僕自身がこの商品を購入して使用したレビューではありません。商品情報をもとに検証した内容です。

市販のセットを利用する場合も、家族構成や避難方法に合わせて必要な用品を追加しましょう。

防災リュックの中身に関するよくある質問(FAQ)

防災リュックの中身で最低限必要なものは何ですか?

最低限の備えとして、飲料水、すぐ食べられる非常食、LEDライト、モバイルバッテリー、携帯トイレ、常備薬、現金、緊急連絡先などを確認しましょう。

ただし、必要なものは家族構成や健康状態、避難方法によって異なります。この記事のチェックリストを使い、自分や家族に必要なものから準備してください。

防災リュックは何日分の中身を入れればよいですか?

防災リュックには、避難時に無理なく持ち出せる量を準備することが大切です。

一方、自宅の水や食料は最低3日分、できれば7日分を目安に備蓄しましょう。

3日分や7日分の備蓄をすべてリュックに詰め込む必要はありません。

防災リュックの中身は100均だけでも揃いますか?

ポリ袋、ウェットティッシュ、マスク、メモ帳などは100均でも探せます。

ただし、ライトやモバイルバッテリー、携帯トイレなどは、価格だけでなく性能や品質も確認して選びましょう。

100均の日用品と必要な性能を備えた防災用品を組み合わせる方法がおすすめです。

防災リュックは家族で一つあれば十分ですか?

家族全員分の用品を一つのリュックにまとめると、重くなりすぎる可能性があります。

大人と子どもそれぞれの体格や体力に合わせ、持ち出す用品を分けて準備しましょう。

また、家族が別々の場所にいるときに災害が起きる場合も考え、連絡方法や避難場所も確認しておくことが大切です。

防災リュックはどこに保管するのがおすすめですか?

避難するときにすぐ持ち出せる場所が基本です。

例えば、玄関付近などが候補になりますが、家具の転倒や落下物で取り出せなくならない場所を選びましょう。

また、津波などで緊急避難が必要な場合は、防災リュックを取りに戻らず、安全な場所への避難を優先してください。

防災リュックの中身はどのくらいの頻度で見直せばよいですか?

少なくとも年に1〜2回を目安に、定期的に確認することをおすすめします。

非常食や飲料水、薬の期限、電池の状態、衣類のサイズなどをチェックしましょう。

特に子どもがいる家庭では、成長によって必要なものが変わるため、季節の変わり目などに見直すと管理しやすくなります。

まとめ|防災リュックの中身は必要なものから準備しよう

防災リュックの中身は、飲料水や非常食だけでなく、ライト、携帯トイレ、常備薬、衛生用品など、避難時に必要なものを優先して準備することが大切です。

この記事で紹介したポイントを振り返りましょう。

  • 最低限必要なものから揃える: 飲料水・非常食・ライト・携帯トイレなどを優先する
  • チェックリストで不足を確認する: 必要な用品の準備状況を一つずつ確認する
  • 100均も上手に活用する: 日用品は費用を抑えながら揃え、重要な用品は性能を確認する
  • 家族構成に合わせる: 子どもの年齢や体格、健康状態に応じて中身を調整する
  • 重さと容量に注意する: 無理なく持ち出せることを優先する
  • 自宅備蓄と分けて考える: 数日分の水や食料は、自宅にも備えておく

僕自身、防災士の資格を取得していますが、家族5人分の非常持ち出し用防災リュックは、まだ準備の途中です。

だからこそ、最初から完璧を目指すのではなく、必要なものを確認しながら、一つずつ備えを進めていきたいと考えています。

まずは、この記事の「防災リュックの中身チェックリスト【保存版】」で、今あるものと不足しているものを確認してみてください。

防災リュックは、準備することが目的ではありません。いざというときに、自分と家族の安全を守るための備えです。

今日できることから、少しずつ始めていきましょう。

防災リュックの中身を一つずつ揃えるのが大変な方は、市販の防災セットを活用する方法もあります。

「あかまる防災かばん」のセット内容や、購入前に確認したい注意点を防災士の視点から整理しました。

市販の防災セットを検討している方は、こちらの記事も参考にしてみてください。

防災リュックの中身と最低限必要な防災用品を防災士が解説する記事のアイキャッチ

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この記事を書いた人

40代から、もう一度、海へ。

千葉・一宮を拠点に、週末のサーフィンを楽しみながら「海のある暮らし」を発信しています。

サーフボード選びやサーフギアのほか、サーフィンに使っているハイエースのDIY・車中泊用品、ポータブル電源などを、実際に使った経験をもとに紹介しています。

防災士資格を取得。ポータブル電源については、車中泊やキャンプだけでなく、停電・防災用途も実際に検証しながら記事を作成しています。

40〜50代からでも、サーフィンや車中泊、アウトドアを無理なく楽しめる「海のある暮らし」を、実体験をもとにお届けします。

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