「海の近くに家を持ちたいけれど、住んでから後悔しないだろうか」
塩害や湿気、台風、津波などが気になり、移住や住宅購入を迷っている方もいると思います。
僕は千葉県一宮町へ移住して10年、現在の戸建てで暮らし始めて8年になります。
自宅は海岸沿いではなく、海から2km弱離れた場所です。サーフポイントまでは車で約5分なので、海を身近に感じながらも、これまで家や車に目立った塩害は出ていません。
一方で、実際に暮らしてみると、湿気で洗濯物が乾きにくいことや、大雨・強風による電車の運休、大型病院までの距離など、移住前には見えにくかった不便もありました。
それでも、僕は一宮町へ移住したことを後悔していません。
大切なのは、海までの近さだけで家を選ばず、通勤・病院・災害リスク・生活環境まで確認しておくことです。
この記事では、海の近くの家で後悔しやすいポイントと、僕が戸建てを建てる前に確認したことを実体験から紹介します。
- 海の近くの家で後悔しやすいこと
- 海から2km弱の戸建てで感じた塩害の実態
- 湿気・強風・停電・浸水への備え
- 通勤・病院など生活面で困ったこと
- 移住や住宅購入前に確認したいポイント

【プロフィール】
40代から、
もう一度、海へ。
千葉・一宮を拠点に、週末のサーフィンを楽しみながら、ハイエースでの車中泊やキャンプなど「海のある暮らし」を発信しています。
サーフボード・サーフギア、ハイエースのDIY・車中泊用品、ポータブル電源など、自分で使って納得したものを実体験をもとに紹介しています。
防災士。 BLUETTI EB70Sを2年以上使用し、車中泊・キャンプだけでなく、停電への備えやCPAPの一晩使用なども実際に検証しています。
40〜50代からでも、サーフィンや車中泊、アウトドアを無理なく楽しめる「海のある暮らし」をお届けします。
結論|僕は海の近くに家を建てたことを後悔していない
僕は一宮町へ移住して10年、現在の戸建てで8年間暮らしています。
湿気や虫、強風、電車の運休などで「海の近くならではの不便だな」と感じることはあります。
それでも、家を建てたこと自体を後悔したことはありません。
海まで車で約5分になり、サーフィンへ行きやすくなりました。庭ではBBQをしたり、子どもを遊ばせたり、サーフボードを手入れしたりできます。
不便はあります。それでも、家族で過ごせる今の環境の方が、僕にはずっと大きな価値があります。
ただし、同じ一宮町でも、海からの距離や土地の高さ、駅・病院までの距離によって暮らしやすさは変わります。
実際に8年間暮らして感じていることをまとめると、次のとおりです。
| 確認項目 | 僕の家での状況 |
|---|---|
| 塩害 | 外壁・室外機・給湯器・車に目立った被害はない |
| 湿気 | 横浜で暮らしていた頃より洗濯物が乾きにくい |
| 強風 | 台風時は風の音や建物への影響が怖いと感じる |
| 停電 | 年に1回程度の感覚で発生し、最長約2時間半続いた |
| 浸水 | 自宅への被害はないが、上流地域で河川の氾濫があった |
| 電車 | 大雨・強風・倒木などで運休することがある |
| 病院 | 診療所やクリニックはあるが、大型病院までは距離がある |
| 虫 | クモ・ハチ・小さなアリなどに悩むことがある |
| 騒音・渋滞 | 週末や連休は、話し声や音楽、生活道路の混雑が気になることがある |
海の近くの家だから、必ず塩害や浸水の被害を受けるとは限りません。
一方で、海が近いという理由だけで場所を決めると、通勤や病院、湿気、災害時の移動などで後悔する可能性があります。
海の近くの家で後悔しないためには、海までの距離よりも、そこで無理なく生活を続けられるかを確認することが大切です。

海の近くの家で後悔しやすい8つのこと
海の近くの家には、実際に暮らしてみなければ分かりにくい不便があります。
ただし、海に近ければ必ず塩害が起きる、台風のたびに浸水するといった単純な話ではありません。
海からの距離や風向き、土地の高さ、周辺環境によって状況は大きく変わります。
ここからは、一宮町の戸建てで8年間暮らしてきた僕の経験をもとに、家を借りる前や購入する前に確認したいことを紹介します。
1.塩害の程度を確認せずに家を決める
海の近くの家で、最初に気になるのが塩害だと思います。
潮風の影響を受ける場所では、家の金属部分や室外機、給湯器、自転車、車などに錆が出る可能性があります。
ただし、海から近い家がすべて同じように錆びるわけではありません。
僕の自宅は海から2km弱離れた少し内陸側にあります。8年間暮らしていますが、外壁・室外機・給湯器・車に目立った塩害は出ていません。
自転車なども雨に濡れにくい場所へ置き、潮風や雨ざらしを避けています。
同じ地域でも、海との間に建物があるか、潮風が直接当たるかによって違いが出ます。
住宅を検討するときは、物件だけでなく、周辺住宅の次の部分も見ておくと判断しやすくなります。
- エアコンの室外機
- 給湯器や配管
- 門扉やフェンス
- 雨どいや金属製の外壁
- 屋外に置かれた自転車や車
「海まで何分か」だけではなく、周辺の金属部分にどの程度錆が出ているかを自分の目で確認することが大切です。
2.湿気や洗濯物の乾きにくさを考えていない
一宮町へ移住して最初に気づいたのが、横浜で暮らしていた頃とは違う湿気でした。
特に、もやが出ている日や風が強い日は、洗濯物を外へ干しても乾きにくいことがあります。
以前は、洗濯物が乾かない日にコインランドリーの乾燥機を利用していました。
現在は自宅に衣類乾燥機があるため、外干しできない日でも大きく困ることはありません。
しかし、乾燥機がなければ、天候を見ながら洗濯するか、コインランドリーへ行く手間が増えていたと思います。
家を選ぶときは、日当たりだけでなく、風通しや室内干しの場所も確認しておいた方が安心です。
- 洗濯物を室内に干せるか
- 衣類乾燥機を設置できるか
- 浴室乾燥機が付いているか
- 押し入れやクローゼットに湿気がこもらないか
- 窓を開けたときに風が抜けるか
海の近くの家では、外干しできない日を前提に洗濯環境を考えておくと、住み始めてからの負担を減らせます。
3.台風や強風の影響を軽く考える
海の近くでは、台風や強風への備えも欠かせません。
僕の自宅周辺は風が抜けやすく、台風の夜は風の音も強くなります。正直なところ、建物への影響が怖くなることもあります。
これまで自宅に大きな被害はありませんが、近所では外壁や屋根の一部が飛ばされた家もありました。
庭に置いてある物や物干しざおなども、強風時にはそのままにできません。
台風が近づく前に、飛ばされそうな物を屋内へ移動し、家の周囲を確認しています。
住宅を内見するときは、晴れた日の見た目だけでなく、次の点も確認しておく必要があります。
- 雨戸やシャッターの有無
- 屋根や外壁の状態
- 庭やベランダに置く物の収納場所
- 周囲に倒れそうな木や飛来物がないか
- 強風時に車を安全に置けるか
海の近くの家を選ぶなら、台風が来たときに何を片づけ、どこを守るのかまで想像しておくことが重要です。
4.津波・洪水・停電のリスクをまとめて確認していない
海の近くで家を選ぶなら、津波だけでなく、洪水や停電についても確認しておく必要があります。
僕は2011年、いすみ市で暮らしていたときに東日本大震災を経験し、津波を警戒して近くの公民館へ避難しました。
現在の自宅に浸水被害はありませんが、周辺地域では大雨によって河川が氾濫したことがあります。
自宅から海が少し離れていても、近くに川がある場合は別の水害リスクが生じます。
海までの距離だけを見て「ここなら安全」と判断するのは早いと思います。
また、台風などによる停電は、僕の生活では年に1回程度発生する感覚です。これまで最も長かったときは、復旧まで約2時間半かかりました。
夏の停電だったため、特に困ったのが暑さです。そのときは、ポータブル電源につないだ扇風機を使いました。

家を決める前には、次の情報をそれぞれ確認しておく必要があります。
- 津波浸水想定区域
- 洪水浸水想定区域
- 指定避難所と避難経路
- 自宅から避難場所までの移動時間
- 停電したときに使える照明や電源
- 家族が別々の場所にいる場合の連絡方法
海の近くの家では、津波だけに目を向けず、河川の氾濫や停電まで含めて備えることが大切です。
5.電車の運休や長時間通勤を想定していない
一宮町から東京方面への電車通勤はできますが、毎日必ず同じ時間に移動できるとは限りません。
僕の通勤時間は片道2時間弱です。
普段は普通列車や快速、特急わかしおを利用していますが、大雨や強風、倒木などで外房線が止まることがあります。

過去には、普段使っている区間を利用できない状態が長引き、県外の実家で一時的に過ごしたこともありました。
電車が止まると、別の路線へ簡単に乗り換えられない点は、都市部との大きな違いです。
住宅を探すときは、最寄り駅までの距離だけでなく、次のことも確認した方がよいでしょう。
- 実際の出勤時間帯に乗った場合の所要時間
- 普通列車・快速・特急の本数
- 終電の時間
- 運休したときに使える別の交通手段
- 職場近くや県外で一時的に過ごせる場所
- 在宅勤務へ切り替えられるか
普段の通勤ができるかだけでなく、電車が止まった日をどう乗り切るかまで考えておく必要があります。
6.大型病院までの距離を確認していない
一宮町周辺には診療所やクリニックがありますが、大型病院へ行く場合は移動に時間がかかります。
普段の診察では大きな不便を感じなくても、家族の体調が急に悪くなったときには、この距離が気になります。
僕も実際に、緊急時の移動で不便を感じたことがありました。
特に子育て世帯では、現在の通院先だけでなく、夜間や休日に診てもらえる病院まで確認しておいた方が安心です。
住宅を決める前に、次の医療機関までの経路を調べておきましょう。
- 普段利用する内科や小児科
- 夜間・休日に受診できる医療機関
- 救急対応が可能な病院
- 家族が通っている専門科
- 車を使えない場合の移動方法
地図上の距離だけでは、道路の混雑や夜間の移動時間までは分かりません。
可能であれば、実際に車で走り、どのくらい時間がかかるか確かめておくと安心です。
家の価格や海までの近さだけでなく、家族が急病になったときの移動まで想像しておくことが大切です。
7.虫や生き物の多さを想定していない
海の近くというより、自然の多い地域では、虫や野鳥との距離が一気に近くなります。
窓を開けていると、クモや小さな虫が家の中へ入ってくることがあります。
自宅周辺ではツバメが巣を作ったり、アシナガバチが巣を作ろうとしたりすることもありました。
現在は、小さなアリが家の中へ入ってくることに悩んでいます。
都会で暮らしていた頃より、虫を身近に感じる場面は確実に増えました。
自然のなかで暮らせることは一宮町の魅力ですが、虫が極端に苦手な方にとっては、移住後のストレスになる可能性があります。
住宅を確認するときは、室内を見るだけでなく、家の周囲も歩いてみましょう。
- 軒下にハチの巣がないか
- 窓や網戸に隙間がないか
- 家の周囲に草木が密集していないか
- 玄関や配管付近に虫の侵入口がないか
- 定期的に草刈りや庭の手入れができるか
虫を完全に防ぐことは難しいため、網戸の補修や侵入口の対策、庭の手入れを続ける必要があります。
海や自然の近くで暮らしたい方は、景色の良さだけでなく、虫との距離も近くなることを想定しておいた方がよいでしょう。
8.観光シーズンの騒音や道路の混雑を確認していない
一宮町には、年間を通して多くのサーファーや観光客が訪れます。
海へ行きやすく、地域に活気があることは魅力です。
一方で、夏や連休など人が増える時期には、普段とは周辺の様子が変わります。
僕の生活圏では、民泊を利用する方の話し声や音楽が気になったこともあります。
もちろん、すべての民泊や利用者に問題があるわけではありません。
しかし、平日は静かな場所でも、週末や連休になると人や車が増える地域があります。
住宅を検討するときは、一度の内見だけで決めず、次の時間帯にも周辺を確認することをおすすめします。
- 平日の朝と夜
- 土曜日や日曜日
- 夏休みや連休
- サーフィン大会や地域イベントの開催日
- 観光客が増える夕方から夜
物件そのものが気に入っても、周辺の騒音や道路状況が生活に合わなければ、住み始めてから後悔する原因になります。
静かな環境を重視する方は、平日だけでなく、週末や観光シーズンの様子まで確認してから決めることが大切です。
ここまで8つの注意点を紹介しましたが、僕は海の近くでの暮らしそのものを否定しているわけではありません。
不便な点を理解したうえで場所を選び、必要な備えをすれば、海の近くでも無理なく暮らせます。
僕が海の近くの家で後悔しないために行ったこと
僕は一宮町へ移住して、すぐに家を建てたわけではありません。
最初の約2年間はアパートで暮らし、通勤や買い物、病院、地域の雰囲気などを確認してから、現在の家を建てました。
結果的に、この2年間があったことで、海への近さだけに気を取られず、家族の生活に合う場所を選べたと思います。
最初の約2年間はアパートで暮らした
一宮町で最初に住んだのは、駐車場付きの2DKアパートです。
当時の家賃は月額4万5,000円でした。
実際に暮らしてみると、地図を見ているだけでは分からないことが見えてきます。
- 東京方面へ通勤できるか
- 普段の買い物に困らないか
- 子どもの通学や送迎ができるか
- 雨や風が強い日にどのような影響があるか
- 週末に道路や海周辺がどの程度混雑するか
- 地域の方と無理なく付き合えるか
僕の場合、約2年間暮らしたことで「この地域なら家族で生活を続けられる」と判断できました。
家族が増えてアパートでは手狭になったことをきっかけに、庭付きの戸建てを建てることにしました。
移住先の暮らしに不安があるなら、いきなり住宅を購入せず、一度賃貸で暮らしてみる方法もあります。
海・駅・学校までの距離を確認した
現在の家を建てる土地を選ぶときは、海への近さだけで決めませんでした。
僕が特に確認したのは、次の4つです。
- 海までの距離
- 駅までの距離
- 学校までの距離
- 土地の広さ
海までは車で約5分なので、週1〜2回サーフィンへ行きやすい環境です。
一方で、海岸沿いではなく少し内陸側にあるため、現在まで家や車に目立った塩害は出ていません。
東京方面へ通勤している僕にとっては、駅まで無理なく移動できることも欠かせない条件でした。
学校までの距離は、子どもが成長したあとの通学を考えるうえで重要です。
土地の広さについても、建物だけでなく、庭や駐車スペース、屋外シャワー、サーフボードの保管場所まで考えて決めました。
家族全員の生活を考えると、海までの距離だけでなく、駅・学校・土地の広さとのバランスが大切です。
上下水道・浄化槽・ガスの種類を確認した
都市部から地方へ移住すると、住宅設備の仕組みが以前の住まいと異なる場合があります。
同じ市町村内でも、上水道ではなく井戸水、下水道ではなく浄化槽、都市ガスではなくプロパンガスを使用する地域があります。
僕の自宅は、次の設備です。
| 確認項目 | 現在の自宅 |
|---|---|
| 水道 | 上水道 |
| 排水 | 浄化槽 |
| ガス | 都市ガス |
現在まで、この組み合わせで大きな不便や想定外の負担を感じたことはありません。
ただし、浄化槽には点検や清掃が必要です。プロパンガスを使用する住宅では、契約先や料金も確認しておいた方がよいでしょう。
物件情報に「水道」「排水」「ガス」と書かれていても、具体的な種類まで確認することが大切です。
家だけでなく周辺環境も確認した
住宅を内見すると、建物の間取りや設備に目が向きやすくなります。
しかし、住み始めてから変更しにくいのは、家の外にある環境です。
- 前面道路の広さ
- 雨が降ったときの水の流れ
- 周辺住宅との距離
- 車の出入りのしやすさ
- 街灯の有無と夜間の明るさ
- 近隣の空き地や民泊施設
- 避難場所までの経路
こうした点は、晴れた昼間に一度訪れただけでは判断できません。
朝・夜・休日・雨の日など、条件を変えて周辺を見ると、暮らし始めてからの違和感を減らせます。
家の間取りは変えられても、通勤時間や周辺道路、災害リスクは簡単には変えられません。
海の近くの家を契約・購入する前の最終チェックリスト
海の近くの家で後悔しないためには、建物のきれいさや海までの距離だけで判断しないことが大切です。
気になる物件が見つかったら、契約や購入を決める前に次の項目を確認してみてください。
- 津波・洪水・土砂災害の想定区域を確認した
- 自宅から避難場所までの経路を実際に歩いた
- 平日と休日の道路状況を確認した
- 朝・昼・夜の周辺環境を確認した
- 雨や風が強い日の状況を確認した
- 周辺住宅の室外機や金属部分に出ている錆を見た
- 駅・学校・スーパー・病院まで実際に移動した
- 電車が止まった場合の移動方法を考えた
- 車を所有・維持できるか確認した
- 室内干しや衣類乾燥機を使える環境がある
- 水道・排水・ガスの種類を確認した
- 家族全員がその地域での生活を想像できている
すべての条件が理想どおりの家を見つけるのは難しいと思います。
大切なのは、自分や家族にとって譲れない条件と、工夫すれば対応できる不便を分けることです。
僕の場合は、東京方面へ通勤できること、駅や学校に無理なく移動できること、庭付きの家を建てられる広さを重視しました。
湿気や虫、台風への備えは必要ですが、乾燥機や防災用品を用意することで対応しています。
一方で、通勤時間や大型病院までの距離、土地そのものの災害リスクは、住み始めてから簡単に変えられません。
自分で対策できる不便と、住む場所を変えなければ解決できない問題を分けて考えることが、後悔を減らすポイントです。
海の近くの家で後悔しないためのよくある質問
まとめ|海の近くの家で後悔しないために生活環境まで確認しよう
僕は一宮町へ移住して10年、現在の戸建てで8年間暮らしています。
湿気で洗濯物が乾きにくい日や、台風の強風、停電、電車の運休など、海の近くへ移住してから不便を感じたことはあります。
虫が家へ入ってきたり、観光シーズンに道路が混雑したりすることも、都市部とは違う部分です。
それでも僕は、海の近くに家を建てたことを後悔していません。
海まで車で約5分の場所で暮らし、週1〜2回サーフィンへ行けるようになりました。
家族で暮らせる庭付きの家を持ち、子どもたちを自然のなかで遊ばせられる環境も、僕にとって大きな魅力です。
振り返って特に重要だったのは、塩害や災害だけでなく、通勤・病院・学校など、毎日の生活まで確認したことです。
平日と休日、晴れた日と雨の日では、同じ地域でも見え方が変わります。できれば条件を変えて何度か訪れ、家族全員が無理なく暮らせるか確かめてください。
僕が後悔していない理由のひとつは、家を建てる前に、その地域での実際の暮らしを確認できたことです。
海の近くの家で後悔する原因は、海そのものよりも、そこで続いていく毎日の生活を十分に確認しないことにあると思います。
海が好きという気持ちは、移住や住宅購入を考える大切なきっかけになります。
ただし、家族の生活や将来まで考えるなら、晴れた日の海だけでなく、大雨の日や電車が止まった日、家族が体調を崩したときまで想像しておくことが必要です。
不便も含めて納得できる場所を選ぶこと。それが、海の近くの家を後悔しないために、僕がいちばん伝えたいことです。


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