台風が近づくと、家のなかにいても窓が気になりませんか?
我が家は1階の窓にはシャッターがありますが、2階には取り付けませんでした。家を建てた当時は、「シャッターは1階にあれば十分だろう」と考えていたんです。
ところが風の強い台風が来た夜、2階の網戸がガタン、ガタンと何度も左右へ動きました。
「網戸が外れるのではないか」「何かが飛んできて、窓ガラスまで割れるのではないか」
音がするたびに不安になり、2階にもシャッターを付けておけばよかったと感じました。
僕は以前、シャッターのない2階の窓へ養生テープをバツ印に貼ったこともあります。しかし、養生テープだけで窓ガラスの破損や飛散を防げるとは限りません。段ボールも、ガラスを割れなくするものではなく、被害を抑えるための応急対策です。
この記事では、1階にシャッターがあり、2階にはない我が家の実体験をもとに、台風前に確認したい窓・網戸・シャッターの対策を紹介します。
- 台風前に窓・網戸・シャッターを確認する順番
- シャッターがない窓でできる応急対策
- 養生テープや段ボールの効果と限界
- 二重ガラスでも安心とは言い切れない理由
- 強風を経験して感じた我が家の不足

【プロフィール】
40代から、
もう一度、海へ。
千葉・一宮を拠点に、週末のサーフィンを楽しみながら、ハイエースでの車中泊やキャンプなど「海のある暮らし」を発信しています。
サーフボード・サーフギア、ハイエースのDIY・車中泊用品、ポータブル電源など、自分で使って納得したものを実体験をもとに紹介しています。
防災士。 BLUETTI EB70Sを2年以上使用し、車中泊・キャンプだけでなく、停電への備えやCPAPの一晩使用なども実際に検証しています。
40〜50代からでも、サーフィンや車中泊、アウトドアを無理なく楽しめる「海のある暮らし」をお届けします。
我が家の窓と台風対策の前提
まずは、我が家の窓の状態をお伝えします。
僕が暮らしているのは、千葉県の海に近い地域です。自宅はスレート屋根の木造2階建てで、1階の窓にはシャッターがありますが、2階には取り付けていません。
家を建てた当時は、外から手が届きやすい1階の窓を守れば十分だろうと考えていました。
- スレート屋根の木造2階建て
- 1階の窓にはシャッターあり
- 2階の窓にはシャッターなし
- 窓は二重ガラス構造
- 台風前には1階のシャッターを閉めている
- 2階の窓へ養生テープを貼った経験あり
- 現在まで窓・網戸・シャッターの破損なし
我が家の窓は二重ガラスですが、飛来物への安全性を高めた安全合わせ複層ガラスなのかは確認できていません。
これまで被害はありませんでしたが、強風で2階の網戸が何度も動いた経験から、「今まで大丈夫だったから、次も大丈夫」とは考えないようになりました。
我が家では雨風が強くなってから慌てずに済むよう、基本的に前日までに窓まわりを確認しています。
台風前に窓・網戸・シャッターを確認する
台風が近づいたとき、窓へ養生テープを貼ることから始める方もいると思います。
僕も以前は、シャッターのない2階の窓が心配になり、養生テープをバツ印に貼りました。
ただ、窓まわりの対策はテープを貼ることだけではありません。
窓がきちんと閉まっているか。網戸が外れそうになっていないか。シャッターの前に物が置かれていないか。
まずは今ある窓・網戸・シャッターの状態を、風雨が強まる前に確認します。

最初に、家の窓を一つずつ見て回ります。
窓を閉めたつもりでも、サッシの間に物が挟まっていたり、少しだけ開いていたりすることがあります。
我が家でも、家族がそれぞれ窓を開け閉めするため、どの窓が開いているかを僕がすべて把握しているわけではありません。
台風前には、窓が最後まで閉まっていることを確認し、クレセント錠までかけます。
鍵をかけるのは防犯のためだけではありません。窓をしっかり閉め、強風によるサッシのばたつきを抑えるためにも必要です。
「閉まっているように見えるから大丈夫」と思わず、家中の窓を一つずつ確認します。
サッシのレールにゴミや小さな物が挟まっている場合は、風が強くなる前に取り除いておきます。
窓を確認したら、雨戸やシャッターがある場所は最後まで閉めます。
我が家では、台風が近づくと1階のシャッターを閉めています。
基本的に準備するのは前日です。
「まだ風も強くないし、明日でいいかな」と思うこともありますが、翌日は仕事で自宅にいないかもしれません。
雨が降り始めてから家族が慌てないよう、僕が自宅にいるうちに閉めるようにしています。
シャッターを閉めるときは、レールの周辺に物が置かれていないか、途中で引っかからず最後まで下りるかも確認します。
雨戸やシャッターのロック方法は製品によって異なるため、自宅で使用している製品の取扱説明書も確認してください。
シャッターがあっても、閉めていなければ飛来物から窓を守れません。
風雨が強くなってから操作するのではなく、安全に動けるうちに閉めておくことが大切です。
我が家で見落としていたのが、2階の網戸です。
強風の台風が来たとき、外側の網戸が左右へ何度も動きました。
それまで網戸については、「窓の外側に付いている物」という程度で、台風前に状態を詳しく確認していなかったんです。
しかし、強風にあおられた網戸は、破損したり外れたりするおそれがあります。
台風前には、網戸がレールへきちんと収まっているか、外れ止めが正しく設定されているかを確認します。
網戸の外れ止めは、製品によって位置や調整方法が異なります。
無理に動かしたり、自分の判断だけで部品を調整したりせず、窓や網戸のメーカー、取扱説明書を確認してください。
網戸を外すか、そのままにするかを一律に判断することはできません。高い場所にある網戸を無理に外そうとすると、落下や転落につながります。製品の取扱説明書を確認し、安全に作業できない場合は無理に触らないでください。
窓そのものを確認しても、外に飛びそうな物が残っていれば安心できません。
植木鉢や物干し竿、サンダル、掃除道具など、普段は動かない物でも強い風を受けると飛来物になる可能性があります。
自宅の物が窓へ当たるだけでなく、周囲の家や車を傷つけるかもしれません。
我が家には植木鉢や屋外用のゴミ箱を置いていませんが、家族が使った物や、前日に庭へ出した物が残っている可能性はあります。
そのため、「普段から物を置いていないから大丈夫」と思わず、台風前には窓の外や庭を見て回ります。
特に、シャッターのない2階の窓の近くに、風で飛びそうな物や折れそうな枝がないかも確認しておきたいところです。
ただし、雨や風が強くなってから外へ出るのは危険です。
片づけが間に合わなかった場合は、物を取りに行くために無理をせず、自分と家族の安全を優先してください。
窓・網戸・シャッターを確認したあとも、「これで絶対に窓は割れない」とは考えないようにします。
特に我が家の2階のように、シャッターや雨戸がない窓では、飛来物がガラスへ直接当たる可能性があります。
台風中はカーテンやブラインドを閉め、窓のすぐ近くで過ごさないようにします。
カーテンを閉めたから窓ガラスが強くなるわけではありません。
それでも、窓の様子を見るために近づいたり、窓際に座り続けたりするより、家族が窓から離れて過ごす方が安全です。
風の音や網戸の動く音がすると、どうしても気になって見に行きたくなります。
僕も実際に、2階からガタン、ガタンと音がするたびに窓の様子を確認していました。
しかし、窓ガラスが割れる可能性を考えるなら、すぐそばから何度も外を見るべきではなかったと感じています。
窓まわりの準備が終わったら、台風中はできるだけ窓から離れた場所で過ごします。
次は、僕が2階の窓に不安を感じるようになった、強風時の経験について詳しくお伝えします。
強風で2階の網戸が何度も動き、窓が割れるかと思った
2階の窓へシャッターを付けなかったことを後悔したのは、風の強い台風が来たときでした。
天気予報では、風速20m/sを超える強風が予想されていました。
1階のシャッターは閉めていましたが、2階には窓を外側から守るものがありません。
風が強くなるにつれて、2階の窓の外側にある網戸が左右へ何度も勢いよく動くようになりました。
普段はほとんど気にしていなかった網戸が、台風の夜だけはとても頼りなく見えたんです。
網戸が外れるのではないかと不安になった
網戸が左右へ動くたびに、「このまま外れてしまうのではないか」と気になりました。
もし外れれば、自宅の窓や外壁だけでなく、周囲の家や車へ飛んでいく可能性もあります。
網戸を止めようと思っても、すでに外は強い雨と風です。
台風が近づいてから外側の網戸に異常が起きても、安全に直せるとは限りません。
この経験から、網戸も台風前に確認しておくべき窓まわりの一部だと感じました。
窓を閉めて鍵をかけるだけでなく、網戸がレールへきちんと収まっているか、外れ止めが設定されているかまで、風が強まる前に見ておく必要があります。
飛来物で窓ガラスが割れることも怖かった
気になったのは、網戸が外れることだけではありません。
2階の窓にはシャッターがないため、風で飛ばされた物がガラスへ直接当たる可能性があります。
我が家の窓は二重ガラス構造ですが、強い衝撃を受けても割れないわけではありません。
外では何が飛んでいるのか分かりませんし、暗い時間帯では窓の外の状況も十分に確認できません。
「何かが当たったら、窓ガラスが割れるかもしれない」
そう考えると、家の中にいても落ち着きませんでした。
幸い、その台風では窓ガラスも網戸も壊れず、シャッターにも傷はありませんでした。
それでも、被害がなかったことと、窓対策が十分だったことは別だと思っています。
次に同じような風が吹いたときも無事とは限らないからです。
台風中に窓や網戸の様子が気になっても、窓のすぐ近くから外を確認せず、カーテンを閉めて離れた場所で過ごすことが大切です。
2階にもシャッターを付けておけばよかった
家を建てた当時、2階の窓にシャッターは必要ないと思っていました。
1階の窓には付いていますし、2階なら外から人が近づきにくいため、防犯面でも優先度は低いと考えていたからです。
しかし、台風による飛来物は、窓が1階にあるか2階にあるかを選んではくれません。
強風で網戸が何度も動く様子を見てからは、「2階にもシャッターを付けておけばよかった」と思うようになりました。
現時点で、後付け工事を決めているわけではありません。
見積もりも取っていないため、費用や施工方法について実体験として紹介できる段階でもありません。
それでも、これから家を建てる方には、1階だけでなく2階の窓についても、台風や強風を受けたときのことまで考えてほしいと思います。
我が家では後付け工事を決めていないため、台風前に窓と網戸を確認し、カーテンを閉め、家族が窓の近くで過ごさないようにしています。
そして以前は、シャッターのない2階の窓へ養生テープを貼ったこともありました。
次は、養生テープや段ボールで窓を守れるのか、僕が実際に行ったことと窓メーカーの検証結果を分けて紹介します。
シャッターがない窓でできる応急対策
雨戸やシャッターがない窓を前にすると、「養生テープや段ボールを貼れば守れるのでは」と考える方もいると思います。
僕も以前、シャッターのない2階の窓が心配になり、ガラスの室内側へ養生テープをバツ印に貼りました。
何もしないよりは安心できる気がしたんです。
ただ、窓メーカーの検証結果を確認すると、養生テープや段ボールの役割を正しく理解して使う必要があります。
これらは窓ガラスを割れなくするものではなく、万が一割れたときの被害を少しでも抑えるための応急対策です。
養生テープをバツ印に貼ったことがある
僕が行ったのは、2階の窓ガラスへ養生テープをバツ印に貼る方法です。
当時は、「テープを貼れば窓ガラスが補強され、割れにくくなるだろう」と考えていました。
台風が近づくと、窓へバツ印や米印にテープを貼った映像を目にすることがあります。
見た目にも対策していることが分かりやすいため、僕もこれで窓を守れるような気がしていました。
しかし、テープを数本貼っただけで、飛来物の衝撃に耐えられるほど窓ガラスの強度が上がるわけではありません。
現在は、養生テープを貼っただけで安心しないようにしています。
養生テープだけで窓が割れるのは防げない
つまり、養生テープを貼ることを、窓ガラスそのものを守る対策として考えるべきではありません。
窓の外にある飛びそうな物を片づけ、雨戸やシャッターがあれば閉めることを優先します。
養生テープをバツ印や米印に貼っただけでは、窓ガラスが割れることや、割れた破片が室内へ飛び散ることを防げるとは限りません。僕も過去に行いましたが、現在は養生テープだけに頼らないようにしています。
シャッターのない窓では、応急対策を行ったあともカーテンを閉め、家族が窓の近くで過ごさないことが大切です。
段ボールは室内側から使う応急対策
台風の窓対策として、段ボールを貼る方法もよく紹介されています。
ただし、僕自身は窓へ段ボールを貼った経験がありません。
ここからは実体験ではなく、YKK APが公開している検証結果をもとに紹介します。
YKK APでは、台風時の飛来物を想定し、窓ガラスへ木材を衝突させる試験を行っています。
その試験では、養生テープだけではガラスの飛散を避けにくい一方、室内側から段ボールを何枚も重ね、養生テープを増やして固定した場合には、ガラスの飛散が低減しました。
ただし、段ボールを貼っても窓ガラス自体は割れています。
YKK AP公式サイト|めざそう災害に強い家 台風対策
段ボールは窓ガラスを割れにくくするためではなく、飛来物の突入や割れたガラスの飛散を少しでも抑える応急対策として考えます。
段ボールを使う場合は、風が強まってから窓の外側へ貼りに行かず、室内側から行います。
窓の外へ取り付けた段ボールが風ではがれれば、それ自体が飛来物になる可能性もあります。
台風接近まで時間がなく、シャッターや雨戸がない場合に、室内からできる応急対策として考えてください。
YKK APの検証は、特定の窓ガラス、段ボールの厚さ・枚数、飛来物の条件で行われています。自宅で同じ方法を行っても、窓ガラスの破損や破片の飛散を防げるとは限りません。
カーテンだけで窓を守れるとは考えない
シャッターがない窓では、カーテンやブラインドを閉めることも室内側からできる対策の一つです。
ただし、カーテンを閉めても窓ガラスの強度は上がりません。
YKK APの検証では、レースカーテンと遮光カーテンを閉めただけの状態では、ガラス飛散を抑える効果を確認できませんでした。
一方、段ボールとカーテンを併用した場合や、カーテンが巻き上がらないように固定した場合には、飛来物の威力やガラスの飛散が低減しています。
それでも、窓ガラスが割れなかったわけではありません。
カーテンを閉めることだけで安心せず、窓から離れて過ごすことまでを一つの対策として考えます。
僕も2階の網戸が動いたときは、音が気になって窓の様子を見に行きました。
しかし、もしその瞬間に飛来物が当たっていたら、窓の近くにいたこと自体が危険でした。
シャッターのない窓が心配でも、台風中に何度も近づいて確認するのは避けた方がよいと思います。
台風が過ぎたら養生材を早めに取り外す
養生テープや段ボールを貼った場合は、台風が通過して安全を確認できたあと、早めに取り外します。
養生テープを長期間貼ったままにすると、粘着剤が窓やフレームへ残る可能性があります。
段ボールも貼ったまま放置すると、日差しによって窓ガラスの一部だけが熱くなり、熱割れにつながる可能性があるとYKK APは案内しています。
ただし、窓ガラスが割れている場合は、急いで段ボールやテープをはがしてはいけません。
破片が落ちたり、手を切ったりするおそれがあります。
窓の状態を離れた場所から確認し、破損している場合は家族を近づけず、窓ガラスの修理業者などへ相談してください。
養生テープ、段ボール、カーテンは、どれか一つを行えば安心できる対策ではありません。
窓の外にある物を片づける。窓と網戸を確認する。雨戸やシャッターを閉める。そして、台風中は窓から離れる。
こうした対策を組み合わせることが大切です。
また、我が家のように二重ガラス構造であっても、飛来物への安全性が高いガラスとは限りません。
次は、一般的な二重ガラスと、安全合わせ複層ガラスの違いについて紹介します。
二重ガラスでも台風の飛来物に強いとは限らない
我が家の窓は二重ガラスですが、安全合わせ複層ガラスなのかまでは確認できていません。
以前は「ガラスが2枚あるなら、飛来物にも強いだろう」と、なんとなく考えていました。
しかし、一般的な二重ガラスと、割れたときの飛散を抑えるためのガラスは、目的や構造が異なります。
二重ガラスと安全合わせ複層ガラスは目的が異なる
一般的な複層ガラス、いわゆる二重ガラスは、2枚の板ガラスの間に中空層を設け、主に断熱性能を高めたものです。
一方、安全合わせ複層ガラスは、特殊な中間膜を挟んだ合わせガラスを組み込んだ複層ガラスです。万が一割れた場合にも、破片が飛び散りにくい構造になっています。
そのため、二重ガラスというだけで、台風の飛来物にも強いとは限りません。
窓の仕様が分からない場合は、ガラスの表示や住宅の図面を確認するか、施工会社や窓メーカーへ問い合わせてみてください。
▶ YKK AP公式サイトで安全合わせ複層ガラスを確認する
飛散防止フィルムは窓メーカーへ確認してから使う
シャッターがない窓の対策を調べると、飛散防止フィルムを見かけることがあります。
ただし、僕は自宅の窓へ使用していません。
フィルムを貼ると日射によるガラスの蓄熱量が増え、熱割れのリスクが高まる場合があります。LIXILでは、自社の窓ガラスへフィルムシートを貼らないよう案内しています。
飛散防止フィルムを自己判断で貼らず、最初に自宅の窓メーカーへ使用の可否を確認してください。ガラスの種類だけでなく、窓メーカーによっても案内が異なります。
▶ LIXIL公式サイトで窓ガラスへフィルムを貼る際の注意点を確認する
我が家では2階にシャッターがないため、今になって「付けておけばよかった」と感じることがあります。
次は、既存の窓へシャッターを後付けする方法について見ていきます。
2階の窓へシャッターを後付けする方法もある
強風で2階の網戸が何度も動いたとき、僕は「家を建てるときに、2階にもシャッターを付けておけばよかった」と思いました。
新築時に付けなかった窓でも、既存の窓枠や外壁を利用して、リフォーム用のシャッターを後付けできる場合があります。
既存の窓を残したまま取り付けられる製品がある
後付け用のシャッターには、現在の窓を交換せず、外壁の上から取り付けるタイプがあります。
後付けシャッターには、手動式と電動式があります。
一般的な手動式は、室内から窓を開け、操作ひもや取っ手を使ってシャッターを下ろします。電源を必要としない一方で、開閉するたびに窓を開けなければなりません。
1階であれば、それほど負担に感じないかもしれません。
しかし、2階の窓では身を乗り出さないように注意しながら操作する必要があります。雨や風が強くなってから窓を開けるのは危険なため、手動式でも天候が穏やかなうちに閉めておくことが大切です。
一方、電動式は窓を閉めたまま、室内からリモコンなどで開閉できます。
台風前に窓を一つずつ開けて操作する必要がなく、2階の窓や毎日の開閉が負担になりやすい場所でも使いやすい点がメリットです。
ただし、電動式を検討する場合は、停電時の操作方法も確認しておく必要があります。
停電時に手動で開閉できるか、非常時にはどのように操作するのか、電源や配線工事が必要なのかは製品によって異なります。台風が来る前に取扱説明書を確認し、家族も操作方法が分かるようにしておくと安心です。
照明やスマートフォン、ポータブル電源など、家庭全体の停電への備えについては、台風の停電対策と停電時の注意点で詳しく紹介しています。
なお、後付けシャッターは、すべての窓へ取り付けられるわけではありません。
窓の大きさや形、外壁の状態、窓まわりのスペースなどによって、対応できる製品や施工方法が変わります。
2階への設置では足場が必要になる可能性もあるため、工事内容と費用を含めて施工会社へ確認する必要があります。
YKK AP公式サイトで後付けできるシャッター・雨戸を確認する
我が家はまだ見積もりを取っていない
我が家では、2階へのシャッターの後付けをまだ決めておらず、施工会社から見積もりも取っていません。
そのため、実際の工事費用や、我が家の窓へ取り付けられるかどうかは分からない状態です。
それでも、網戸が強風で動いた経験をしてからは、後付けも検討しておきたい対策のひとつになりました。
後付けシャッターを検討する場合は、窓の写真だけで判断せず、現地調査を依頼して、取付可否・施工方法・足場の有無・保証内容まで確認しましょう。
シャッターを取り付ければ、台風への不安がすべてなくなるわけではありません。
台風が接近してから不具合に気づかないよう、普段から開閉できるか確認し、強風が吹き始める前に閉めておくことが大切です。
次は、台風が接近している最中と、通過したあとの注意点を紹介します。
台風中と通過後に窓まわりで注意すること
台風対策は、強風が吹き始める前に終わらせるのが基本です。
網戸やシャッターの様子が気になっても、台風の最中に外へ出て直そうとしてはいけません。
我が家でも2階の網戸が左右に動いたことがありますが、外から確認できる状況ではありませんでした。音を聞きながら不安になっても、まずは家族と自分の安全を優先します。
台風中は窓から離れて過ごす
強風時は、飛来物がいつ窓へぶつかるか分かりません。
窓の近くで外の様子を見続けず、カーテンを閉め、できるだけ窓から離れた場所で過ごします。
特に、シャッターがない2階の窓や、風を強く受けている窓の近くには長時間いないようにします。
もしガラスにひびが入ったり、窓まわりから大きな異音がしたりしても、近づいて確認するのは危険です。安全に移動できるうちに、その部屋から離れましょう。
網戸が動いている、シャッターがばたついている、屋外の物が飛びそうといった異変に気づいても、暴風のなかで外へ出てはいけません。台風接近前に対処できなかったものは、風が十分に収まってから確認します。
気象情報や自治体からの情報も確認し、自宅にとどまることが危険な場合は、発令された避難情報に沿って行動してください。
風が弱まってもすぐに外へ出ない
雨がやんだり、急に風が弱くなったりすると、「もう台風は過ぎたのかな」と思うことがあります。
しかし、台風の位置によっては、そのあとに風向きが変わり、吹き返しの強い風が吹く場合があります。
外の点検を始める前に、気象情報を確認し、警報や強風が続いていないか確かめましょう。
通過後は離れた場所から窓全体を確認する
安全を確認できたら、まず室内側から窓やサッシ、網戸、シャッターの状態を見ます。
- ガラスにひびや欠けがないか
- サッシや窓枠に変形がないか
- 網戸がレールから外れかけていないか
- シャッターにへこみや引っ掛かりがないか
- 窓まわりから雨水が入り込んでいないか
異常を見つけても、無理に窓やシャッターを動かさないようにします。
割れたガラスや外れかけた網戸は、触った拍子に落下するおそれがあります。自分で直せると決めつけず、必要に応じて施工会社や修理業者へ相談してください。
養生テープや段ボールを使用した場合も、風が収まり、安全を確認してから取り外します。
台風が過ぎた直後は片づけを急ぎたくなりますが、まずは周囲の安全確認からです。
ここまで紹介した対策について、次は台風の窓対策で迷いやすい点を、よくある質問としてまとめます。
台風の窓対策に関するよくある質問
まとめ|台風の窓対策は風が強くなる前に済ませよう
我が家では、台風が近づくと1階のシャッターを前日までに閉めています。
一方、2階の窓にはシャッターがありません。強風で網戸が何度も左右に動いたときは、「このまま外れたり、窓が割れたりしないだろうか」と不安になりました。
幸い被害はありませんでしたが、それ以来、窓ガラスだけでなく、網戸やシャッターも事前に確認するようにしています。
- 窓を閉めて確実に施錠する
- 雨戸やシャッターは風が強くなる前に閉める
- 網戸の外れ止めやがたつきを確認する
- 窓の外にある飛びそうな物を片づける
- シャッターがない窓では室内側から応急対策をする
- カーテンを閉め、台風中は窓から離れて過ごす
- 通過後も吹き返しに注意してから点検する
養生テープや段ボールは、窓ガラスを割れなくするものではありません。
二重ガラスも、飛来物対策を目的とした安全合わせ複層ガラスとは限らないため、「これをしておけば絶対に大丈夫」と考えないことが大切です。
台風の窓対策で最も避けたいのは、風が強くなってから慌てて外へ出ることです。
天気が穏やかなうちに窓まわりを確認し、できる対策を済ませておきましょう。
僕も2階への後付けシャッターはまだ検討段階ですが、強風で網戸が動いた経験を忘れず、これからも台風前の確認を続けていきます。



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