JS BIG BARONは、ミッドレングスのパドル性能と、ツインフィンらしいスピード・操作性を組み合わせたサーフボードです。
サイズは6’2から7’6まであり、6’6・6’8・7’0には、同じ長さでも幅やボリュームが異なるA・Bディメンションが用意されています。さらに、一般的なPEとカーボン構造のCARBOTUNEがあるため、どれを選べばよいのか迷う方も多いのではないでしょうか。
40〜50代の再開サーファーが選ぶ場合は、体重だけでなく、現在使用しているボード、過去に乗っていたボード、パドルの余裕と操作性のどちらを優先するかを考える必要があります。
目安として、取り回しを重視するなら6’2〜6’6、パドルと操作性のバランスを求めるなら6’8〜7’0、安定感を優先するなら7’0のBディメンションや7’6が候補になります。
PEは価格を抑えてBIG BARONを検討したい方、CARBOTUNEは反応の速さや構造の耐久性を重視する方に向いています。
僕自身はBIG BARONを所有・使用していません。この記事では、JS Industriesとムラサキスポーツの公式情報をもとに、各サイズの違い、PEとCARBOTUNEの特徴、購入前に確認したい注意点を整理します。
- JS BIG BARONの特徴と向いている波
- 6’2〜7’6のサイズ・ボリュームの違い
- A・Bディメンションの違いと選び方
- PEとCARBOTUNEの構造・価格・向いている人
- 40〜50代の再開サーファーが購入前に確認したい注意点

【プロフィール】
40代から、
もう一度、海へ。
千葉・一宮を拠点に、週末のサーフィンを楽しみながら、ハイエースでの車中泊やキャンプなど「海のある暮らし」を発信しています。
サーフボード・サーフギア、ハイエースのDIY・車中泊用品、ポータブル電源など、自分で使って納得したものを実体験をもとに紹介しています。
防災士。 BLUETTI EB70Sを2年以上使用し、車中泊・キャンプだけでなく、停電への備えやCPAPの一晩使用なども実際に検証しています。
40〜50代からでも、サーフィンや車中泊、アウトドアを無理なく楽しめる「海のある暮らし」をお届けします。
JS BIG BARONはスピードと操作性を重視したツインフィン
JS BIG BARONは、オーストラリア・ゴールドコーストのポイントブレイクで使用されてきたミッドレングスから着想を得たモデルです。
十分なボリュームを持たせながら、フラットなロッカー、Veeとダブルコンケーブ、低めのレール、絞り込まれたラウンドテールを組み合わせています。
ミッドレングスのパドル性能や滑走性だけでなく、ツインフィンによる加速と操作性も重視した設計です。
フラットなロッカーでスピードを維持しやすい
BIG BARONは、全体的にフラットなロッカーを採用しています。
ボードと水面が接する範囲を確保しやすいため、パドル時に推進力を得やすく、力の弱い波でもスピードを維持しやすい設計です。
波を早めにつかみ、テイクオフ後も失速を抑えながら走りたい方に合わせやすい設計です。
ただし、フラットなロッカーだからといって、どのような波でも簡単にテイクオフできるわけではありません。掘れた波では、波の傾斜やボードの向きに合わせたタイミングが必要です。
Veeとダブルコンケーブで切り返しを助ける
ボトムには、ノーズからテールまでVeeが入り、フィン周辺にはダブルコンケーブが加えられています。
Veeはボードを左右へ傾けやすくし、幅とボリュームのあるミッドレングスでも、レールからレールへの切り返しを助けます。
フィン周辺のダブルコンケーブは、水の流れを整えながら操作性を補う部分です。
長さを生かして直線的に走るだけでなく、波の斜面でターンを楽しむことも考えられています。
低めのレールとラウンドテールでホールド感を確保する
BIG BARONは、ボード全体にボリュームを持たせながら、レールを比較的低く仕上げています。
レールを波の面へ入れやすくすることで、スピードが出た状態でもターンへ移りやすい設計です。
テールは幅を絞ったラウンド形状で、ターン時のホールド感とコントロール性を補います。
ただし、長さやボリュームが増えるほど安定感は得やすくなる一方、取り回しには体重移動と後ろ足への荷重が必要になります。
ツインフィンによる加速感とルースさがある
BIG BARONのフィン設定はツインフィンです。
センターフィンがないため水の抵抗を抑えやすく、波の力が弱い場面でも加速しやすい特徴があります。
一方、2+1フィンやスラスターと比べると、テールが左右へ動きやすく、ルースに感じる場合があります。
直進時の安定感だけを求めるボードではなく、ミッドレングスの余裕を残しながら、ツインフィンらしいスピードとターンを楽しみたい方に向いたモデルです。
メーカーは、波の目安を膝程度から少しオーバーヘッドまでと案内しています。特に、ターンするまでの時間を確保しやすい長めの波や、伸びた地形のビーチブレイク、ポイントブレイクなどで特徴を生かしやすい設計です。
▶︎ JS Industries公式サイトでBIG BARONの仕様を確認する
JS BIG BARONのサイズ・ボリューム一覧
ムラサキスポーツで確認できるBIG BARONの主なサイズは、6’2から7’6です。
6’6・6’8・7’0には、幅と厚さの異なるA・Bディメンションがあります。
Aディメンションはボリュームを抑えて操作性を重視した仕様、Bディメンションは同じ長さのまま幅と厚さを増やし、パドルや安定感を補った仕様です。
| サイズ | 仕様 | 幅 | 厚さ | ボリューム |
|---|---|---|---|---|
| 6’2 | A | 19 1/2インチ | 2 1/2インチ | 32.4L |
| 6’4 | A | 20インチ | 2 9/16インチ | 34.3L |
| 6’6 | A | 20 1/4インチ | 2 5/8インチ | 36.8L |
| 6’6 | B | 20 7/8インチ | 2 7/8インチ | 42.1L |
| 6’8 | A | 20 3/4インチ | 2 5/8インチ | 38.5L |
| 6’8 | B | 21インチ | 2 7/8インチ | 42.8L |
| 7’0 | A | 21インチ | 2 3/4インチ | 43.0L |
| 7’0 | B | 21 3/4インチ | 3インチ | 48.7L |
| 7’6 | A | 21 3/4インチ | 2 7/8インチ | 50.0L |
サイズが2インチ長くなるたびに、ボリュームが一定量ずつ増えるわけではありません。
たとえば、6’6のAディメンションは36.8Lですが、同じ6’6のBディメンションは42.1Lです。長さは同じでも、5.3Lの差があります。
一方、6’8のAディメンションは38.5L、Bディメンションは42.8Lです。
BIG BARONを選ぶときは、長さだけを見て決めず、A・Bの区別とボリュームまで確認する必要があります。
ムラサキスポーツの商品ページでは、PEの6’4を34.3L、CARBOTUNEの6’4を34.4Lと表記しています。0.1Lの差があるため、この記事では各商品ページの掲載値をそのまま使用します。
また、取り扱うサイズや構造、カラー、在庫状況は時期によって変わります。購入前に商品ページで最新の仕様を確認してください。
A・Bディメンションの違い

A・Bディメンションの大きな違いは、同じ長さに対する幅・厚さ・ボリュームです。
Aディメンションは、ボリュームを抑えることでレールを入れやすくし、ツインフィンらしい操作性を生かしたい方に適しています。
Bディメンションは、幅と厚さを増やして浮力を確保しているため、体重のある方やパドルに余裕を持たせたい方が検討しやすい仕様です。
ただし、ボリュームが多ければ必ず乗りやすくなるとは限りません。
体重に対して浮力が不足するとパドルやテイクオフが難しくなりますが、必要以上にボリュームを増やすと、レールを入れにくく感じる可能性があります。
現在使用しているボードの長さとボリュームを基準に、何を補いたいのかを明確にして選ぶことが大切です。
BIG BARONは長さだけでなく幅とボリュームも確認する
40〜50代の再開サーファーがBIG BARONを選ぶ場合、短いサイズほど扱いやすいとは限りません。
6’2や6’4は取り回しを重視できますが、ボリュームは32.4〜34.3Lです。体重やパドル力によっては、ミッドレングスに期待する余裕を得にくい場合があります。
反対に、7’0のBディメンションや7’6は約50Lあり、パドルや安定感を補いやすくなりますが、短いサイズより取り回しに体重移動が必要です。
サイズを比較するときは、次の4点を確認します。
- 現在使用しているボードのボリューム
- 過去に乗っていたボードの長さ
- パドルとテイクオフの余裕
- ターンと取り回しのしやすさ
公式サイトでも、ショートボードを中心に乗る方は操作性を残せる短めのサイズ、ロングボード経験者は7’0や7’6から短くする考え方が紹介されています。
JS BIG BARONのおすすめサイズ

BIG BARONのサイズは、体重だけで決めるものではありません。
現在使用しているボードの長さとボリューム、ショートボードとロングボードのどちらを中心に乗ってきたか、パドルと操作性のどちらを優先するかによって適したサイズが変わります。
- 取り回しを重視するなら6’2〜6’6
- パドルと操作性のバランスを求めるなら6’8〜7’0
- 安定感を優先するなら7’0のBディメンションまたは7’6
- 体重のある方は長さだけでなくボリュームも確認する
これは公式サイズと設計から考えた目安です。サーフィン歴、体力、使用する波、現在のボードによって適したサイズは異なります。
6’2|ショートボードに近い取り回しを重視する人
6’2は、BIG BARONのなかでも短く、操作性を重視したサイズです。
幅19 1/2インチ、厚さ2 1/2インチ、ボリューム32.4Lで、一般的なミッドレングスの安定感よりも、ツインフィンらしいスピードと取り回しを生かしたい方に向いています。
普段から30L前後のショートボードに乗り、少しパドルとテイクオフを補いたい方が検討しやすいサイズです。
一方、ブランクが長い方や体重のある方が「ミッドレングスなら楽に乗れそう」という理由だけで選ぶと、浮力不足になる可能性があります。
6’4|操作性を残しながらパドルを補いたい人
6’4は、幅20インチ、厚さ2 9/16インチ、ボリューム34.3Lです。
ショートボードから大きく乗り味を変えずに、長さとボリュームを少し増やしたい方に適しています。
JS Industries公式サイトでも、ショートボードを中心に乗る方が操作性を残したい場合、6’4程度までに抑える考え方が紹介されています。
ただし、34L前後は、40〜50代の再開サーファー全員に十分なボリュームとは限りません。パドル力が落ちている場合や週1回程度のサーフィンでは、6’6以上も比較した方が、パドルやテイクオフの余裕を確保しやすくなります。
6’6|取り回しと安定感のバランスを調整できる
6’6には、36.8LのAディメンションと42.1LのBディメンションがあります。
Aディメンションは、6’4よりパドルと安定感を補いながら、レールを使ったターンも狙いたい方に向いています。
Bディメンションは同じ6’6でも幅と厚さが増え、Aより5.3L多い仕様です。長さを抑えながら、パドルやテイクオフに余裕を持たせたい方が検討しやすくなります。
同じ6’6でも乗り味が同じとは限らないため、商品ページではA・Bの表記を必ず確認してください。
6’8|40〜50代の再開サーファーが検討しやすい中間サイズ
6’8には、38.5LのAディメンションと42.8LのBディメンションがあります。
Aディメンションは操作性を残したい方、Bディメンションはパドルと安定感を少し多めに確保したい方に向いています。
6フィート台の取り回しを残しながら、6’2〜6’6より長さを生かした滑走性を得やすいため、ショートボード経験のある40〜50代の再開サーファーが比較しやすいサイズです。
ただし、体重90〜100kg前後で安定感を最優先する場合、38.5〜42.8Lでは十分な余裕を感じられない可能性があります。現在50L以上のボードに乗っている方は、7’0や7’6とも比較してください。
7’0|パドルとテイクオフの余裕を優先したい人
7’0には、43.0LのAディメンションと48.7LのBディメンションがあります。
Aディメンションは、7フィートの長さを生かしながら操作性も残したい方に適しています。
Bディメンションは幅21 3/4インチ、厚さ3インチで、同じ7’0のAより5.7L多い仕様です。体重のある方や、週1回程度のサーフィンでパドルに余裕を持たせたい方は、Bディメンションも候補になります。
ロングボードから短いボードへ移行したい方にとっても、7フィートの長さを残せるため、急激なサイズダウンを避けやすくなります。
7’6|ロングボード経験者や安定感を重視する人
7’6は、幅21 3/4インチ、厚さ2 7/8インチ、ボリューム50.0Lです。
BIG BARONのなかでは長さとボリュームがあり、パドル、滑走性、テイクオフの余裕を優先したい方に向いています。
JS Industries公式サイトでも、ロングボード経験者が短いボードへ移行する場合のサイズとして、7’0や7’6が例示されています。
一方、100kg前後の方にとって、50Lは必ずしも十分に余裕のあるボリュームではありません。
現在60〜70L台のファンボードやロングボードに乗っている場合は、7’6へ変更すると浮力が減ります。長さだけを見て「安定して乗れる」と判断せず、現在のボードとのボリューム差を確認してください。
また、7’6は6フィート台より取り回しに体重移動が必要です。ツインフィンのスピードを生かしながら、大きなラインでターンしたい方に適したサイズです。
\ 自分に合うサイズが見えてきたら /
在庫のあるサイズ、A・Bディメンション、PE・CARBOTUNEの取り扱いは時期によって変わります。
体重だけでBIG BARONのサイズを決めない
サーフボードのボリュームは、サイズを比較するための重要な数値です。
ただし、「体重が何kgなら何L」と機械的に決めると、サーフィン歴やパドル力に合わないボードを選ぶ可能性があります。
同じボリュームでも、ボードの長さ、幅、ロッカー、レール、ボトム形状によって、パドルやターンの感覚は変わります。
BIG BARONでは、体重だけでなく、現在のボードと過去の経験を基準に考えることが大切です。
現在使用しているボードのボリュームと比較する
最初に確認したいのは、現在使用しているボードの長さとボリュームです。
現在のボードで問題なくパドルできている場合は、同程度か数L多いサイズから比較できます。
反対に、波へ置いていかれる、パドルで疲れやすい、テイクオフが安定しないと感じている場合は、現在よりボリュームを増やすだけでなく、ボードの長さも確保した方がよい場合があります。
たとえば、現在50Lのボードに乗っている方が、BIG BARONの6’8 Aディメンション38.5Lを選ぶと、11.5L減ります。
BIG BARONはフラットなロッカーと幅のあるアウトラインを採用していますが、ボリュームが大きく減れば、現在のボードよりパドルや安定感が難しくなる可能性があります。
購入前に、次の項目を書き出して比較してください。
| 確認項目 | 現在のボード | BIG BARON候補 |
|---|---|---|
| 長さ | ||
| 幅 | ||
| 厚さ | ||
| ボリューム | ||
| フィン設定 | ツインフィン | |
| 補いたいこと |
ショートボード経験者は短めを検討できる
ショートボードを中心に乗り、レールを使ったターンやボードの取り回しに慣れている方は、6’2〜6’6が候補になります。
JS Industries公式サイトでも、普段ショートボードに乗る方が操作性を残したい場合は、6’4程度までに抑える考え方が紹介されています。
ただし、過去にショートボードへ乗っていたとしても、長いブランクがある場合は当時と同じサイズを、そのまま現在の基準にしない方がよいでしょう。
体力、パドルの持久力、サーフィンへ行く回数が変わっている場合は、6’6のBディメンションや6’8も比較してください。
ロングボード経験者は7’0〜7’6を検討しやすい
ロングボードからBIG BARONへ移行する場合、6フィート台まで一気に短くすると、パドル、安定感、テイクオフの感覚が大きく変わります。
JS Industries公式サイトでは、ロングボード経験者が短くする場合の例として、7’0または7’6を挙げています。
7’0のBディメンションは48.7L、7’6は50.0Lです。BIG BARONのなかではボリュームを確保できますが、一般的なロングボードより短く、ボリュームも少ない場合があります。
現在使用しているロングボードが60〜70L以上ある場合は、7’6でも10L以上減る可能性があります。
「7フィート台だから安定する」と判断せず、現在のボードからどれくらい短くなり、何L減るのかを確認してください。
週1サーファーは操作性より余裕を残す
週1回程度のサーフィンでは、毎回同じ波や体調で海へ入れるとは限りません。
仕事の疲れ、睡眠不足、ブランク、波の強さなどによって、パドルやテイクオフの感覚は変わります。
限界に近いボリュームを選ぶと、コンディションが合わない日に波へ乗れず、BIG BARONのスピードや操作性を生かす前に疲れてしまう可能性があります。
40〜50代の再開サーファーが「次の週末に1本でも多く乗ること」を優先するなら、短さだけを求めず、パドルとテイクオフに余裕を残すことが大切です。
ただし、ボリュームを増やしすぎると、レールを入れにくくなり、ツインフィンの操作性を生かしにくくなる場合があります。
現在のボードで困っている点を整理し、取り回しと安定感のどちらを優先するか決めてからサイズを比較してください。
JS BIG BARON PEとCARBOTUNEの違い

BIG BARONには、主にPEとCARBOTUNEの2種類があります。
ムラサキスポーツの商品ページでは、PE・CARBOTUNEともに、サイズや在庫状況によって販売価格が異なります。
価格差を比較するときは、同じサイズの商品ページを確認してください。セールや在庫状況によって表示価格が変わる場合があるため、注文前に最新の価格を確認しましょう。
| 比較項目 | PE | CARBOTUNE |
|---|---|---|
| 基本構造 | PUコア+エポキシ樹脂 | ストリンガーレスEPSコア+カーボンファイバー+エポキシ樹脂 |
| 外観 | SEA・STORMなど | カーボン素材が見える黒い外観 |
| 価格 | サイズ・在庫ごとの商品ページで確認 | サイズ・在庫ごとの商品ページで確認 |
| 選ぶ目安 | 価格を抑えてBIG BARONを選びたい人 | カーボン構造と、サーファーや波の力に対する素早い反応を重視する人 |
CARBOTUNEは、サーファーや波から受けた力に素早く反応することを重視した構造です。
乗り味の感じ方は、サイズや体重、乗る波によっても変わります。まずは自分に合うサイズを考え、そのうえで価格や構造を比べてみましょう。
PE|価格を抑えてBIG BARONを検討したい人
PEは、CARBOTUNEより購入価格を抑えてBIG BARONを検討したい方が比較しやすい構造です。
ただし、販売価格はサイズや在庫状況、キャンペーンによって変わる場合があります。CARBOTUNEとの価格差もサイズごとに異なるため、購入前に希望サイズの商品ページで最新の価格を確認してください。
BIG BARONを初めて購入する方や、まずは予算を抑えて検討したい方は、PEから比較するとよいでしょう。
PEだから操作しやすく、CARBOTUNEだから必ず高性能という単純な違いではありません。サイズや体重、乗る波によって感じ方は変わります。
CARBOTUNE|反応の速さと構造の耐久性を重視する人
CARBOTUNEは、ストリンガーのないEPSコアをカーボンファイバーで覆い、エポキシ樹脂と真空圧着によって仕上げる構造です。
JS Industriesでは、サーファーや波から加わった力をスピードへ変え、入力に対して素早く反応することをCARBOTUNEの特徴として説明しています。
また、重量を軽くすることだけを目的とした構造ではなく、重量・耐久性・フレックスのバランスを重視しています。
BIG BARONのツインフィンによる加速と操作性を、より反応の速い構造で楽しみたい方に向いています。
一方、反応が速いボードは、体重移動や足からの入力にも敏感に反応する可能性があります。
ゆったりとクルージングすることだけが目的の方より、ミッドレングスでも積極的にターンしたい方が特徴を生かしやすい構造です。
CARBOTUNEは耐久性を重視した構造ですが、壊れないわけではありません。
JS Industriesでは、直射日光の下へ放置しない、長時間高温にさらさない、ボードを乾かしてからケースへ収納することを案内しています。
夏の車内は高温になるため、サーフィン後にCARBOTUNEを車内へ長時間置いたままにしないよう注意してください。
サイズとボリュームは基本的に同じ考え方で選べる
JS Industriesは、CARBOTUNEとほかの構造で、基本的に同じディメンションとボリュームを選べるよう設計していると説明しています。
PEで6’8・38.5Lが合う方は、CARBOTUNEでも同程度のサイズとボリュームから比較できます。
ただし、ムラサキスポーツの商品ページでは、PEの6’4が34.3L、CARBOTUNEの6’4が34.4Lと表記されています。
この0.1Lはサイズ選びを大きく左右する差ではありませんが、注文時は商品ページに記載された数値を確認してください。
また、同じサイズとボリュームでも構造による反応は異なります。ボリュームが同じだからといって、PEとCARBOTUNEの感覚が完全に同じになるわけではありません。
価格と求める乗り味で選ぶ
サーフィンへ行く回数だけで、PEとCARBOTUNEのどちらが合うかは決まりません。
購入価格を抑えたい方はPEから、カーボン構造やボードの反応の速さを重視したい方はCARBOTUNEから比較するとよいでしょう。週1回程度のサーフィンでも、求める乗り味や予算によって選び方は変わります。
価格差を比べるときは、同じサイズの商品ページを確認してください。
▶︎ JS Industries公式サイトでCARBOTUNEの構造を確認する
\ PEとCARBOTUNEの価格・在庫を比較する /
40〜50代の再開サーファーにはPEとCARBOTUNEのどちらが合う?

40〜50代の再開サーファーがPEとCARBOTUNEで迷った場合、年齢だけで決める必要はありません。
サーフィンへ行く回数、現在の技量、求める乗り味、予算を基準に判断します。
| 重視すること | 向いている構造 |
|---|---|
| 購入価格を抑え、週1回程度のペースで楽しみたい | PEから比較 |
| BIG BARONを初めて購入する | 予算と乗り味を比べて選ぶ |
| 入力に対する反応の速さを重視したい | CARBOTUNE |
購入価格を抑えたい人はPEから比較しやすい
サーフィンへ行く回数だけで、PEとCARBOTUNEのどちらが合うかは決まりません。BIG BARONを初めて購入する方や、まずは購入価格を抑えてモデルの乗り味を確かめたい方は、PEから比較しやすいでしょう。
一方、サーフィンの頻度が週1回程度でも、反応の速さやCARBOTUNEの構造を重視し、価格差に納得できる場合はCARBOTUNEを選ぶ理由になります。使用頻度だけではなく、予算と求める乗り味を基準に検討してください。
反応の速さを求めるならCARBOTUNE
CARBOTUNEは、サーファーが加えた力や波から受けた力に対して、素早く反応することを重視した構造です。
ミッドレングスでも積極的にレールを切り替えたい方や、ツインフィンの加速を生かしてターンしたい方は、CARBOTUNEの特徴と合いやすくなります。
一方、久しぶりのサーフィンで、まずパドルとテイクオフを安定させたい段階では、構造よりサイズ選びの方が重要です。
CARBOTUNEを選んでも、ボリュームが不足していればパドルやテイクオフの悩みが解消するとは限りません。
先に必要な長さとボリュームを決め、そのサイズにPEとCARBOTUNEの在庫があるかを確認してください。
迷った場合はサイズを優先して決める
PEとCARBOTUNEのどちらを選ぶか迷った場合は、次の順番で決めます。
長さ、幅、厚さ、ボリュームを確認し、パドルやテイクオフで困っている点を整理します。
取り回し、パドル、安定感のどれを優先するか考え、A・Bディメンションを含めて比較します。
購入価格を抑えるならPE、反応と構造の耐久性を重視するならCARBOTUNEを比較します。
希望するサイズと構造が販売されているとは限らないため、ムラサキスポーツのオンライン在庫と店舗在庫を確認します。
40〜50代の再開サーファーにとって重要なのは、高価な構造を選ぶことではなく、現在の体力と技量に合ったサイズを選ぶことです。
サイズが合っていることを前提に、予算と求める反応からPE・CARBOTUNEを決めましょう。
JS BIG BARONを選ぶメリット
JS BIG BARONのメリットは、ミッドレングスのパドルと滑走を生かしながら、ツインフィンらしいスピードと操作性を狙えることです。
- 抑えられたロッカーでスピードを維持しやすい
- 6’2〜7’6の展開から経験に合った長さを検討できる
- 長さがありながらターンも狙いやすい
- 膝前後から少しオーバーヘッドまでを想定している
ただし、掘れた波や速いブレイクでの扱いやすさは、選んだ長さとサーファーの技量によって変わります。
JS BIG BARONを購入する前の注意点
BIG BARONはパドルや滑走を補いやすい一方で、一般的なスラスターや2+1のミッドレングスとは乗り味が異なります。
購入後に「思っていたボードと違った」とならないように、サイズだけでなくフィンの構成や保管方法も確認しておきましょう。
ツインフィン特有のルーズさがある
BIG BARONは、2本のフィンで乗るツインフィンです。
スラスターよりも抵抗が少なく、スピードを得やすい反面、後ろ足で強く踏み込んだときにテールが軽く感じられる場合があります。
スラスターの安定感に慣れている人は、最初から強く曲げようとせず、ボードを走らせてからレールを使ってターンする意識が必要です。
ツインフィンの軽い動きをメリットと感じるか、落ち着きのなさと感じるかは、これまで乗ってきたボードによっても変わります。
ツインフィンが付属するか確認する
販売店や商品によっては、サーフボード本体にフィンが付属していない場合があります。
フィンを別に購入すると追加費用がかかるため、本体価格だけで予算を決めないようにしましょう。
購入前に確認したい項目は次のとおりです。
- フィンが付属しているか
- 対応するフィンシステム
- 推奨されているフィンの種類
- 自分の体重に合うフィンサイズ
- リーシュコードやボードケースを含めた総額
すでにツインフィンを持っている場合も、フィンシステムがBIG BARONに対応しているか確認が必要です。
短くしすぎると期待する安定感を得にくい
操作性を重視して短いサイズを選ぶと、BIG BARONの長さを生かしたパドルや安定感を十分に得られない可能性があります。
特に、ブランク明け、週1回程度のサーフィン、体重の増加、パドル力の低下に当てはまる人は、短さだけで判断しないことが大切です。
現在のボードで波に置いていかれることが多い場合は、同じ長さのまま構造だけを変えるより、長さとボリュームに余裕を持たせた方が目的に合う場合があります。
一方で、必要以上に長くすると取り回しが変わります。現在使用しているボードの長さ、ボリューム、テイクオフの成功率を販売店へ伝えたうえで相談しましょう。
CARBOTUNEは直射日光と高温を避けて保管する
CARBOTUNEは、ストリンガーレスEPSフォームをカーボンファイバークロスで包み、エポキシ樹脂で成形した構造です。
メーカーは、直射日光や高温になる場所へ長時間放置しないよう案内しています。
夏の車内は高温になりやすいため、海から上がったあとにサーフボードをハイエースへ積んだまま長時間離れる場合は注意が必要です。
使用後は海水や汚れを落として乾燥させてからボードケースへ入れ、風通しがよく温度変化の少ない場所で保管します。
僕自身はJS BIG BARONのPE・CARBOTUNEを所有しておらず、使用経験もありません。
この記事では、JS Industries公式サイトと販売店の商品情報をもとに、サイズや構造の違いを整理しています。実際の乗り味や適正サイズは、体重、技量、サーフィン歴、普段入る波によって変わります。
購入前に在庫、価格、フィンの付属状況、正確なサイズ表を販売店で確認してください。
CI MIDとBIG BARONで迷った場合の考え方
CI MIDとJS BIG BARONは、どちらも長さを生かして波をつかみやすくするミッドレングスですが、フィン構成と重視する乗り味が異なります。
| 比較項目 | CI MID | JS BIG BARON |
|---|---|---|
| フィン構成 | 2+1 | ツインフィン |
| 重視する特徴 | 安定感と滑走感 | 加速と操作性 |
| 走りの傾向 | ラインを大きく描きやすい | 軽く走らせて方向を変えやすい |
| 合わせやすい人 | 落ち着いた乗り味を求める人 | スピードと軽快な動きを求める人 |
| サイズの考え方 | 長さを生かして安定感を確保 | 経験に合わせて長さとボリュームを調整 |
安定感と滑走感を重視するならCI MID
CI MIDは、センターフィンと左右のサイドフィンを組み合わせる2+1仕様です。
長さを生かした滑走と安定したホールド感を求める人や、ロングボードに近い落ち着いた乗り味からミッドレングスへ移りたい人に合わせやすいモデルです。
ターンではボードを大きく傾けるより、波の斜面を使って長いラインを描く乗り方が中心になります。
加速と操作性を重視するならBIG BARON
BIG BARONはツインフィンのため、フィンによる抵抗を抑えながらスピードへつなげやすい設計です。
ミッドレングスのパドルと滑走を得ながら、ショートボードに近い軽快な動きも残したい人に向いています。
特にショートボード経験者が、体力の変化に合わせて長さを伸ばしつつ、ターンする楽しさを残したい場合に検討しやすいモデルです。
一方で、テールの安定感を優先する人には、ツインフィン特有の軽さが合わない可能性があります。
迷ったらフィン構成と求める乗り味で決める
CI MIDとBIG BARONで迷った場合は、ブランドや見た目だけではなく、次の基準で考えると整理しやすくなります。
- 安定感を優先するならCI MID
- 滑走しながら大きなラインを描きたいならCI MID
- 加速の軽さを優先するならBIG BARON
- ミッドレングスでも自分からボードを動かしたいならBIG BARON
- ツインフィンのルーズさが不安ならCI MID
どちらが優れているかではなく、自分が求める乗り味に合っているかが重要です。
JS BIG BARONをムラサキスポーツで購入するメリット
ムラサキスポーツでは、JS BIG BARONのPEやCARBOTUNEを取り扱っています。
高額なサーフボードは、価格だけでなく在庫のあるサイズ、受け取り方法、購入前に相談できる環境まで含めて販売店を選ぶことが大切です。
オンラインでサイズと在庫を確認できる
ムラサキスポーツ公式オンラインストアでは、BIG BARONの商品ページから販売中のサイズや在庫状況を確認できます。
店舗へ行く前に在庫を確認できるため、希望するサイズが決まっている人にも便利です。
ただし、PEとCARBOTUNEでは販売されているサイズや在庫状況が異なる場合があります。商品ページに表示される価格、ボリューム、フィンの付属状況まで確認してから注文しましょう。
対象商品は店頭受取を利用できる
ムラサキスポーツの対象商品では、オンラインストアから店頭受取を申し込めます。
商品ページの「店頭受取/在庫確認」から店舗在庫を確認し、在庫がある店舗では取り置き、在庫がない店舗では取り寄せとして申し込める仕組みです。
受け取り時にスタッフへ商品について質問できるため、初めてツインフィンやミッドレングスを購入する人にも利用しやすい方法です。
なお、店舗や商品によって店頭受取を利用できない場合があります。受け取り可能な店舗と準備完了予定日を注文画面で確認してください。
サイズやフィンについて店舗で相談できる
BIG BARONは同じ長さでもA・Bでボリュームが異なるサイズがあり、PEとCARBOTUNEのどちらを選ぶかによって予算も変わります。
現在使用しているボードの長さ、幅、厚さ、ボリュームを伝えると、比較しながら相談しやすくなります。
あわせて、次の内容も確認しておきましょう。
- 自分の体重と技量に合う長さ
- A・Bのどちらが合うか
- PEとCARBOTUNEの違い
- フィンが付属しているか
- 対応するツインフィンの種類
- ボードケースを含めた購入総額
購入を急がず、使用中のボードで困っていることまでスタッフへ伝えると、希望する乗り方に近いサイズを絞り込みやすくなります。
在庫と価格は購入時に確認する
BIG BARONの在庫や販売価格は、サイズ、構造、入荷時期によって変わります。
オンラインストアに商品が掲載されていても、希望するサイズが売り切れている場合があります。記事内の価格だけで判断せず、購入時の商品ページで最新情報を確認してください。
\ BIG BARONのサイズと在庫を確認する /
JS BIG BARONに関するよくある質問
まとめ|BIG BARONは長さと構造を分けて選ぶ
JS BIG BARONは、ミッドレングスのパドルと滑走を生かしながら、ツインフィンらしい加速と操作性を狙ったモデルです。
サイズを選ぶときは、体重だけでなく、これまで乗ってきたボードと求める乗り味を基準にします。
- ショートボード経験者で操作性を残したい:6’2〜6’6
- 安定感と操作性のバランスを求めたい:6’6〜6’8
- ロングボード経験者で滑走感を重視したい:7’0〜7’6
- 同じ長さで浮力を増やしたい:Bサイズを検討
- 価格を抑えて検討したい:PE
- カーボン構造と反応の速さを重視したい:CARBOTUNE
40〜50代の再開サーファーが、短いボードで波に置いていかれることに悩んでいる場合は、操作性だけを求めて短くしすぎないことが大切です。
まず長さとボリュームを決め、そのあとにPEとCARBOTUNEのどちらが予算や使用頻度に合うかを考えると整理しやすくなります。
BIG BARONはツインフィンのため、スラスターや2+1とは乗り味が異なります。フィンの付属状況、対応するフィンシステム、保管方法まで確認してから購入してください。
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BIG BARON以外のミッドレングスも比較してから決めたい人は、次の記事も参考にしてください。



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