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ウェットスーツの厚さはどう選ぶ?3mm・5mmの違いと水温・季節別の目安

ウェットスーツの3mm・5mmの違いと水温・季節別の厚さの選び方を紹介するアイキャッチ

ウェットスーツを選んでいると、「3mmと5mmは何が違う?」「春や秋なら何mm?」「冬でも3mmで入れる?」と厚さで迷うことがあります。

サーフィン用ウェットスーツには、2mm・3mm・5mmのほか、3/2mmや5/3mmなど複数の厚さがあります。

数字が大きいほど生地は厚くなり保温性を確保しやすくなりますが、その一方で動きやすさにも関係します。そのため、単純に「厚い方がいい」と考えるのではなく、海水温や季節、地域、気温、風などを考えて選ぶことが大切です。

この記事では、ウェットスーツの厚さの違いや3/2mm・5/3mmなどの数字の意味、3mmと5mmの違い、水温・季節ごとの目安をサーフィン向けに分かりやすく解説します。

「自分がサーフィンする時期なら何mmを選べばいい?」と迷っている方は、ウェットスーツ選びの参考にしてください。

この記事で分かること
  • ウェットスーツの2mm・3mm・5mmの違い
  • 3/2mm・5/3mmなど厚さ表記の見方
  • 3mmと5mmの保温性・動きやすさの違い
  • 水温・季節に合わせた厚さの考え方
  • 3mmと5mmで迷ったときの選び方
この記事を書いた人
ひろくま(吹き出し)
ひろくま

【プロフィール】

40代から、
もう一度、海へ。

千葉・一宮を拠点に、週末のサーフィンを楽しみながら、ハイエースでの車中泊やキャンプなど「海のある暮らし」を発信しています。

サーフボード・サーフギア、ハイエースのDIY・車中泊用品、ポータブル電源など、自分で使って納得したものを実体験をもとに紹介しています。

防災士。 BLUETTI EB70Sを2年以上使用し、車中泊・キャンプだけでなく、停電への備えやCPAPの一晩使用なども実際に検証しています。

40〜50代からでも、サーフィンや車中泊、アウトドアを無理なく楽しめる「海のある暮らし」をお届けします。

ウェットスーツの厚さ|まずはここを確認

ウェットスーツの厚さは、「何月だから何mm」と決めるのではなく、海水温を基本に、気温・風・地域・寒さの感じ方も含めて選ぶのがポイントです。

目安として考えると、

暖かい時期
→ 2mm前後やスプリング・タッパーなど
春・秋
→ 3mm前後のフルスーツなど

→ 5×3mm前後のセミドライなど
が候補になります。

ただし、同じ春・秋でも地域や海水温によって必要な厚さは変わります。

「季節だけで決めず、その日に入る海の水温や気象条件も確認する」ことを基本にしましょう。

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厚さの目安特徴使用する時期の目安向いている人
2mm前後薄く動きやすい暖かい時期保温性より動きやすさを重視したい
3mm前後保温性と動きやすさのバランス春・秋など幅広い時期に使いたい
5×3mm前後保温性を重視冬など寒い時期もサーフィンしたい

※上記はあくまで目安です。必要な厚さは地域・海水温・気温・風・個人の寒さの感じ方などによって変わります。
購入前には使用する地域のコンディションや各メーカーの商品仕様も確認してください。

「厚さだけでなく、フルスーツ・セミドライなどの種類やサイズの選び方から確認したい」という方は、「サーフィン用ウェットスーツの選び方」で基本から解説しています。

目次

ウェットスーツの厚さは水温を基準に選ぶ

ウェットスーツの厚さを選ぶときは、「春だから3mm」「冬だから5mm」のように季節だけで決めないことが大切です。

同じ季節でも、サーフィンする地域によって海水温は異なります。また、同じ海水温でも気温や風の強さによって、海から上がったときや波待ち中の寒さの感じ方が変わります。

そのため、ウェットスーツを選ぶときは、まず海水温をひとつの基準にして、そのうえで季節・気温・風・地域などを考えます。

STEP
海水温を確認する

自分がサーフィンする地域の海水温を確認します。季節だけで判断せず、実際の水温をひとつの基準にします。

STEP
気温と風を確認する

海水温が同じでも、気温が低い日や風が強い日は寒く感じやすくなります。

STEP
サーフィンする地域を考える

千葉・湘南など地域が違えば、同じ時期でも海水温や気象条件が異なることがあります。

STEP
自分の寒さの感じ方も考える

寒さの感じ方には個人差があります。長時間海に入る人と短時間で上がる人でも必要な保温性は変わります。

つまり、ウェットスーツの厚さは「水温を基本に、気温・風・地域・自分の寒さの感じ方で調整する」と考えると選びやすくなります。

そのうえで知っておきたいのが、商品に表示されている「3/2mm」「5/3mm」などの数字の意味です。

ウェットスーツの厚さを海水温・気温・風・地域・寒さの感じ方から選ぶ方法を示した図解
ウェットスーツの厚さは海水温を基本に、気温・風・地域・寒さの感じ方も確認して選びましょう。

ウェットスーツの3/2mm・5/3mmとは?厚さの数字の意味

ウェットスーツの商品を見ていると、「3/2mm」「5/3mm」「5×3mm」など、2つの数字で厚さが表示されていることがあります。

これは、ウェットスーツ全体が同じ厚さで作られているわけではなく、体の部位によって生地の厚さを変えているためです。

保温性が必要な胴体部分を厚くし、パドリングなどで大きく動かす腕まわりには比較的薄い生地を使うことで、保温性と動きやすさのバランスを取っています。

ただし、どの部位に何mmの生地を使用しているかはメーカーやモデルによって異なります。購入するときは、数字だけで判断せず商品ごとの仕様も確認しましょう。

3/2mmとは

3/2mmは、一般的に厚い部分に3mm、薄い部分に2mmの生地を使用したウェットスーツを表します。

たとえば、保温性を確保したい胴体部分を3mm、パドリングで動かす腕などを2mmにすることで、体を冷えから守りながら動きやすさも確保しやすくなります。

サーフィンではパドリングの時間が長いため、単純に生地を厚くするだけではなく、肩や腕を動かしやすいことも重要です。

そのため3/2mmは、比較的暖かい時期や春・秋などに使うウェットスーツで見かけることがあります。

ただし、同じ3/2mmでも生地の素材や構造、縫製などによって保温性や着用感は異なります。

「3/2mmだから○月から○月まで使える」と決めるのではなく、使用する地域の海水温や気温なども確認してください。

5/3mm・5×3mmとは

5/3mmや5×3mmは、一般的に厚い部分に5mm、薄い部分に3mmの生地を使用したウェットスーツを表します。

3mm前後のウェットスーツよりも保温性を重視しやすいため、冬など水温・気温が低くなる時期に使うウェットスーツでよく見られる厚さです。

特に冬用のセミドライでは、胴体部分の保温性を確保しながら、腕などの動かす部分には比較的薄い生地を使用したモデルがあります。

一方で、生地が厚くなれば着用感や動きやすさも変わります。

冬だから単純に「一番厚いもの」を選ぶのではなく、保温性とパドリングのしやすさの両方を考えて選ぶことが大切です。

なお、「5/3mm」「5×3mm」など表記方法は商品によって異なります。生地を使用している部位や細かな仕様については、各メーカーの商品説明を確認してください。

なぜ部位によって厚さが違う?

ウェットスーツで部位によって生地の厚さを変える理由は、保温性と動きやすさを両立するためです。

胴体部分は体温を守るために保温性を確保したい一方、肩や腕はパドリングで繰り返し動かします。

すべてを厚い生地にすれば保温性を確保しやすくなりますが、動かす部位まで厚くするとパドリング時の負担につながる場合があります。

そこで、保温性を重視する部分と動きやすさを重視する部分で生地の厚さを変えています。

厚さは「数字が大きいほど良い」わけではない

ウェットスーツは、厚くなるほど保温性を確保しやすくなる一方、動きやすさとのバランスも重要です。

サーフィンではパドリングで肩や腕を繰り返し動かすため、使用する水温に必要な保温性を確保しながら、自分が動きやすいウェットスーツを選びましょう。

では、2mm・3mm・5mmでは具体的にどのような違いがあるのでしょうか。

ウェットスーツの2mm・3mm・5mmの違い

ウェットスーツは厚さによって、保温性や動きやすさ、使いやすい時期が変わります。

サーフィン用では2mm前後の薄手のものから、3mm前後のフルスーツ、冬に使われる5×3mm前後のセミドライなどがあります。

まずは違いを比較してみましょう。

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厚さ保温性の傾向動きやすさの傾向使用時期の目安主なタイプ
2mm前後低め動きやすい暖かい時期タッパー・スプリングなど
3mm前後中程度比較的動きやすい春・秋などフルスーツなど
5×3mm前後高め3mmより厚みがある冬などセミドライなど

※上記は一般的な目安です。同じ厚さでも素材・構造・縫製などによって保温性や動きやすさは異なります。
また、使用する地域・海水温・気温・風によって適した厚さは変わります。

2mm前後|暖かい時期に使いやすい

2mm前後の薄手のウェットスーツは、水温や気温が高い時期に使いやすい厚さです。

タッパーやスプリングなどにも採用され、保温性を確保することだけでなく、日焼けや風による冷え、肌の保護などを目的に着用する場合もあります。

薄手なので比較的動きやすい一方、水温が下がってくると保温性が足りなくなる場合があります。

真夏だから必ず2mmが必要というわけではなく、その日の水温や気温、風などを見ながら判断しましょう。

3mm前後|保温性と動きやすさのバランス

3mm前後は、サーフィン用ウェットスーツでよく見かける厚さのひとつです。

3mmフルスーツや3/2mmなどがあり、春・秋を中心に使いやすいタイプがあります。

5mm前後と比較すると生地が薄いため、肩や腕を動かしやすく、パドリング時の負担を抑えやすいこともメリットです。

一方、水温や気温が大きく下がる冬には、3mmでは寒く感じることがあります。

特に風が強い日や長時間海に入る場合は体が冷えやすくなるため、3mmを使えるかどうかは季節だけでなく、その日のコンディションも含めて判断しましょう。

5×3mm前後|冬の保温性を重視したい

5×3mm前後は、冬など水温・気温が低い時期に保温性を重視したい場合に候補となります。

冬用のセミドライなどで採用されることがあり、3mm前後のフルスーツより厚い生地を使うことで保温性を確保しやすくなります。

ただし、生地が厚くなることで着用感やパドリング時の動きやすさにも違いが出ます。

また、冬はウェットスーツだけでなく、地域やコンディションによってブーツ・グローブ・ヘッドキャップなどが必要になることもあります。

ここでは「5mmなら冬は大丈夫」と断定せず、使用する地域や海水温、気温などから必要な装備を判断することが重要です。

ウェットスーツ3mmと5mmの違いを比較

3mmと5mmの大きな違いは、保温性と動きやすさのバランスです。

一般的には3mmの方が薄く動きやすく、5mmの方が厚く保温性を確保しやすくなります。

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比較項目3mm前後5mm前後
保温性5mmより低い3mmより高い
動きやすさ比較的動きやすい厚みがある
主な使用時期春・秋など冬など
代表的なタイプフルスーツなどセミドライなど
選ぶ基準動きやすさとのバランス寒い時期の保温性

※同じ3mm・5mmでも、素材や構造、メーカー・モデルによって性能は異なります。

3mm|動きやすさとのバランスを取りやすい

3mm前後は5mm前後より生地が薄く、パドリングなどで体を動かしやすいのが特徴です。

春・秋など、5mmほどの保温性を必要としない時期なら、3mm前後のフルスーツなどが候補になります。

5mm|保温性を重視したい時期に向いている

5mm前後は3mmより厚く、保温性を確保しやすいのが特徴です。冬など水温・気温が低い時期に候補になります。

ただし、必要以上に厚いものを選ぶのではなく、自分が入る海の水温に必要な保温性を確保できるかを基準に考えましょう。

3mmと5mmで迷ったら水温と使用時期から判断する

3mmと5mmのどちらを購入するか迷ったら、最もよくサーフィンする時期を考えてみましょう。

春・秋を中心にサーフィンするなら3mm前後、冬まで続けるなら5×3mm前後のセミドライなどが候補になります。

ただし、同じ季節でも地域によって海水温は異なり、気温や風によって体感も変わります。

そのため、

「3mmと5mmのどちらが優れているか」ではなく、「自分が入る水温・時期にはどちらが適しているか」

で判断することが重要です。

では、3mm・5mmは具体的にどのくらいの水温や季節で使うのでしょうか。次に、それぞれの厚さを詳しく見ていきます。

ウェットスーツ3mmは水温何度から使える?

3mm前後のウェットスーツは、サーフィンでは春・秋を中心に使いやすい厚さです。

ただし、「水温○℃なら必ず3mm」と一律に決めることはできません。

同じ3mmでも、全身が3mmのタイプと胴体3mm・腕などが2mmの3/2mmでは仕様が異なります。また、生地や裏地、縫製、フィット感などによっても保温性は変わります。

ひとつの目安として、DOVEでは3×2mmフルスーツを水温15〜20℃の適正範囲として案内しています。ただし、これはすべての3mmウェットスーツに共通する基準ではありません。

そのため3mmを選ぶときは、水温だけを見るのではなく、

水温 + 気温 + 風 + 入水時間 + 寒さの感じ方

まで考えて判断しましょう。

3mmを使いやすい季節の目安

3mm前後のフルスーツは、春や秋など真夏ほど暖かくなく、真冬ほど水温が低くない時期に候補になります。

春は気温が上がっていても海水温がまだ低い場合があります。反対に秋は気温が下がってきても、海水温は比較的高い状態が続くことがあります。

そのため、カレンダーだけを見て「4月になったから3mm」「11月だから冬用」と切り替えるより、実際の海水温を確認して判断する方が分かりやすいでしょう。

Beach Accessでも、関東を例に3/2mmフルスーツを春・秋の目安としています。

ウェットスーツ3mmで冬のサーフィンはできる?

「3mmを持っているから、そのまま冬も使えないか」と考える人もいるでしょう。

地域や水温によっては使える時期もありますが、真冬まで3mmだけで対応できるとは考えない方がよいでしょう。

冬は海水温だけでなく気温も低く、風が強い日はさらに体が冷えやすくなります。

特に長時間サーフィンする場合、寒さによって体が動きにくくなれば、パドリングやテイクオフにも影響します。

冬までサーフィンを続けるなら、使用する地域の水温を確認し、5×3mm前後のセミドライなど保温性を重視したウェットスーツも検討しましょう。

3mm=春・秋と決めつけない

3mmを使える時期は地域やその年の海水温によって変わります。

「何月だから3mm」と判断するのではなく、実際の海水温・気温・風などを確認して使い分けましょう。

ウェットスーツ5mmは水温何度から使う?

5mm前後のウェットスーツは、3mmでは保温性が足りなくなる寒い時期に候補になります。

サーフィンでは、胴体部分に5mm、腕などの可動部分に3mm前後の生地を使用した5×3mm・5/3mmのセミドライなどがあります。

DOVEでは5×3mmセミドライについて、水温10〜15℃・気温5〜18℃を細かな目安として示しています。

ただし、これもすべての5mmウェットスーツに共通する基準ではありません。

同じ厚さでも、生地・裏地・縫製・浸水のしにくさ・フィット感などによって保温性は異なります。

5mmを使いやすい季節の目安

5mm前後は、冬を中心とした水温・気温が低い時期に候補になります。

3mmより厚い生地を使用することで保温性を確保しやすくなりますが、そのぶん動きやすさとのバランスも重要になります。

冬用ウェットスーツを選ぶ場合は、単に「5mm」という数字だけを見るのではなく、

生地の厚さ・裏地・構造・フィット感

まで確認しましょう。

また、冬は地域によってブーツ・グローブ・ヘッドキャップなどの防寒アイテムが必要になることもあります。DOVEも真冬について、地域の水温や気温に応じてこれらを組み合わせる考え方を示しています。

冬は5×3mmのセミドライなども候補

冬までサーフィンを続けるなら、5×3mm前後のセミドライなどが候補になります。

セミドライは、冬の低い水温や気温に対応するため、保温性を重視した生地や構造が採用されています。

ただし、必要な厚さは地域によって異なります。

同じ冬でも、千葉・湘南などの関東エリアと、さらに水温が低い地域では必要になる装備が変わります。

ここでは「冬=必ず5×3mm」と決めるのではなく、自分が実際に入る海の水温に合わせて選ぶことを基本にしてください。

冬のサーフィンではウェットスーツだけでなく、ブーツ・グローブなどの防寒対策も重要です。僕が冬のサーフィンで使うアイテムについては、「冬のサーフィンを楽しむための必須アイテム10選と極寒を乗り越える5つのコツ!」で詳しく紹介しています。

水温別|サーフィン用ウェットスーツの厚さの目安

ウェットスーツの厚さを選ぶときは、季節だけでなく海水温を確認すると判断しやすくなります。

ただし、メーカーによって推奨する水温帯には違いがあります。

また、同じ水温でも気温・風・入水時間・寒さの感じ方によって必要な保温性は変わります。

そのため、以下は購入時に候補を絞るための目安として使ってください。

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海水温の目安厚さの候補ウェットスーツの候補
20℃以上2〜3mm前後タッパー・スプリング・シーガル・薄手フルスーツなど
15〜20℃前後3mm・3/2mm前後フルスーツなど
10〜15℃前後4/3mm・5×3mm前後セミドライなど
10℃前後以下より高い保温性が必要地域・メーカーに合わせて冬用装備を検討

※水温と厚さの関係はあくまで目安です。
メーカー・モデル・素材・裏地・地域・気温・風・入水時間・寒さの感じ方などによって適したウェットスーツは変わります。
購入時は各メーカーが示している使用目安も確認してください。

サーフィン用ウェットスーツの厚さを水温別に2mm・3mm・5mmで比較した早見表
ウェットスーツの厚さは、水温をひとつの基準に選びます。
上記は目安のため、地域・気温・風・メーカーの商品仕様なども確認してください。

水温はウェットスーツの厚さを決める重要な基準ですが、数字だけで判断する必要はありません。

たとえば同じ水温15℃でも、気温が高く風が弱い日と、気温が低く強い風が吹いている日では体感が変わります。

また、1時間程度で上がる場合と、長時間海に入る場合でも寒さの感じ方は違います。

そのため、

水温で基本となる厚さを決める → 気温・風・地域・入水時間などで調整する

という考え方がおすすめです。

水温から厚さの候補が分かったら、次は実際にサーフィンする季節に当てはめて考えてみましょう。

季節別|春・夏・秋・冬のウェットスーツの厚さ

ウェットスーツの厚さは海水温を基準に選ぶのが基本ですが、「春は何mm?」「冬は5mm?」と季節から知りたい人も多いでしょう。

季節ごとの目安を整理すると、春・秋は3mm前後、夏は2mm前後の薄手、冬は5×3mm前後のセミドライなどが候補になります。

ただし、海水温は気温と同じタイミングで変化するわけではありません。

特に春と秋は、気温と海水温の感覚にズレが生じやすいため、カレンダーではなく実際の海水温を確認して切り替えることが大切です。

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季節厚さの目安主なウェットスーツ
3mm・3/2mm前後フルスーツなど
2mm前後タッパー・スプリング・シーガルなど
3mm・3/2mm前後フルスーツなど
5×3mm前後などセミドライなど

※上記は一般的な目安です。地域・海水温・気温・風・個人の寒さの感じ方などによって適した厚さは変わります。

春|3mm前後を中心に水温を確認

春は気温が上がり始めても、海水温はまだ低いことがあります。

そのため、「暖かくなってきたから薄いウェットスーツで大丈夫」と気温だけで判断するのではなく、海水温を確認してから切り替えましょう。

水温が上がってくれば、3mmや3/2mm前後のフルスーツなどが候補になります。

ただし、早春と初夏に近い時期ではコンディションが大きく異なるため、同じ「春」でも必要な厚さは変わります。

夏|2mm前後やスプリング・タッパーなど

夏は海水温・気温ともに高くなり、厚手のフルスーツを必要としない日が増えてきます。

2mm前後のタッパーやスプリング、シーガルなどを使い分けることで、動きやすさを確保しながら体の冷えや日焼け、擦れなどを防ぎやすくなります。

DOVEでも2mm生地を使ったジャケットやベストなどを暖かい時期向けとして紹介しています。

ただし、夏でも海水温が低い地域や、風が強い日、長時間海に入る場合は寒く感じることがあります。

「夏=ウェットスーツはいらない」と決めず、その日のコンディションに合わせて判断しましょう。

秋|3mmから冬用へ切り替える時期を確認

秋は春とは反対に、気温が下がってきても海水温が比較的高い状態が続くことがあります。

そのため、気温が低くなったからといって、すぐに5mm前後の冬用ウェットスーツへ切り替える必要があるとは限りません。

水温がまだ高ければ3mm・3/2mm前後のフルスーツを使い、水温・気温が下がってきたところで冬用ウェットスーツへの切り替えを検討します。

ここでも重要なのは、

「○月になったら5mm」ではなく、水温とコンディションを確認すること

です。

冬|5×3mm前後のセミドライなどを検討

冬は水温だけでなく気温も低くなるため、保温性を重視したウェットスーツが必要になります。

5×3mm前後のセミドライなどが候補となり、地域や水温によってはブーツ・グローブ・ヘッドキャップなども使用します。

DOVEでは5×3mmセミドライについて水温10〜15℃、気温5〜18℃をひとつの適正範囲として示しています。

一方で、冬でも地域によって海水温は異なります。

「冬だから5mmを買えば終わり」と考えるのではなく、自分がサーフィンする海域の冬の水温まで確認して選ぶことが重要です。

千葉・湘南など地域によって必要な厚さは変わる

同じ季節でも、サーフィンする地域が違えば適したウェットスーツの厚さは変わります。

日本は南北に長く、地域によって海水温が異なるためです。

また、同じ関東でもサーフポイントによって水温や風などのコンディションは異なります。

僕が普段サーフィンしている千葉・一宮でも、同じ季節だから毎回同じ体感になるわけではありません。

風が強い日や気温が低い日は寒く感じやすく、反対に日差しがあって風が弱ければ体感も変わります。

そのため僕自身も、カレンダーだけを見てウェットスーツを決めるのではなく、実際のコンディションを確認することが大切だと感じています。

地域が変われば同じ季節でも厚さは変わる

「関東だから○mm」「11月だから○mm」と一律に決めるのではなく、自分がよく入るサーフポイントの水温傾向を把握しておくとウェットスーツを選びやすくなります。

初めて入る地域では、その地域の水温や現地のサーフショップなどの情報も確認しましょう。

最初の1着なら3mmと5mmどちらを選ぶ?

初めてウェットスーツを購入する場合、「3mmと5mmならどちらを先に買えばいい?」と迷うかもしれません。

結論からいうと、自分が最もよくサーフィンする季節に合わせて選ぶのが基本です。

春・秋を中心にサーフィンするなら3mm・3/2mm前後のフルスーツ、冬もサーフィンを続けるなら5×3mm前後のセミドライなどが候補になります。

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サーフィンする時期最初に検討する厚さ
春・秋が中心3mm・3/2mm前後
夏が中心2mm前後など
冬が中心5×3mm前後など
一年を通して入る1着ですべて対応しようとせず季節に合わせて使い分ける

特に一年を通してサーフィンする場合、1着だけですべての季節を快適にカバーするのは難しくなります。

たとえば3mmを選べば春・秋に使いやすくても、真冬には保温性が足りない場合があります。

反対に5mm前後の冬用ウェットスーツでは、暖かい時期には必要以上に暑く、動きにくく感じる可能性があります。

そのため、最初から「万能な1着」を探すよりも、

自分が最も海に入る季節に合った1着から揃える

と考えた方が選びやすいでしょう。

3mm・5mmなど必要な厚さが決まったら、次はブランドや既製品・オーダー、購入場所を比較して自分に合うウェットスーツを探しましょう。

「サーフィン用ウェットスーツおすすめを比較|ブランド・既製品・オーダーの選び方」では、ムラサキスポーツで比較できるブランドやFELLOW、MELLOW、Patagoniaなどを紹介しています。

ウェットスーツの厚さを決めたらサイズも確認する

厚さが合っていても、ウェットスーツのサイズが合っていなければ本来の保温性や動きやすさを生かしにくくなります。

大きすぎれば水が入りやすくなり、小さすぎれば体を動かしにくくなる可能性があります。

そのため、

厚さを決める → サイズを確認する → 商品を選ぶ

という順番で考えると分かりやすくなります。

必要な厚さが決まったら、次は自分の体型に合うサイズを確認しましょう。身長・体重やフィット感から選ぶ方法は、「ウェットスーツのサイズ表と選び方」で詳しく解説しています。

ウェットスーツの厚さについてよくある質問

ウェットスーツは3mmと5mmのどちらがいい?

3mmと5mmのどちらがいいかは、主にサーフィンする時期や海水温によって変わります。

春・秋などは3mm・3/2mm前後のフルスーツ、冬など水温・気温が低い時期は5×3mm前後のセミドライなどが候補になります。

どちらが優れているというより、自分がサーフィンする時期と水温に合った厚さを選ぶことが大切です。

3mmのウェットスーツは冬でも使える?

地域や水温によって異なりますが、真冬まで3mmだけで対応できるとは限りません。

冬は海水温だけでなく気温も低くなり、風が強い日はさらに寒く感じます。

冬までサーフィンを続ける場合は、使用する地域の海水温を確認し、5×3mm前後のセミドライなど保温性を重視したウェットスーツも検討しましょう。

5mmのウェットスーツは水温何度くらいから使う?

ひとつの目安として、DOVEでは5×3mmセミドライを水温10〜15℃、気温5〜18℃の適正範囲として案内しています。

ただし、すべての5mmウェットスーツに共通する基準ではありません。

生地・裏地・構造・フィット感のほか、地域・気温・風・入水時間などでも必要な保温性は変わるため、購入する商品の仕様も確認してください。

ウェットスーツの3/2mmとはどういう意味?

3/2mmは、一般的に厚い部分に3mm、薄い部分に2mmの生地を使用したウェットスーツを表します。

DOVEの3×2mmフルスーツでは両袖を2mmとし、生地を薄くすることで運動性が高まり、パドリングが軽くなると説明されています。

ただし、生地を使用する部位や表記方法はメーカー・モデルによって異なるため、購入時には商品仕様を確認しましょう。

ウェットスーツは厚いほど暖かい?

一般的には生地が厚いほど保温性を確保しやすくなりますが、ウェットスーツの暖かさは厚さだけでは決まりません。

生地や裏地、構造、縫製、フィット感なども保温性に関係します。

また、必要以上に厚いウェットスーツを選ぶと動きやすさにも影響するため、必要な保温性と動きやすさのバランスを考えて選びましょう。

まとめ|ウェットスーツの厚さは水温と季節から選ぼう

ウェットスーツの厚さは、季節だけで決めるのではなく、実際にサーフィンする海の水温を基本に選ぶことが大切です。

目安として、暖かい時期は2mm前後、春・秋は3mm・3/2mm前後、冬は5×3mm前後のセミドライなどが候補になります。

ただし、同じ厚さでも生地や裏地、構造によって保温性や動きやすさは異なります。

また、同じ水温でも気温・風・地域・入水時間・寒さの感じ方によって体感は変わります。

そのため、ウェットスーツを選ぶときは、

STEP
海水温を確認する

STEP
季節・気温・風・地域を確認する

STEP
3mm・5mmなど必要な厚さを決める

STEP
自分に合ったサイズを確認する

STEP
ブランド・既製品・オーダーを比較する

この順番で考えると、自分に必要なウェットスーツを絞り込みやすくなります。

必要な厚さが決まったら、次は実際に購入するウェットスーツを比較してみましょう。

「サーフィン用ウェットスーツおすすめを比較|ブランド・既製品・オーダーの選び方」では、ムラサキスポーツで比較できるブランドやFELLOW、MELLOW、Patagoniaなどを取り上げ、既製品とオーダーの違いや購入場所まで詳しく紹介しています。

ウェットスーツの3mm・5mmの違いと水温・季節別の厚さの選び方を紹介するアイキャッチ

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千葉・一宮を拠点に、週末のサーフィンを楽しみながら「海のある暮らし」を発信しています。

サーフボード選びやサーフギアのほか、サーフィンに使っているハイエースのDIY・車中泊用品、ポータブル電源などを、実際に使った経験をもとに紹介しています。

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