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ホームルーターの速度は遅い?主要4回線の実測値を比較|用途別の目安と改善方法

主要4回線のホームルーターを実測速度で比較する記事のアイキャッチ画像

ホームルーターを検討するとき、「実際にどのくらいの速度が出るのか」「動画やオンラインゲームにも使えるのか」と気になる方は多いでしょう。

公式サイトには「下り最大4.2Gbps」などと記載されていますが、これは技術規格上の最大値です。

自宅で実際に出る速度は、対応エリアや設置場所、建物の構造、利用する時間帯によって変わります。

そのため、ホームルーターを比較するときは、最大通信速度だけでなく、利用者が測定した実測値を確認することが重要です。

また、動画視聴では「下り速度」、写真や動画の投稿では「上り速度」、オンラインゲームでは「Ping値」も確認する必要があります。

この記事では、ドコモ home 5G・WiMAX・SoftBank Air・Rakuten Turboの主要4回線を対象に、2026年9月3日時点の実測データを比較します。

さらに、用途別に必要な速度の目安や、ホームルーターが遅くなる原因、通信速度を上げる方法も紹介します。

ホームルーターで十分なのか、光回線を選んだ方がよいのか、ご自身の利用目的と照らし合わせながら確認してください。

この記事を読んでわかること
  • ホームルーター主要4回線の実測速度
  • 最大通信速度と実測速度の違い
  • 動画視聴・オンライン会議・ゲームに必要な速度の目安
  • ホームルーターが夜間などに遅くなる原因
  • 通信速度が遅いときに試したい改善方法
  • ホームルーターと光回線の速度差
  • ホームルーターから光回線への変更を検討した方がよいケース
この記事を書いた人
ひろくま(吹き出し)
ひろくま

【プロフィール】

40代から、
もう一度、海へ。

千葉・一宮を拠点に、週末のサーフィンを楽しみながら、ハイエースでの車中泊やキャンプなど「海のある暮らし」を発信しています。

サーフボード・サーフギア、ハイエースのDIY・車中泊用品、ポータブル電源など、自分で使って納得したものを実体験をもとに紹介しています。

防災士。 BLUETTI EB70Sを2年以上使用し、車中泊・キャンプだけでなく、停電への備えやCPAPの一晩使用なども実際に検証しています。

40〜50代からでも、サーフィンや車中泊、アウトドアを無理なく楽しめる「海のある暮らし」をお届けします。

目次

ホームルーターの速度はどれくらい?

ホームルーターは、スマホと同じように5Gや4Gのモバイル回線を利用してインターネットへ接続します。

光回線のように自宅までケーブルを引き込まないため、工事不要で利用できる一方、電波状況によって通信速度が変わりやすいのが特徴です。

「みんなのネット回線速度」に投稿された直近3カ月の測定結果では、ホームルーター全体の平均速度は次のとおりです。

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確認項目ホームルーター全体の平均
下り速度168.4Mbps
上り速度25.1Mbps
Ping値43.4ms

※2026年9月3日時点。利用場所や時間帯、端末などによって実際の速度は変わります。

平均下り速度が100Mbpsを超えているため、Web検索やSNS、動画視聴などの日常利用なら、ホームルーターでも十分な速度が期待できます。

ただし、オンラインゲームや大容量ファイルの送受信、家族による複数台の同時接続では、速度や安定性に不満を感じることがあります。

日常利用ならホームルーターでも十分な場合が多い

インターネットに必要な速度は、利用目的によって異なります。

Web検索やSNSでは、それほど速い通信速度は必要ありません。YouTubeや動画配信サービスも、安定して数十Mbps程度出ていれば利用しやすいでしょう。

一方、4K動画の複数台同時視聴や、大容量ゲームのダウンロードでは、より速い下り速度が必要です。

Zoomなどのオンライン会議やInstagramへの動画投稿では、下り速度だけでなく上り速度の安定性も重要になります。

ホームルーターの速度は、単純に「速い・遅い」だけでは判断できません。

自分がインターネットを何に使うのかを整理し、その用途に必要な速度を満たしているか確認することが大切です。

最大通信速度と実測速度は異なる

ホームルーターの公式サイトには、「下り最大4.2Gbps」などの最大通信速度が掲載されています。

しかし、この数値は特定の条件下における技術規格上の最大値です。自宅で常に同じ速度が出るわけではありません。

実際の通信速度は、次のような条件に左右されます。

  • 5G・4Gの対応エリア
  • 基地局から自宅までの距離
  • 窓や壁などの遮蔽物
  • ルーターの設置場所
  • 利用する時間帯
  • Wi-Fiへ接続する端末の台数
  • 有線接続かWi-Fi接続か
  • 2.4GHzと5GHzのどちらを使用するか

ホームルーターを比較するときは、最大通信速度だけでなく、利用者が測定した実測速度も確認しましょう。

ただし、実測値も測定場所や時間帯によって変わります。平均値は、自宅で必ず出る速度ではなく、各回線の傾向を比較するための目安として使用します。

「最大速度が最も速い端末を選べば、実際の速度も必ず速くなる」とは限りません。

利用予定の住所が対応エリアに入っているか、5Gの電波を受信できるかも確認してください。

下り・上り・Ping値の違い

ホームルーターの速度を確認するときは、下り速度だけでなく、上り速度とPing値も確認します。

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項目数値が示すもの影響を受ける主な用途
下り速度データを受信する速さWeb検索、動画視聴、アプリやゲームのダウンロード
上り速度データを送信する速さ写真・動画投稿、ライブ配信、ファイル送信
Ping値データが往復するまでの応答時間オンラインゲーム、ビデオ通話、オンライン会議

下り速度と上り速度は、数値が大きいほど高速です。

Ping値は反対に、数値が小さいほど応答が速く、操作の遅延が起こりにくいことを示します。

たとえば、動画を視聴するだけなら下り速度が重要です。しかし、オンラインゲームでは下り速度が速くても、Ping値が大きいと操作に遅れを感じる場合があります。

ホームルーターを選ぶときは、最大下り速度だけを見ず、自分の用途に必要な項目を確認しましょう。

ホームルーターの下り速度・上り速度・Ping値の見方と光回線との使い分け
下り速度は動画視聴、上り速度は動画投稿、Ping値はオンラインゲームの快適さを判断する目安です。

主要ホームルーター4回線の実測速度を比較

ホームルーターの速度は、回線や使用する端末によって異なります。

ここでは、ドコモ home 5G・WiMAX・SoftBank Air・Rakuten Turboについて、利用者が測定した直近3カ月の平均速度を比較します。

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回線最大下り速度平均下り速度平均上り速度平均Ping値
ドコモ home 5G4.2Gbps204.89Mbps21.89Mbps41.06ms
SoftBank Air2.7Gbps154.92Mbps12.80Mbps43.18ms
WiMAX(L13)4.2Gbps151.59Mbps27.58Mbps44.32ms
Rakuten Turbo2.1Gbps83.84Mbps38.73Mbps45.95ms

※実測値は「みんなのネット回線速度」に投稿された直近3カ月の測定結果の平均です。
※出典:ドコモ home 5GWiMAX HOME 5G L13SoftBank AirRakuten Turbo|みんなのネット回線速度

※最大下り速度は、各回線で提供されている現行端末の技術規格上の最大値です。
※2026年9月3日時点。利用場所や時間帯、建物の構造、端末、接続方法などによって実際の速度は変わります。

平均下り速度ではドコモ home 5Gが約205Mbpsで最も速い結果となりました。

SoftBank AirとWiMAXは、どちらも平均約150Mbpsです。今回の集計では約3Mbpsの差しかないため、速度性能に明確な差があるとはいえません。

Rakuten Turboは平均下り速度ではほかの3回線を下回りますが、平均上り速度は約39Mbpsで最も速い結果です。

ホームルーターの実測速度は、集計する期間によって順位が変わることがあります。

上記の結果は「自宅でも同じ速度が出る」という意味ではなく、各回線の傾向を比較するための目安として確認してください。

ドコモ home 5Gは平均下り速度が最も速い

ドコモ home 5Gの平均下り速度は204.89Mbpsで、今回比較した4回線のなかでは最も速い結果です。

平均上り速度は21.89Mbps、平均Ping値は41.06msでした。

Web検索やSNS、動画視聴、オンライン会議など、一般的な用途には十分な速度が期待できます。

大容量アプリやゲームをダウンロードするときも、下り速度の速さを活かせる可能性があります。

一方で、home 5Gの速度は、ドコモの5G・4G回線の電波状況によって変わります。

対応エリア内であっても、設置場所や時間帯によって速度が低下することがあります。

契約前には住所が対応エリアに入っているか確認し、利用開始後は窓際など電波を受信しやすい場所へ設置しましょう。

SoftBank AirとWiMAXは平均約150Mbps

SoftBank Airの平均下り速度は154.92Mbps、WiMAX L13は151.59Mbpsでした。

今回の結果ではSoftBank Airがわずかに上回っていますが、その差は約3Mbpsです。

実測速度は随時変動するため、この差だけでSoftBank Airの方が速いとは判断できません。

上り速度はSoftBank Airが12.80Mbps、WiMAX L13が27.58Mbpsです。

写真や動画の投稿、大容量ファイルの送信など、データをアップロードする機会が多い方は、上り速度も確認しましょう。

また、SoftBank AirとWiMAXは利用する回線が異なります。

自宅がどちらの対応エリアに入っているかによって、実際のつながりやすさや速度が変わります。

WiMAXは同じ回線と端末を利用する契約先であれば、通信速度に大きな差が出にくいため、月額料金・端末代・契約期間を含めて比較することが重要です。

Rakuten Turboは上り速度が比較的速い

Rakuten Turboの平均下り速度は83.84Mbpsでした。

ほかの3回線より低い結果ですが、Web検索やSNS、動画視聴などの日常利用に必要な速度を満たせる可能性があります。

一方、平均上り速度は38.73Mbpsで、今回比較した4回線のなかでは最も速い結果です。

InstagramやYouTubeへの動画投稿など、データを送信する用途では上り速度も重要です。

ただし、Rakuten Turboの対応エリアは、楽天モバイルのスマートフォン向けサービスエリアと同じではありません。

契約前に、Rakuten Turbo専用のエリアマップで設置予定住所を確認してください。

速度だけで契約先を決めない

平均下り速度だけで比較すると、ドコモ home 5Gが有力です。

ただし、ホームルーターは回線ごとに、月額料金、端末代、スマホとのセット割、解約時の端末残債などが異なります。

通信速度だけでなく、利用期間を含めた総額や契約条件も確認して選びましょう。

料金や端末代、スマホとのセット割を含めて比較したい方は、以下の記事で詳しく紹介しています。

用途別に必要なホームルーターの速度目安

快適に利用できる通信速度は、インターネットの使い方によって異なります。

Web検索やSNSを見るだけなら高速回線は必要ありませんが、4K動画の視聴やオンラインゲームでは、より速く安定した通信環境が必要です。

用途別の速度目安は次のとおりです。

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利用目的下り速度の目安上り速度の目安Ping値の目安
Web検索・メール1~10Mbps1Mbps以上あまり影響しない
SNS・標準画質の動画3~10Mbps1~5Mbpsあまり影響しない
フルHD動画5~10Mbpsあまり影響しない
4K動画15~25Mbpsあまり影響しない
オンライン会議3~10Mbps3~10Mbps50ms以下が目安
写真・動画投稿10Mbps以上10Mbps以上あると快適あまり影響しない
オンラインゲーム30Mbps以上10Mbps以上30ms以下が目安

※上記は1台で利用する場合の一般的な目安です。必要な速度やPing値は、使用するサービス、画質、ゲームのジャンルなどによって異なります。複数台を同時に接続する場合は、より余裕のある速度が必要です。

ホームルーター主要4回線の平均下り速度は80Mbpsを超えているため、Web検索や動画視聴などの日常利用には十分対応できる可能性があります。

ただし、表に記載した速度を一時的に上回っていても、速度の変動が大きいと動画やオンライン会議が途切れることがあります。

平均速度だけでなく、利用する時間帯に安定して通信できるかも重要です。

Web検索・メール・SNS

Webサイトの閲覧やメール、LINEなどは、大容量のデータを継続して受信する使い方ではありません。

下り速度が1~10Mbps程度あれば、一般的な利用には対応できます。

InstagramやXなどで写真や動画を閲覧する場合は、通信速度が遅いと画像の表示に時間がかかることがあります。

ただし、平均下り速度が数十Mbps以上出ていれば、閲覧だけで大きな不満を感じる可能性は低いでしょう。

YouTubeなどの動画視聴

動画視聴に必要な速度は、画質によって異なります。

Netflixでは、HD画質に3Mbps以上、フルHD画質に5Mbps以上、4K画質に15Mbps以上の安定した通信速度を推奨しています。

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画質推奨される下り速度
HD・720p3Mbps以上
フルHD・1080p5Mbps以上
4K・UHD15Mbps以上

ホームルーターで平均50Mbps以上出ていれば、1台での動画視聴には十分な速度が期待できます。

ただし、家族が別々の端末で4K動画を見たり、同時にゲームをダウンロードしたりすると、通信速度が分散します。

家族で複数台を同時に使用する場合は、必要最低限の速度ではなく、100Mbps程度を安定して確保できるか確認しましょう。

※参考:Netflix推奨インターネット接続速度

Zoomなどのオンライン会議

オンライン会議では、相手の映像を受信する下り速度と、自分の映像を送信する上り速度の両方を使用します。

Zoomは、1080pの1対1またはグループビデオ通話について、上り3.8Mbps・下り3.0Mbpsを推奨しています。

ホームルーターの平均速度だけを見れば、多くの回線で必要な通信速度を満たせる可能性があります。

しかし、オンライン会議では一時的な速度低下や通信の途切れも影響します。

仕事で長時間使用する場合は、ルーターの近くで接続するか、LANケーブルを使用すると通信が安定しやすくなります。

※参考:Zoomのシステム要件

InstagramやYouTubeへの動画投稿

写真や動画を投稿するときは、下り速度ではなく上り速度が重要です。

上り速度が遅くても投稿はできますが、動画の容量が大きいほど完了までに時間がかかります。

写真や短い動画を頻繁に投稿する方は、上り速度が10Mbps以上出ているかを目安にしましょう。

長時間の動画や高画質データを投稿する機会が多い場合は、平均上り速度が速い回線や光回線も比較する必要があります。

また、投稿中にほかの家族が動画を視聴すると、アップロードに時間がかかる場合があります。

オンラインゲーム

オンラインゲームは、ゲームのダウンロードと実際のプレイで必要な通信性能が異なります。

ゲーム本体や更新データのダウンロードでは、下り速度が速いほど待ち時間を短縮できます。

一方、対戦中は下り速度だけでなく、応答時間を表すPing値が重要です。

Ping値は数値が小さいほど反応が速く、操作と画面表示のずれが起こりにくくなります。

ホームルーターの平均Ping値は40ms台です。RPGやシミュレーションゲームなどは遊べる可能性がありますが、FPSや格闘ゲームなど、一瞬の操作が結果を左右するゲームでは遅延を感じる場合があります。

FPSや格闘ゲームを快適にプレイしたい方、ゲーム配信をしたい方には、ホームルーターよりも光回線が向いています。

ホームルーターの速度が遅くなる原因

ホームルーターが遅いと感じても、必ずしも回線そのものに問題があるとは限りません。

端末の設置場所やWi-Fiの周波数帯を変えるだけで、速度が改善することもあります。

主な原因は次の6つです。

  • ルーターの設置場所が悪い
  • 5G・4Gの電波が入りにくい
  • 夜間など回線が混雑する時間帯に利用している
  • 家族で複数台を同時接続している
  • Wi-Fiの周波数帯が利用環境に合っていない
  • 端末の不具合や性能低下が発生している

まずは、特定の時間だけ遅いのか、一日中遅いのかを確認しましょう。

夜だけ遅い場合は回線混雑、一日中遅い場合は設置場所や電波状況、端末などが影響している可能性があります。

ルーターの設置場所が悪い

ホームルーターは、屋外の基地局から届く電波を受信してインターネットへ接続します。

部屋の奥や床の近く、家具の裏などに設置すると、電波を受信しにくくなることがあります。

特に、次のような場所は避けた方がよいでしょう。

  • 窓から離れた部屋の奥
  • 床へ直接置いた場所
  • 棚や収納の中
  • 大型家具の裏側
  • 金属製品の近く
  • 電子レンジなどの家電製品の近く
  • 水槽の近く

ホームルーターは、窓際の高い位置など、屋外からの電波を受信しやすい場所へ設置するのが基本です。

ただし、直射日光が当たる場所や、高温になりやすい場所は端末の故障につながる可能性があります。

窓際でも、日差しが直接当たらず、周囲に空間を確保できる場所を選びましょう。

5G・4Gの電波が入りにくい

ホームルーターの速度は、自宅へ届く5G・4Gの電波状況に左右されます。

公式サイトのエリアマップで5G対応エリアに入っていても、必ず5Gで接続できるとは限りません。

建物の構造や周囲の遮蔽物、基地局からの距離によっては、屋内まで電波が届きにくい場合があります。

また、5Gで使用される周波数帯によっては、4Gよりも壁や建物などの障害物の影響を受けやすい場合があります。

エリアマップは、利用できる可能性がある地域を示したものです。対応エリア内であっても、建物の内部や地下、高層階などでは、通信が不安定になる場合があります。

契約前にはエリアマップだけで判断せず、初期契約解除制度や、契約先独自のお試し期間が利用できるかも確認してください。

夜間など回線が混雑する時間帯に利用している

インターネットを利用する人が増える夜間は、回線が混雑して速度が低下する場合があります。

今回確認した直近3カ月の実測データでも、ドコモ home 5GとRakuten Turboは、朝より夜の平均下り速度が低い結果でした。

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回線朝の平均下り速度夜の平均下り速度
ドコモ home 5G235.19Mbps165.36Mbps
Rakuten Turbo110.67Mbps76.27Mbps

※2026年9月3日時点。直近3カ月の測定結果を集計した数値です。

ただし、すべての地域や家庭で夜間に同じ程度まで遅くなるわけではありません。

夜だけ速度が低下する場合は、端末の故障よりも、地域や基地局の混雑が影響している可能性があります。

家族で複数台を同時接続している

ホームルーターには、スマートフォン、パソコン、テレビ、ゲーム機などを同時に接続できます。

ただし、1台のホームルーターへ接続が集中すると、利用できる通信速度が各端末に分散します。

特に速度が低下しやすいのは、次のような使い方が重なったときです。

  • テレビで4K動画を視聴する
  • ゲームやアプリをダウンロードする
  • パソコンでオンライン会議をする
  • スマートフォンから動画を投稿する
  • 複数台で動画配信サービスを同時視聴する

最大接続台数の範囲内でも、多くの端末で大容量通信をすると速度が低下する場合があります。

使っていない端末のWi-Fiを切るだけで、通信が安定することもあります。

Wi-Fiの周波数帯が利用環境に合っていない

ホームルーターでは、主に2.4GHz帯と5GHz帯のWi-Fiを利用します。

それぞれ、通信速度と電波の届きやすさが異なります。

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周波数帯特徴向いている場所
2.4GHz壁や床を越えて届きやすいが、電波干渉を受けやすいルーターから離れた部屋
5GHz通信速度が速く、家電の電波と干渉しにくいルーターと同じ部屋

ルーターの近くで使用する場合は、5GHz帯の方が高速になりやすいでしょう。

別の部屋や2階など、ルーターとの間に壁や床がある場合は、2.4GHz帯の方が安定することがあります。

「5GHzだから必ず快適」「2.4GHzだから必ず遅い」というわけではありません。

利用する部屋やルーターとの距離に合わせて切り替えてください。

端末の不具合や性能低下が発生している

ホームルーターを長時間使用していると、本体に熱がこもったり、一時的な不具合が発生したりすることがあります。

また、ファームウェアが古いままだと、通信が不安定になる可能性があります。

次のような状態が続く場合は、端末側の問題も確認しましょう。

  • 以前より明らかに速度が遅くなった
  • Wi-Fiが頻繁に切れる
  • すべての接続端末で通信できない
  • 端末本体が異常に熱い
  • 警告ランプが点灯している
  • 再起動しても改善しない

一時的な不具合であれば、ホームルーターと接続端末を再起動すると改善する場合があります。

それでも直らない場合は、契約先のサポートへ端末の状態を確認してください。

ホームルーターの速度を上げる方法

ホームルーターが遅いときは、すぐに解約や乗り換えを決める必要はありません。

設置場所や接続方法を見直すだけで、通信速度が改善する場合があります。

次の順番で試してみましょう。

  1. 速度を測定して現在の状態を確認する
  2. ホームルーターと接続端末を再起動する
  3. 窓際の高い位置へ移動する
  4. 2.4GHzと5GHzを切り替える
  5. 使用していない端末の接続を解除する
  6. LANケーブルで有線接続する
  7. 改善しなければ契約先へ相談する

設定を一度に変更せず、対策を1つ試すたびに速度を測定するのがポイントです。

どの対策で改善したのか分かるように、測定時刻と下り・上り・Ping値を記録しておきましょう。

最初に現在の通信速度を測定する

まずは、現在どのくらいの速度が出ているのか確認します。

速度測定では、次の3項目を記録してください。

  • 下り速度
  • 上り速度
  • Ping値

朝・昼・夜で速度が異なる可能性があるため、できれば同じ場所で時間帯を変えて測定します。

また、Wi-Fi接続と有線接続の両方を測定すると、回線とWi-Fiのどちらに原因があるのか判断しやすくなります。

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測定結果考えられる原因
Wi-Fiだけ遅い周波数帯、電波干渉、ルーターとの距離
Wi-Fiも有線も遅い回線混雑、エリア、端末の不具合
夜だけ遅い利用者の集中による回線混雑
特定の端末だけ遅いスマートフォンやパソコン側の問題

1回の測定結果だけで判断せず、複数回測定して傾向を確認しましょう。

ホームルーターと接続端末を再起動する

一時的な通信不良は、ホームルーターやスマートフォン、パソコンの再起動で改善する場合があります。

最初にスマートフォンやパソコンを再起動し、それでも改善しない場合はホームルーターを再起動します。

ホームルーターを再起動するときは、電源を切ったあと、すぐに入れ直さず少し時間を置きましょう。

再起動後は、回線へ接続されるまで数分かかる場合があります。

再起動と初期化は異なります。

初期化するとWi-Fi名やパスワードなどの設定が消える可能性があるため、速度改善だけを目的にリセットボタンを押さないでください。

窓際の高い位置へ移動する

ホームルーターは、屋外の基地局から届く電波を受信しています。

部屋の奥や床の近くに設置している場合は、窓際の高い位置へ移動してみましょう。

設置場所を変えるときは、次の点を確認します。

  • 窓際に設置する
  • 床へ直接置かず、できるだけ高い位置へ設置する
  • 棚や収納の中へ入れない
  • 周囲に物を置きすぎない
  • 金属製品や水槽から離す
  • 電子レンジやテレビなどから離す
  • 直射日光が当たる場所を避ける

同じ部屋でも、数十cm移動するだけで受信状況が変わることがあります。

設置場所を少しずつ変えながら、その都度通信速度を測定してください。

2.4GHzと5GHzを切り替える

ルーターの近くで利用する場合は、5GHz帯へ接続すると速度が改善する可能性があります。

5GHz帯は高速で電波干渉を受けにくい一方、壁や床などの障害物には強くありません。

別の部屋や2階で利用する場合は、2.4GHz帯へ切り替えた方が安定することがあります。

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利用環境試したい周波数帯
ルーターと同じ部屋5GHz
ルーターから離れた部屋2.4GHz
壁や床を挟む2.4GHz
電子レンジなどの近く5GHz
速度を優先したい5GHz

Wi-Fiの接続先に2種類のSSIDが表示されている場合は、それぞれに接続して速度を比較します。

どちらが速いかは利用環境によって異なるため、実際に測定して判断しましょう。

使用していない端末の接続を解除する

家族のスマートフォンやテレビ、ゲーム機などが同時に通信していると、利用できる速度が分散します。

特に、ゲームやアプリの自動更新、クラウドへの写真保存などは、操作していないときにも通信することがあります。

速度が遅いときは、次の端末を確認しましょう。

  • 使用していないスマートフォン
  • タブレット
  • パソコン
  • テレビ
  • ゲーム機
  • 防犯カメラ
  • スマートスピーカー
  • 家電製品

すべてを常に切断する必要はありません。

オンライン会議や大容量ファイルの送信など、通信を安定させたいときだけ接続台数を減らす方法もあります。

LANケーブルで有線接続する

パソコンやゲーム機をホームルーターの近くで使用できる場合は、LANケーブルによる有線接続を試しましょう。

有線接続は、Wi-Fi接続よりも周囲の電波干渉を受けにくいのが特徴です。

有線接続で速度が改善する場合は、回線ではなくWi-Fi環境に原因がある可能性があります。

ただし、使用するLANケーブルの規格が古いと、ホームルーターの性能を十分に活かせません。

付属のLANケーブルを使用するか、利用端末とルーターが対応する通信規格を確認してください。

登録住所と設置場所を確認する

ホームルーターのなかには、契約時に登録した住所での使用を条件としているサービスがあります。

登録住所以外へ持ち出して使用すると、通信を停止される可能性があるため注意が必要です。

引っ越しなどで設置場所を変更した場合は、契約先で住所変更の手続きを行います。

設置場所に関する条件は回線によって異なります。

旅行先や車中泊などへ持ち出す前に、利用中のサービスの規約を確認してください。

改善しない場合は契約先へ相談する

これまでの方法を試しても改善しない場合は、契約先のサポートへ相談します。

問い合わせる前に、次の情報を準備しておくと状況を伝えやすくなります。

  • 遅くなった時期
  • 遅くなる時間帯
  • 測定した下り・上り・Ping値
  • ルーターの設置場所
  • 5Gと4Gの接続状況
  • Wi-Fiと有線接続の測定結果
  • 接続している端末の台数
  • 端末に表示されている警告ランプ

端末の不具合ではなく、自宅周辺の電波状況や回線混雑が原因の場合、利用者側の対策だけでは改善できないことがあります。

必要な速度を安定して確保できない場合は、他社のホームルーターや光回線への変更も検討しましょう。

ホームルーターと光回線の速度を比較

ホームルーターで必要な速度を確保できない場合は、光回線への変更も検討しましょう。

ホームルーターと光回線では、下り・上り速度だけでなく、Ping値や通信の安定性にも違いがあります。

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比較項目ホームルーター光回線
平均下り速度168.4Mbps621.3Mbps
平均上り速度25.1Mbps510.6Mbps
平均Ping値43.4ms19.2ms
回線の仕組み5G・4Gの電波を利用自宅まで光ファイバーを引き込む
工事原則不要原則必要
利用開始まで端末到着後に設定開通工事後
通信の安定性設置場所や混雑の影響を受けやすい比較的安定しやすい

※通信速度は「みんなのネット回線速度」に投稿された直近3カ月の平均値です。

※2026年9月3日時点。契約先や利用場所、時間帯、建物、接続方法によって実際の速度は変わります。

下り・上り速度とPing値は、いずれも光回線の方が優れています。

特に上り速度は差が大きいため、大容量ファイルの送信や動画投稿、ライブ配信を頻繁に行う方は光回線が向いています。

一方、ホームルーターにも、開通工事が不要で利用を始めやすいという利点があります。

Web検索や動画視聴が中心で、工事を避けたい方なら、ホームルーターでも十分な可能性があります。

Web検索や動画視聴では差を感じにくい場合がある

光回線の方が平均速度は速いものの、すべての用途で体感差が大きいとは限りません。

Web検索やSNS、1台での動画視聴などは、必要な速度を超えていれば問題なく利用できます。

たとえば、下り100Mbpsと500Mbpsでは数値に大きな差がありますが、Webサイトを見るだけなら、同じように快適だと感じることもあります。

ホームルーターで必要な速度が安定して出ているなら、速度だけを理由に光回線へ変更する必要はありません。

ただし、通信速度が頻繁に変動したり、動画が繰り返し止まったりする場合は、平均速度だけでは判断できません。

オンラインゲームや動画配信は光回線が有利

FPSや格闘ゲームなどでは、下り速度だけでなくPing値と通信の安定性が重要です。

ホームルーターの平均Ping値は40ms台ですが、光回線は20ms前後です。

操作への反応速度を重視するゲームでは、Ping値が小さく通信が安定しやすい光回線が向いています。

また、動画投稿やライブ配信では上り速度を使用します。

ホームルーター主要4回線の平均上り速度は約13~39Mbpsでしたが、光回線全体の平均は500Mbpsを超えています。

FPS・格闘ゲームを快適にプレイしたい方や、動画配信を頻繁に行う方は光回線が向いています。

一方、ゲーム本体のダウンロード時間をあまり気にせず、RPGなどを楽しむ場合は、ホームルーターでも利用できる可能性があります。

家族で同時に利用するなら光回線が安定しやすい

家族でインターネットを利用すると、複数台の通信が同じ時間帯に重なります。

たとえば、テレビで4K動画を視聴しながら、別の部屋でオンライン会議やゲームをすると、ホームルーターでは速度が分散する場合があります。

家族の人数だけでなく、同時にどのような通信をするのかが重要です。

次のような家庭では、光回線を検討する価値があります。

  • 複数台で動画を同時に視聴する
  • オンライン会議や授業を頻繁に利用する
  • 家族にオンラインゲームをする人がいる
  • ゲームや大容量ファイルを頻繁にダウンロードする
  • 動画投稿やライブ配信を行う
  • Wi-Fiへ接続する家電や端末が多い

家族で大容量通信を同時に行う場合は、速度と安定性に余裕のある光回線が向いています。

工事を避けたいならホームルーターが使いやすい

光回線を利用するには、原則として開通工事が必要です。

賃貸住宅で工事の許可が得られない場合や、短期間だけ利用する場合は、ホームルーターの方が導入しやすいでしょう。

ホームルーターは、端末が届いたあとに電源へ接続し、簡単な設定を行えば利用を始められます。

ただし、工事不要という理由だけで決めず、設置予定住所の対応エリアを必ず確認してください。

【結論】

日常的なWeb検索や動画視聴が中心なら、ホームルーターでも十分な可能性があります。

オンラインゲーム、動画配信、家族による複数台の同時利用で安定性を重視するなら、光回線が適しています。

料金や工事、契約期間を含めた違いは、以下の記事で詳しく比較しています。

ホームルーターに速度制限はある?

ホームルーターは、月間データ容量を気にせず利用できるサービスが中心です。

しかし、データ容量が無制限と案内されていても、どのような状況でも同じ速度で使い続けられるとは限りません。

回線が混雑しているときや、短期間に大量のデータ通信を行ったときは、一時的に通信速度が制限される場合があります。

主要4回線の速度制御に関する注意点は、次のとおりです。

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回線データ容量速度が制限される可能性
ドコモ home 5G月間容量の上限なし混雑時や直近3日間の利用量が特に多い場合
WiMAX +5Gスタンダードモードは月間容量制限なし一定期間内に大量のデータ通信を行った場合
SoftBank Air月間容量の上限なし夜間などの混雑時や特定エリアが高負荷になった場合
Rakuten Turboデータ容量無制限混雑時や公平なサービス提供に必要と判断された場合

※速度制御の条件や内容は変更される可能性があります。契約前に各社の公式サイトで最新情報を確認してください。

データ容量無制限でも一時的に遅くなる場合がある

「データ容量無制限」は、毎月決められた容量を超えた時点で、一律に低速化するプランではないことを示しています。

ただし、回線を利用する人が集中した場合や、一部の利用者が短時間に大量通信を行った場合は、ネットワークを安定させるために速度が調整されることがあります。

たとえば、次のような使い方では通信量が増えます。

  • 4K動画を長時間視聴する
  • 大容量ゲームをダウンロードする
  • ゲームやアプリを何度も更新する
  • 高画質動画をクラウドへ保存する
  • 複数台で動画を同時視聴する
  • 長時間のライブ配信を行う

これらの使い方をすると、必ず速度制限がかかるわけではありません。

速度制御が行われる具体的な通信量や時間が、明確に公表されていないサービスもあります。

そのため、毎日大量のデータを送受信する方は、「無制限」という言葉だけで判断しないようにしましょう。

ドコモ home 5Gの速度制御

ドコモ home 5Gには、月間データ容量の上限が設定されていません。

一方、公式サイトでは、ネットワークが混雑している場合や、利用が集中している時間帯に通信が遅くなる可能性が案内されています。

また、当日を含む直近3日間のデータ利用量が特に多い利用者は、ほかの利用者より通信が遅くなる場合があります。

一定時間内に大量通信を行った場合などは、通信が中断される可能性もあるため注意が必要です。

WiMAX +5Gの速度制御

WiMAX +5Gは、スタンダードモードなら月間データ容量の制限なく利用できます。

以前は「直近3日間で15GB以上」という一律の制限がありましたが、この条件は2022年2月1日に変更されています。

現在は、一定期間内に大量のデータ通信を行った場合、混雑する時間帯に通信速度が制限される可能性があります。

「3日間で15GBを超えると必ず制限される」という説明は、現在のWiMAX +5Gには当てはまりません。

ただし、追加料金が必要なプラスエリアモードには月間データ容量の上限があります。

通常のスタンダードモードと条件が異なるため、利用前に契約先の説明を確認してください。

WiMAXの速度制限だけでなく、利用場所・オンラインゲーム・端末残債などのデメリットも確認してから契約を判断しましょう。

SoftBank Airは夜間に制限される場合がある

SoftBank Airには、月間データ容量の上限が設定されていません。

ただし、利用者が集中する夜間などは、サービスを安定して提供するために通信速度が低下する場合があります。

また、特定のエリアでネットワークが高負荷になった場合は、そのエリアを対象に速度が制限される可能性があります。

夜だけ急に遅くなる場合は、端末の不具合ではなく、地域の回線混雑が影響していることも考えられます。

Rakuten Turboも混雑時に制御される場合がある

Rakuten Turboは、データ容量無制限で利用できるホームルーターです。

ただし、公式の重要事項説明書では、ネットワークが継続的に混雑した場合や、公平なサービス提供に必要と判断された場合に通信を制限する可能性が案内されています。

また、大容量ファイルのダウンロードや動画などについて、通信を最適化する場合があります。

主要なホームルーターは月間データ容量を気にせず利用できますが、「常に速度制限がなく、一定の速度が保証される」という意味ではありません。

大量通信を頻繁に行う方や、夜間も安定した速度が必要な方は、光回線も比較しましょう。

ホームルーターの速度に関するよくある質問

ホームルーターの平均速度は何Mbpsですか?

2026年9月3日時点におけるホームルーター全体の平均速度は、下り168.4Mbps、上り25.1Mbps、Ping値43.4msです。

主要4回線の平均下り速度は約84~205Mbpsでした。

ただし、実際の速度は回線、設置場所、時間帯、建物の構造などによって変わります。平均値は、自宅で必ず出る速度ではなく、回線を比較するための目安として確認してください。

速度が最も速いホームルーターはどれですか?

2026年9月3日時点の平均下り速度では、ドコモ home 5Gが204.89Mbpsで、主要4回線のなかでは最も速い結果でした。

ただし、実測値は随時変動するため、常にドコモ home 5Gが最速とは限りません。

利用予定住所の対応エリアと、実測速度の両方を確認して選ぶことが重要です。

5G対応エリアなら必ず速くなりますか?

5G対応エリアでも、必ず高速通信ができるとは限りません。

基地局からの距離、建物の構造、窓や壁などの遮蔽物によっては、5Gではなく4Gで接続される場合があります。

ホームルーターを窓際の高い位置へ移動し、設置場所を変えながら通信速度を測定してみましょう。

ホームルーターでオンラインゲームはできますか?

RPGやシミュレーションゲームなどは、ホームルーターでも利用できる可能性があります。

ただし、FPSや格闘ゲームでは、通信速度だけでなくPing値と安定性が重要です。

ホームルーターの平均Ping値は40ms台のため、操作の遅延が勝敗に影響するゲームでは不満を感じる場合があります。FPSや格闘ゲームを快適にプレイしたい方には、光回線が向いています。

ホームルーターが夜だけ遅くなるのはなぜですか?

夜間はインターネットを利用する人が増え、地域の回線や基地局が混雑することがあります。

毎日ほぼ同じ時間帯に遅くなる場合は、端末の故障ではなく回線混雑が影響している可能性があります。

再起動や設置場所の変更で改善しない場合は、契約先へ地域の通信状況を確認してください。

速度が遅ければ無料で解約できますか?

速度が遅いという理由だけで、必ず無料解約できるとは限りません。

対象となる通信サービスでは、契約書面を受け取った日などから8日以内であれば、初期契約解除制度を利用できる場合があります。

ただし、初期契約解除制度で解除できるのは原則として通信サービスの契約です。購入したホームルーターの端末代は対象外となる場合があります。

事務手数料や利用した期間の料金などが請求されることもあるため、契約書面と各社の解除条件を確認してください。

※参考:国民生活センター「電気通信サービスの初期契約解除制度」

まとめ|ホームルーターは最大速度ではなく実測値で比較しよう

ホームルーターの速度は、公式サイトに掲載されている最大通信速度だけでは判断できません。

契約先を検討するときは、利用者が測定した下り・上り速度とPing値を確認しましょう。

【この記事のまとめ】

  • 主要4回線の平均下り速度は約84~205Mbps
  • 2026年9月3日時点ではドコモ home 5Gの平均下り速度が最も速い
  • SoftBank AirとWiMAX L13は平均約150Mbps
  • Rakuten Turboは平均上り速度が比較的速い
  • Web検索や動画視聴ならホームルーターでも十分な可能性がある
  • FPSや格闘ゲーム、動画配信では光回線が有利
  • 遅いときは設置場所や周波数帯、有線接続を見直す
  • データ容量無制限でも一時的に速度が制限される場合がある

ホームルーターは、Web検索や動画視聴などの日常利用なら十分な速度が期待できます。

ただし、実際の速度は、対応エリア、建物の構造、設置場所、利用する時間帯によって変わります。

平均速度が速い回線でも、自宅の電波状況が悪ければ十分な性能を発揮できません。

契約前には、必ず各社のエリアマップで設置予定住所を確認しましょう。

速度が遅いときは、時間帯を変えて測定したうえで、ルーターの再起動、設置場所や周波数帯の変更、有線接続などを試しましょう。

対策を試しても必要な速度を確保できない場合は、他社のホームルーターや光回線への変更も検討してください。

大切なのは、速度の数値だけで決めるのではなく、自分の利用目的に合っているかを確認することです。

工事不要ですぐに利用したい方にはホームルーター、オンラインゲームや動画配信、家族での同時利用に安定性を求める方には光回線が向いています。

主要4回線のホームルーターを実測速度で比較する記事のアイキャッチ画像

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この記事を書いた人

40代から、もう一度、海へ。

千葉・一宮を拠点に、週末のサーフィンを楽しみながら「海のある暮らし」を発信しています。

サーフボード選びやサーフギアのほか、サーフィンに使っているハイエースのDIY・車中泊用品、ポータブル電源などを、実際に使った経験をもとに紹介しています。

防災士資格を取得。ポータブル電源については、車中泊やキャンプだけでなく、停電・防災用途も実際に検証しながら記事を作成しています。

40〜50代からでも、サーフィンや車中泊、アウトドアを無理なく楽しめる「海のある暮らし」を、実体験をもとにお届けします。

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